ニュース&トピックス
性の困りごとを解決できる安心を。若者が無償利用できる〈ユースクリニック〉の寄付サイトを〈ソウレッジ〉がオープン
サービス紹介
- トップ
- ニュース&トピックス
- 性の困りごとを解決できる安心を。若者が無償利用できる〈ユースクリニック〉の寄付サイトを〈ソウレッジ〉がオープン

若者が抱える「性の困りごと」に寄り添う〈ユースクリニック〉の寄附サイトがオープン
若者の性や妊娠にまつわる分野の課題解決に取り組む〈一般社団法人ソウレッジ〉は、若者専門の無償のクリニック〈ユースクリニック〉を応援する寄付サイトをオープンしました。
性にまつわる知識に誰でもアクセスしやすくなった現代においても、予期せぬ妊娠は約9万件にのぼります(2021年時点)。19歳以下の妊婦である「若年層妊婦」のうち、中絶を選んだのは62%(※)です。

「経済的な理由で避妊薬の購入が難しい」「避妊に失敗したときにどこに相談すればいいかわからない」といった課題を解決するために、〈ソウレッジ〉は〈ユースクリニック〉の資金集めを応援し、安定的な長期運営に貢献していきます。
※「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況(厚生労働省)」「令和元年度衛生行政報告例(厚生労働省)」より参照
経済的にも緊急避妊薬が手に入りづらい日本の現状
インターネットの普及により、性に関する情報は誰でも手軽に入手できるようになりました。しかし日本では、女性主体の避妊方法は、経済的負担が大きく、アクセスしやすい環境が整っているとは言い難い状況です。
例えば、コンドームの破損や男性側が避妊を行わなかった場合の対策として、緊急避妊薬(アフターピル)という手段があります。海外では約90カ国が、緊急避妊薬を薬局で安価に購入ができますが、日本では処方箋が必要で平均約15,000円となっており、学生には手が届きづらい価格になっています。また、性行為前の避妊手段として子宮内避妊具や経口避妊薬もありますが、欧米と比べるとその利用率が低い状態です。
緊急避妊薬を手に入れづらい現状を打破し、予期せぬ妊娠・中絶を減らすためにも、〈ソウレッジ〉は、若者専用クリニック〈ユースクリニック〉に着目しました。
〈ユースクリニック〉はスウェーデンが発祥で、学校の近くに設置され、若者が自身の心や体、性の悩みなどを無料で気軽に相談できる場です。日本では〈ユースクリニック〉が広がりはじめたばかりですが、スウェーデン同様に性にまつわる相談やカウンセリングをメインで行ってるところが大半です。
同法人は、〈ユースクリニック〉でカウンセリングだけでなく、避妊薬やコンドームを無償提供できれば、より効果的な支援につながると考え、今回の寄附サイトを開設しました。
〈ユースクリニックサポート基金〉でクリニックが避妊薬の無償提供できる地盤を構築
これまで〈ソウレッジ〉は、「妊娠にまつわる課題への根本解決を。」を掲げて、活動してきました。2022年に実施したクラウドファンディングでは約2000万円を集め、緊急避妊薬と性教育を約350人の若者に提供しました。
より効果的に多くの若者に支援を届けるため、今回の寄附サイト開設に合わせて〈ユースクリニックサポート基金〉の運営を開始しました。これまで同法人では、寄附者から資金を募り、避妊薬の無償提供を目指して病院への資金提供を行っていましたが、今回の基金では、寄附者が直接病院に寄附できる仕組みとなります。同法人は、病院が安定した資金を得られるよう伴走支援を行い、サポート体制を強化します。

現在、同基金では月1,000円・月2,000円・月3,000円のコースを設けて寄附者を募っています。〈ユースクリニック〉の普及や予期せぬ妊娠、若者の性に関する課題などに興味関心がある方は、ぜひ詳細を寄附サイトにてご覧ください。
Information
ユースクリニック応援サイト
ウェブサイト:ユースクリニック応援サイト
寄附形式:月1,000円・月2,000円・月3,000円
問い合わせ先:一般社団法人ソウレッジ問い合わせフォーム
Information
〈こここ〉公式LINE、友達募集中!
毎週水曜日に編集部おすすめの新着記事を厳選してお届けしています。
・新着記事を確認するのは大変!
・記事のおすすめはある?
・SNSでは、追いかけきれない!
・プッシュで通知がほしい!
という方におすすめです。
友達追加はこちらから!
