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〈ソーシャルグッドロースターズ〉が四季を楽しむ限定ブレンドコーヒーの販売をスタート
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そーしゃるぐっどろーすたーずてんないのようす。グレーともくちょうのインテリアをベースにしたシックなふんいき。
グレーと木を基調にしたシックでスタイリッシュな、ソーシャルグッドロースターズ 千代田焙煎所内。コーヒースタンドも併設されていて、焙煎したてのコーヒーを飲むこともできます

出会いと別れの季節を味わう。「HARU BLEND」の販売がスタート!

障害のある人がバリスタや焙煎士として活躍するコーヒーの焙煎所〈ソーシャルグッドロースターズ 千代田〉(東京都千代田区)が、新たな定番商品として、季節とともに切り替わる4種類のブレンドコーヒーの製造・販売を開始しました。3月中旬から5月中旬まで販売するのは、はじまりを予感させる季節、春をテーマにした「HARU BLEND」です。

「HARU BLEND」は、エチオピア・ナチュラルの個性を引き立てることで実現した、はちみつレモンのような甘味と酸味が特徴。甘酸っぱい春の出会いや別れを表現しています。香りの華やかさと軽やかな口あたりも、春の雰囲気と調和します。

ソーシャルグッドロースターズのコーヒーは、すべて“ブレンド”という手法にこだわってつくられています。複数の豆を組み合わせ、豆固有の個性を引き出すことで多様な味づくりを可能にするブレンド。多様な個性を活かし合い、ひとつのチームとして機能するという世界観は、まさにソーシャルグッドロースターズの価値観の根底に通じるものです。今後、季節ごとに「NATSU BLEND」「AKI BLEND」「FUYU BLEND」を販売する予定です。

さくらやとりなどをおもわせるデザインのはるブレンドコーヒーのパッケージ。
開いた窓から舞い込む花びらを想起させる「HARU BLEND」のパッケージ。季節ごとに、ブレンドの内容、パッケージデザインも変化します

人の手だからこそ生み出せる、丁寧なコーヒーづくり

ソーシャルグッドロースターズは、老舗の喫茶店やカフェが軒を連ねる、東京都千代田区・神保町エリアの片隅にあります。2018年に、障害のある人がバリスタや焙煎士として活躍する「就労継続支援B型事業所」としてオープンしました。一杯のコーヒーを通じて、人と人が互いに違いを認め合い対等に生きていくことの価値を社会へ-「Leave No One Behind(誰一人、取り残さない)」という理念を掲げて運営されています。

焙煎に使用する豆は、割れや欠けなどがないか手作業で一粒一粒チェック。仕上げとなる焙煎には、最高峰の焙煎機を用い、Qグレーダーという国際資格を持った職人が焙煎豆をチェックするなど、大勢のスタッフが生産に携わり、品質向上・維持のために手間をかけ、丁寧な味づくりを大事にしています。

目指すのは、一杯のコーヒーから良いことが循環する社会

ソーシャルグッドロースターズを運営するのは、利益のみを追求しない非営利法人です。コーヒーの原料となる生豆は、フェアトレードの考えのもと、すべて信頼できる生産者コミュニティから購入しています。また、経費を除いた利益の全ては、ソーシャルグッドロースターズで働く人の給与として支払われます。

おいしいコーヒーを味わうことで、よりよい社会を目指す活動に関わる。そんな循環の輪に、参加してみてはいかがでしょうか。

ハンドドリップでコーヒーをいれているようす。
焙煎所に併設されたコーヒースタンドでは、一杯ずつハンドドリップで丁寧に抽出されたコーヒーをいただくことができます