プロフィール
宮田尚幸 風と地と木 合同会社 代表 / デザイナー
プロダクトデザイナーとして、文具雑貨、服飾小物の開発デザインに携わり、2019年に尚工藝として独立。2022年にデザイン・プロデュース会社、風と地と木 合同会社を設立。北欧デンマークでの生活から見えてきた「Design for Care」をコンセプトに、道具・環境・コミュニケーションの視点から心理的安全性の探究とデザインを行う。
20代後半からイギリスへの語学留学をきっかけに、22カ国を旅し様々な価値観に触れることで得た経験と、デンマークという国との出会いによって、自分らしさの創出の重要性に気がつく。2018年に1年間デンマークへ渡り、フォルケホイスコーレの中でも、障害福祉に特化したエグモントホイスコーレンに留学。社会福祉の視点に初めて触れたことで、今後は社会福祉のフィールドでモノづくりやデザインの技能をつかい貢献できないかと考えている。
風と地と木 合同会社では、ロゴやグラフィック、プロダクトデザインのデザイン事業の他に、3つの事業を進める。
・デンマークで生まれた美しい杖ブランドVilhelm Hertz (ヴィルヘルム・ハーツ)の日本窓口と製造販売の事業
・デンマークの建築家集団がデザインする木造モジュラー式建築Njordrum Care(ニョードルム・ケア)の日本窓口の事業
・ダイアローグワークショップを通したコミュニケーションデザイン事業。社会活動としてダイアローグカフェhuset(フーセット)主催
新鮮な風を取り入れるように新しいアイデアや動きに取り組むこと、次世代に続く良い土壌をつくるため、地を耕すようにダイアローグを重ね、理解を深めること、木を育むように、長い年月をかけて個々の可能性を引き出すことを念頭に、風と地と木という社名に。横断的にさまざまな領域の方との協働を大切に活動している。2022年GOOD DESIGN AWARD 金賞受賞、2024年German Design Award Winner受賞(Excellent Product Design - Medical, Rehabilitation and Health Care 部門)
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