生きること、つくること、個と個で一緒にできること。さまざまな人のおすすめの一冊をお届けします。
イリナ・グリゴレ
人と関わり、その関わりから自らの存在を確かめ直す。彼女が生き延びるなかで抱いたその実感や、心の襞が丁寧に綴られていて、人間の尊厳とは何か、をじわりと問いかける。そんな読後だった。
竹端寛 さん兵庫県立大学環境人間学部准教授
多和田 葉子 著
言語は地球にちりばめられ、その人々の頭の中に息づいています。誰かと出会い語らうことで、自分のうまれた国についてや文化について話すのはとても楽しいことです
南雲麻衣 さんダンサー・パフォーマー・アーティスト
フェラン・アドリア、ジュリ・ソレル、アルベルト・アドリア(著)
人生のレシピに正解はない!
福本理恵 さん株式会社 SPACE 代表取締役 最高情熱責任者 (CEO)
坂本いづみ、茨木尚子、竹端寛、二木 泉、市川ヴィヴェカ(著)
今悩んでいる対人援助職はもちろん、ケアする立場にいる人全員にぜひ読んでほしい。そして、今抑圧構造の中で生きている人たちと連帯していきたい。
野口晃菜 さんインクルージョン研究者
渡邉 琢(著)
この「痛み」は、決して「介助者」という立場に限られたものではなく、共生社会を生きる私たち一人ひとりの「痛み」でもあるはずだ。
長津結一郎 さん九州大学大学院芸術工学研究院助教
クリス・クラッチャー(著)、 金原 瑞人 (翻訳)、西田 登(翻訳)
痛快! 最後まで一気に読んでしまう青春小説。とにかく読んでみて。
西村佳哲 さんリビングワールド代表/プランニング・ディレクター
上野千鶴子(著)
自分自身や大切なひとに介護が必要となったとき、どうしたいのか、どうして欲しいのか一緒に考えるきっかけになる一冊です。
秋本可愛 さん株式会社Blanket 代表取締役
大西暢夫(著)
鉄格子に象徴される「障壁」は、今も変わらず、彼らと社会の間に立ちはだかっていると感じています。
新澤克憲 さん就労継続支援B型事業所ハーモニー施設長
ヴィクトール・E・フランクル (著)、 河原理子(解説)、霜山徳爾 (翻訳)
私にとっての「キュレーター」像は本書で語られるように人々の生きる意味に寄り添い、その意味の世話ができるような存在です。
青木 彬 さんインディペンデント・キュレーター
さくらももこ(著)
その世界での「当たり前」を知らないからこそ、予想外のドラマが生まれる。コジコジが教えてくれたことです!
多田智美 さん編集者/株式会社MUESUM代表/株式会社どく社共同代表
斎藤環、與那覇潤(著)
本を読み終える頃には、「心を病んだらいけないの?」という疑問に少し自信をもって答えることができるようになるはず。
孫 大輔 さん医師
又村あおい(著)
どこかで聞いたことがある言葉たちを整理したり、ふと立ち止まったりしたときに役立つ一冊です!
大政愛 さん社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 学芸員