横道誠 京都府立大学文学部 准教授

1979年大阪市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科研究指導認定退学。文学博士（京都大学）。専門は文学・当事者研究。本来はドイツ文学者だが、40歳で自閉スペクトラム症と注意欠如・多動症を診断されて以来、発達障害の当事者仲間との交流や自助グループの運営にも力を入れ、その諸経験を当事者批評という新しい学術的・創作的ジャンルに活用しようと模索している。著書に『みんな水の中』（医学書院）、『唯が行く！——当事者研究とオープンダイアローグ奮闘記』（金剛出版）、『村上春樹研究——サンプリング、翻訳、アダプテーション、批評、研究の世界文学』（文学通信）、『海球小説——次世代の発達障害論』（ミネルヴァ書房）など。編著に『みんなの宗教2世問題』（晶文社）など。