
あらゆるものが、はやすぎる|エッセイ連載 あらゆるものが、はやすぎる
ああ、どれもこれも、はやすぎる。
電車移動で歩く人たちの速さ、仕事で即レスがよしとされる文化、ともだちに「何食べたい」と聞かれてから、答えるまでの想定された時間、お店でお会計をするときに求められるテンポとスムーズさへのプレッシャー、「あなたはどちら側なの?」と突然敵か味方か迫られる瞬間、SNSで流れてくる情報の数々。
自分のペースが遅いのだろうか? いや自分にとっては標準なペースだ、ついていくのが苦労ストレス疲労怒りだ。みんなはその速度が標準なの? それぞれ「はやすぎる」と感じているものってないの? 「あらゆるものが、はやすぎる」をテーマにさまざまな方にエッセイを寄稿いただく連載です。(こここ編集部 垣花つや子)
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