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これも人権?あれも人権?ワークショップを通して人権についてまなぶ「共生のレッスン」8月25日開催
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講座の実施内容が書かれたバナー画像
人権についての問いを深めるワークショップが〈神田ポートビル〉で開催されます

異なる人同士が共に生きていくために必要な視点をまなぶ講座

性別、年齢、国籍、障害の有無、体のつくりや考え方……様々なことが異なる、人と人とが共に生きていくために必要なものはなんでしょうか。やさしさ、思いやり、想像力などがあげられるかもしれません。そうした心の在り方の他に、私たちの助けになりそうな知識や視点。それが誰もが幸せに生きていく権利である「人権」です。

人権の視点やスキルを「人権リテラシー」と名付け、そもそも「人権」とは、そして私たちの生活とはどのように関わっているのかを学べるワークショップ「夏の、人権リテラシー講座2024@神田〈共生のレッスン〉」が2024年8月25日(日)に東京・神田の〈神田ポート〉で開催されます。『これからの社会を生きていくための人権リテラシー』の著者のひとりである、栗本敦子さんが講師を務め、体験型のゲームなどを通して、人権について学びます。

テーマは「社会の構造をよみとき、自分の立ち位置をふりかえる」

「夏の、人権リテラシー講座2024」は、2024年8月に都内2箇所で企画されているイベントです。8月7日(水)に東京・四ツ谷で行われた講座に続き、8月25日(日)に〈神田ポートビル〉にて開催されます。

今回のテーマは「社会の構造をよみとき、自分の立ち位置をふりかえる」。テーマを深めるために用意されているのは、「マジョリティ・マイノリティ」「特権とは」の2つのプログラムです。

講座の中では、「多数派・少数派体験ゲーム」や「運命のシュートゲーム」などのアクティビティを実施。社会でおかれた立場による経験やものの見方、感じ方の違いを体験しながら、人権について学びを深めます。

3から4名ずつひとつの机の周りに座り、話し合っている様子
8月7日に開催された講座の様子

講師・栗本敦子さんとテキスト『これからの社会を生きていくための人権リテラシー』

ワークショップの講師は、〈Facilitator’s LABO(えふらぼ)〉を主宰する、栗本敦子さん。ファシリテーターとして、行政・企業などの人権・ハラスメント研修や、市民講座の講師を務めています。

今回のワークショップは、栗本さんが、大阪公立大学工業高等専門学校で教えていた伏見裕子さん(現在は近畿大学講師)と共著した『これからの社会を生きていくための人権リテラシー』をテキストにしています。

本著は、「人権」にまつわる基礎的知識の解説に加えて、アクティビティやグループワーク、考察課題などが掲載された、手を動かしながら学ぶことができるワークブックです。人権について学ぶ教材や研修のテキストとしても活用されています。

なお、今回のワークショップはテキストを持っていなくても参加が可能です。また、書籍は当日会場でも購入することができます。

 

テキストとミニ冊子がテーブルの上に並べられた写真
テキストとなる『これからの社会を生きていくための人権リテラシー』(左)。会場で購入すると、特典としてミニ冊子(右)のプレゼントがあります

会場となる〈神田ポートビル〉は〈こここ〉の1周年イベントや、〈こここ〉がプログラムコーディネートで参加したイベント「なんだかんだ」の会場ともなった場所です。

ぜひ〈神田ポートビル〉へ足を運び、手や身体を動かしながら、人権について楽しく学びを深めてみませんか。

イベント情報が書かれたチラシの画像