
たとえ答えが出なくとも|インディペンデントキュレーター・青木彬 “よりよく生きるための術”としてのアートをひらく
「アートは“よりよく生きるための術(すべ)”になると思うんです」と話すのは、インディペンデント・キュレーターの青木彬さん。青木さんは、全国各地の展覧会やアートプロジェクトの企画・運営を手がけながら、福祉に関連するさまざまな人や場所とも関わり、現在、社会福祉士(ソーシャルワーカー)の国家資格取得を目指して勉強をされています。
「よりよく生きること」とアートがつながるとはどういうことでしょうか。そもそも「アート」とは本質的にどのようなもので、「よりよく生きる」とはどんなことを指すのでしょうか。この連載では、アートプロジェクトの現場や日常の風景を起点に、答えの出ない状況や世界に向き合う青木さんが今考えていること・実践していることを綴ります。
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もし僕が経験した幻肢のように、環境と身体が相互に作用しているのだとしたら、まちの風景が変わることでそこに暮らす僕たちの身体や心もいつしか変わっていくのでしょうか。
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vol.022024.09.30いくつになっても文化的な生活を目指して
自分が年齢を重ねて出歩くのが難しくなった時、近所で参加できる高齢者プログラムが「ラジオ体操」と「カラオケ」だけだったら満足できるだろうか? 自分にとっての「文化」を考える。
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「庭に『とにかく生きよう』って描いてある……」そのとき、Fさんが言いました。
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