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オンラインで学べる「アートプロジェクトの担い手のための手話講座」が参加者募集中
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こうしと、つうやくし、コーディネーターの3にん。みぎこうほうには、おんらいんでさんかするひとたちがうつったがめんがある
アートプロジェクトの現場で使える実践的な手話を学べる講座です

アートプロジェクトのコミュニケーションとアクセシビリティについて視野を広げる

〈公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京〉が主催する「Tokyo Art Research Lab(TARL)」で、「手話と出会う〜アートプロジェクトの担い手のための手話講座〜基礎編」と「手話をつかう〜アートプロジェクトの担い手のための手話講座〜アドバンス編」の参加者を募集しています。 

まちなかや生活空間を舞台に、多様な人々と協働して行われるアートプロジェクト。「TARL」では、そんなプロジェクトの担い手のための学びのプログラムを提供しています。そのうちのひとつ、「アートプロジェクトの担い手のための手話講座」では、コミュニケーション手段のひとつである「手話」について学ぶことで、プロジェクトの現場を豊かにすることを目指します。

2020年度に基礎編が初めて開催された際には、手話を使った鑑賞プログラムの開発をする人、ろう児と取り組むワークショップ企画をしている人、ろう者と手話で美術の話がしてみたいと考えている人、美術館やアートプロジェクトの現場で新たな取り組みを始めたいと考える人などが参加しました。

本講座では、まず手話の基礎からはじまり、アートプロジェクトの現場で活用できる表現までを学習します。 さらには、アートプロジェクトにおけるコミュニケーションやアクセシビリティについて視野を広げる機会も得られます。 

いつでも視聴できる「映像プログラム」と、オンライン上で手話を実践する 「ミートアップ」

「手話と出会う〜アートプロジェクトの担い手のための手話講座〜基礎編」は、視覚身体言語「手話」の基礎を学び、体感するのみならず、ろう文化やろう者とのコミュニケーションについて考えるプログラムです。無料動画を視聴する「映像プログラム」と、オンライン上で対面して手話を行う「ミートアップ」を通して、手話の基礎から実践までを学び、体験します。

こうしのかわいさんが、ホワイトボードのまえでしゅわをしている
俳優で手話・身体表現ワークショップ講師の河合祐三子さんが講師を務める

基礎編の映像プログラムでは、「手話の基本表現について」「自分のことを伝えてみる」「仕事のことを伝えてみる」、そして指示対象の形状や大きさなどの特徴を表す「CL表現」の4つのカリキュラムから構成されています。手話の基本表現から、「チケット窓口、受付、プロジェクトの説明」で使える表現まで、プロジェクトの現場での実践を意識した内容が配信されます。

各カリキュラムには、4つの映像が用意されています。例えば、「手話の基本表現について」の内容は以下の通りです。

1.見ることに慣れよう
・見たままに表現する・自己紹介・挨拶

2.手の動きに慣れよう
・数字の表現・時間の表現

3.度合いに慣れよう
・強弱の表現・味覚の表現

4.まとめ:ろう文化を知る
・ろう者と聴者の時間感覚

映像は、いつでも、どこからでも無料で視聴可能。各プログラムとも 5〜10分程度なので、ちょっとした隙間時間にも閲覧できます。

また、視聴した方を対象に、有料(各回1000円資料費込み)の「ミートアップ」も開催しています。映像の内容を復習しながら、講師や参加者とオンラインで対面し、手話を実践します。

オンラインのがめんにむかってしゅわをする、こうしのかわいさん
学んだ手話を実践できる、ミートアッププログラム。基礎編は初心者も大歓迎です

ロールプレイングで手話での対話を練習するアドバンス編

また、本年度からは、手話中級者レベル(自己紹介、挨拶、仕事について会話ができるレベル)の方を対象に、実践の場で活かすことを目的とした「アドバンス編」も開講。

アートプロジェクトの現場でよく交わされる会話をもとに、ロールプレイングで手話での対話を練習するほか、実際にろう者をゲストに迎え、コミュニケーションのポイントを体感しながら学べます。いずれもオンラインで開講されるので、どこにお住まいの方でも参加可能です。

がめんのなかのひとと、コミュニケーションをとる、こうしのかわいさん
ろうゲストとの会話を体験することができるアドバンス編。実践の場で活かすことを目的とした講座です

手話を学ぶ上で大切とされる「目で見て覚える」学びの環境づくりにも配慮された本講座。ろう者とのコミュニケーションや、アートプロジェクトにおけるアクセシビリティの向上に興味がある方は、この機会に参加してみてはいかがでしょうか。

(撮影:齋藤彰英)