福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉

プロフィール

武捨 和貴 特定非営利活動法人リベルテ代表理事/リベルテゲームの会副代表

1982年、長野県生まれ。

社会福祉法人かりがね福祉会「風の工房」に8年間勤務したのち、2013年に特定非営利活動法人リベルテを設立。現在は、就労継続支援B型と生活介護の多機能型事業所として、町中のアトリエをテーマにした「スタジオライト」と、食堂と公園をテーマにした「1の人100の言葉1000の時間」、さらに特定相談支援事業所「路地」を開設。これら3つの事業を、徒歩5分圏内に4拠点で運営している。

利用を希望する方や見学者、新任スタッフは、各施設を歩いて巡ることでリベルテの全体像に触れられると同時に、地域の町並みや生活風土、人と人との関係性にも触れることができる。

文化事業では、福祉施設と地域の境界を曖昧にする取り組み「路地の開き」を開始。2021年度は「公園づくり」、2022年度は仮装して街中を歩きながらドライフラワーを配る「パレード」、2023年度はメンバーの視点から街を読み返す「街歩き」を実施。2024年度には福祉施設を災害・有事における「避難所」と見立て、合宿形式で「避難訓練」を行った。これら一連の文化事業は、2022年度から2024年度にかけて信州アーツカウンシルの伴走支援を受けている。

2025年度は「障害のある人の生涯学習」をテーマに、LEARN by Creation NAGANO実行委員会と共催で事業を展開。「同心円状に関わり合う出会いと発見」を“学び”ととらえ、祭りと防災を掛け合わせた企画を進行中。

現在は上田市在住。妻と子ども、猫とともに3人と1匹で暮らしている。

【写真】胸の前で両手を握り、インタビューに答えるむしゃさん

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