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運転免許返納後に新しい移動手段を。近距離モビリティ〈WHILL〉が「家族に贈る、新しいクルマ」をテーマに高齢者の移動や暮らしを考える取り組みを実施
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運転免許返納後も移動を楽しみ、安心して生活するために

近距離モビリティ〈WHILL〉を販売する〈WHILL株式会社〉が「家族に贈る、新しいクルマ」をテーマに、運転免許返納後の高齢者の移動や暮らしについて、家族と一緒に考える機会を創出するための取り組みを、2022年4月より実施しています。

近距離モビリティ〈WHILL〉は、手元のレバーで操作できるコンパクトな乗り物です。最速時速は6キロで、成人が歩く速さの平均時速4キロに制限することもでき、隣を歩く人と並んで移動することができます。身体に障害のある人や難病を抱える人、介護が必要な人などが利用できるほか、運転免許が不要なため、運転免許返納後の高齢者の移動手段としての期待も高まっています。

他の移動手段では行けなかった、どんな場所にもつながる世界を目指して

〈WHILL〉は、タクシーの後部座席やトランク、飛行機でも持ち運ぶことができるコンパクトさも兼ね備えているほか、一般的な電動車椅子よりも高い走破性を備えています。5センチの段差を乗り越えたり、坂道を走れたり、エレベーターの中でも旋回がしやすかったりと、さまざまな移動を楽しむことができます。5時間の充電で約20キロ走行可能で、折り畳みできるモデルも発売中です。

 

〈WHILL Model C2〉(上)折り畳み可能な〈WHILL Model F〉(下)

また、〈WHILL株式会社〉では、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに〈WHILL〉の販売やレンタル、シェアリングサービスを実施しています。

〈WHILL〉を使えば、歩道だけでなく屋内まで走ることができるため、「他の移動手段では行けなかった、どんな場所にもつながる世界」を目指した展開です。

免許返納後の外出頻度の減少を防ぐ

警察庁の発表によると、超高齢化社会を背景に、日本で運転免許を返納する人は年間およそ60万人に上っています(※注)。運転免許返納後は、わずかな移動でも時間がかかったり、歩道の段差が移動のしづらさを生んだり、荷物の持ち運びが困難だったりと、外出をためらってしまう「出不精」が問題となっています。

〈WILL株式会社〉の調査によると、直近3年以内に免許を返納した人の6割以上が「免許返納前に比べて全体的に外出頻度が下がっていると思う」と回答し、直近3年以内に免許を返納した親を持つ人の7割以上が「親を心配しているけれど、どうしたらいいのか分からず何もできていない」と回答しているとのこと。

※注:警察庁『運転免許統計(令和2年版)』https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/menkyo/r02/r02_main.pdf

〈WILL〉を販売している全国の自動車ディーラーにも、親の外出にまつわる相談が普段から寄せられることは多く、〈WILL〉の3分の1は家族からのギフトとして贈られるのだそう。コンパクトでありながら走破性に優れているため、外出頻度の向上にもつながると期待されています。

全国自動車ディーラー70社と連携し、さまざまな取り組みを展開

「家族に贈る、新しいクルマ」の取り組みの一つとして、「家族SESSION」が開催されます。高齢者の免許返納後の移動や暮らしについて考えることや、移動手段があることによる高齢者のQOL(生活の質)の向上などを切り口として、有識者による講演や悩みごとが相談できる座談会が行われます。

5月の〈株式会社ホンダ自販タナカ〉(富山県富山市)と、6月の〈株式会社神戸マツダ〉(兵庫県神戸市)での実施を皮切りに、全国の自動車ディーラーで開催予定

また、高齢者の移動手段の充実になる〈WHILL〉を知ってもらう機会として、全国の自動車ディーラー店舗で試乗会が実施されるほか、〈WHILL〉のアフターサービス「WILL車検」の導入も、今後拡大される予定です。
この機会に、高齢者の移動や暮らしについて考え、新しい近距離モビリティ〈WHILL〉に触れてみるのはいかがでしょうか。