2023年11月 、マガジンハウス『anan』『POPEYE』『こここ』編集部が、展覧会「ケアするしごと展 by マガジンハウス」を開催しました。全国さまざまな介護・高齢者ケアの現場の取材記事を展覧会として紹介するイベントです。
はじまりは、「介護の日」でもある2023年11月11日より2日間にわたり、渋谷スクランブルスクエア(東京都・渋谷区)で開催。その後、11月14日~30日まで、BONUS TRACK(東京都・世田谷区)にて巡回展として展開しました。
ケアするしごとは、何歳になっても「自分らしく生きたい!」と願う人の生活を支える、クリエイティブな職業です。渋谷会場でも下北沢会場でも、たくさんの方が来場されてそれぞれが感じる介護の仕事の魅力や、高齢の方との関わりについて声を寄せてくださいました。
簡単ではありますが、展覧会の様子をフォトレポートとしてお届けします!
本展/渋谷スクランブルスクエア(2023年11月11日〜12日)
「anan FES」のサテライト企画として、渋谷駅直結の人気スポット「渋谷スクランブルスクエア」のファッションフロアでポップアップ開催。記事パネルの展示や、スペシャルブック配布のほか、 「VR認知症」(株式会社シルバーウッド)体験コーナーも大人気でした。
「何歳になっても、 どこで暮らしていても、 誰と一緒でも独りでも、どんな状況にあっても、 自分らしく生きたい! 」
そう願う人の生活を支える、 クリエイティブな職業があります。それが「ケアするしごと」です。「 介護」や「福祉」と呼ばれることもあります。
一人ひとりが持つ、 異なる心身、 環境、 歴史、 調子をよ〜く観察し、知恵と工夫を総動員してケアをする人々は、 さながら研究者のようであり、職人のようでもあり、 ときには芸術家のようでもあります。
え? そんなイメージはない? 大変そう? 本当にそうでしょうか。では一緒に「ケアするしごと」の世界をのぞいてみませんか。
この「ケアするしごと展」では、 マガジンハウス『anan』『POPEYE』『こここ』編集部が、全国さまざまな介護・高齢者ケアに関わる仕事場(施設・事業)と働く人を取材した記事を紹介する展覧会です。
本当はもっともっと紹介したかったのですが、 今回は9つの場所に絞ってご紹介します。ケアするしごとは、 “ 自分らしく生きる” を支えるしごと。 誰しもに関わる創造的な職業です。
この魅力をぜひ知っていただけたら幸いです。 では、 たっぷりとご覧ください!
(展覧会コンセプト文より)
巡回展/BONUS TRACK(2023年11月14日~30日)
下北沢に誕生したまちの拠点「BONUS TRACK」の「ケアリングノベンバー(介護月間)」と連動し、屋外で開催しました。ふらっと散歩にきた人が立ち止まってみていくような、渋谷ともまた違った時間の流れる展示となりました。
展示された記事はウェブでもご覧いただけます!
- こここ「“自分らしく生きる”を支えるしごと ー介護の世界をたずねてー 」
- anan web「介護の現場でかなえる、私らしい働き方」
- POPEYE web「福祉の現場を知りたくて。」
ケアするしごと展 by マガジンハウス
〈展示制作〉
- 主催:株式会社マガジンハウス
- 企画統括:中田一会(こここ編集部)
- グラフィックデザイン:武田昌也
- 空間デザイン・運営(本展):株式会社ライツアパートメント
- 空間デザイン・運営(巡回展):BONUS TRACK/株式会社散歩社
- 会場撮影:加藤甫
〈記事制作〉
- 編集:大島佳子、垣花つや子(こここ編集部)、川村庸子、長居 広(anan編集部)
- 撮影:小笠原真紀、川島彩水、木村文平、伊達直人、土佐麻理子、中川 淳、新田紗也佳(ALBUS)、阪本 勇、村上未知
- 執筆:あかしゆか、飯田ネオ、小野 民、佐藤恵美、鈴木恵美、吉田千春
〈取材協力〉
- 秋本可愛(株式会社Blanket)、石神洋一(NPO法人たかつき)、大熊 充(株式会社うきはの宝)、大竹ひかり(社会福祉法人正吉福祉会)、加藤忠相(株式会社あおいけあ)、鹿角実花(株式会社でぃぐにてぃ)、加茂航平(社会福祉法人福祉楽団)、川邊祐詩(株式会社ぐるんとびー)、坂本みずき(株式会社ゆず)、麓慎一郎(株式会社シルバーウッド)、麓 玲子(株式会社シルバーウッド)、松木綾香(株式会社ゆず)、光吉由真(株式会社ゆず)
- ※本展は、厚生労働省補助事業 令和5年度介護のしごと魅力発信等事業(情報発信事業)の一環として開催しました