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【イラスト】移動支援、移乗支援など、介護にまつわる場面が複数描かれている【イラスト】移動支援、移乗支援など、介護にまつわる場面が複数描かれている

動画から知る「介護のしごと」 ケアするしごと、はじめの一歩 vol.03

Sponsored by 厚生労働省補助事業 令和6年度介護のしごと魅力発信等事業(情報発信事業)

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なんらかの形でケアするしごとに携わってみたい。けれど、いきなり働きはじめるのはハードルが高い。もっと具体的に知りたいきもちもあるけれど、長文を読むことに苦手意識がある。

そこで役立つのが、スマートフォンやタブレットで手軽に見ることができる動画です。この記事では、ケアするしごとの中でも、介護のしごとに焦点をあてた動画を紹介します。

利用者の自宅をおとずれる、訪問介護の1日

訪問介護は、要介護認定を受けた方の自宅をおとずれ、入浴や排泄、食事の介護、調理や洗濯、掃除などの日常生活をサポートする仕事です。「世界いち気持ちいい介護」を掲げている「でぃぐにてぃ」は、新宿・高田馬場を中心に訪問介護サービスを提供しています。

同社が運営するInstagramアカウントでは、「訪問介護の1日」と題したショート動画を通じて、訪問介護員が自転車で利用者の自宅へ移動する様子や実際にどのような支援を行っているのか紹介しています。

 

 
 
 
 
 
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自然に囲まれたデイサービスの一日

京都市内から電車で約30分のところにある京都府京丹波町。豊かな山々と川に囲まれ、1万3000人ほどが住むこの町に、デイサービス「くろまめさん」があります。

同施設のYouTubeチャンネルに投稿されている動画「【1日密着】くろまめさん(デイサービス)は1日をどう過ごしてる?レクリエーションは?」では、自然豊かな環境ならではの様子が紹介されています。

【1日密着】くろまめさん(デイサービス)は1日をどう過ごしてる?レクリエーションは?

同施設は木の温もりを生かした設計で、十和田石に囲まれた浴室、浴槽は青森産の天然ヒバでできており、利用者がリラックスできる空間を備えています。さらに、昼食作りや畑仕事を利用者と一緒に行い、介助が必要な人にはさりげなく手を差し伸べながら、利用者の「できる」を大切にする現場の雰囲気を動画で知ることができます。

学生視点の取材でさまざまな角度から福祉を知る

一般社団法人FACE to FUKUSHIが運営するサイト「OPEN FUKUSHI」では、学生が福祉施設を訪問し、働き手にインタビューしている動画を掲載しています。学生たちは、福祉を専門的に学んでいないけれど、関心がある方々。彼ら彼女らの視点で、率直な疑問を投げかけています。

「OPEN FUKUSHI」のYouTubeチャンネル

本サイトの動画は、現場のリアルな声を知ることができ、福祉領域における就職活動のヒントにもなるかもしれません。

介護の現場でテクノロジーはどのように活用されている?

「介護」というと、身体的な負担が大きいイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし近年、介護施設ではテクノロジーを導入し、業務の効率化と改善を図りながら、「利用者が快適に過ごせる環境づくり」と「職員の働きやすさ」の両輪を大事にする取り組みが進んでいます。

全国社会福祉法人経営者協議会が運営するYouTubeチャンネルでは、介護福祉士として働きながらICT(情報通信技術)担当も務める溝田ラビさんに焦点をあてたドキュメンタリー動画を公開しています。

ドキュメンタリーA DAY in FUKUSHI〜あるICT担当の介護福祉士の日々

動画が撮影されたのは、最新のインカムが導入された日。海外にルーツを持つ職員がインカムを通してスマートフォンに音声入力を試みても、正しく認識されないという課題が生じていました。職員へヒアリングをしながら、最新のテクノロジーをどう活用すればいいかを模索する様子も描かれています。

タレント ハリー杉山さんと共にプロの介護現場を知る

タレントのハリー杉山さんが、​​介護のしごとを取材しているのが「ハリー杉山の介護を考える “生きる”を支えるプロの仕事」です。

ハリー杉山の介護を考える “生きる”を支えるプロの仕事

ハリー杉山さんは、20代の頃から自宅で父親の介護をしていました。父親はパーキンソン病と認知症の症状があり、家族だけの介護には限界を感じていたといいます。そんなとき、介護施設の専門スタッフによる“プロの仕事”に救われたそうです。

動画では、サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」で、利用者の「できる」を尊重しながら元気を引き出す工夫や、特別養護老人ホーム「杜の家なりた」で、利用者の最期を支えるケアの様子が取材されています。

介護技術のインターハイ?「全国高校生介護技術コンテスト」から知る

「全国高校生介護技術コンテスト」は、高校生が介護技術の優秀さを競う大会です。いわば、介護のインターハイ。地区大会を勝ち抜いた12校が出場でき、与えられた課題に対して、利用者にとって最適な介護技術を考え、実技(競技)と説明(アピール)で競い合います。

「介護技術コンテストに挑む高校生に密着第2弾!なえなのさんが優勝経験者と一緒に介護のしごとの魅力に迫ります!」では、2023年の同大会準優勝の香川県立高松南高校、前回王者の熊本県・城北高校、第3位の佐賀県立嬉野高校に密着取材。2024年大会に向けて、どのように介護技術を学び、習得してきたか、大会当日まで密着しています。

介護技術コンテストに挑む高校生に密着第2弾!なえなのさんが優勝経験者と一緒に介護のしごとの魅力に迫ります!

芥川賞作家と介護福祉士の対談から知る

一般社団法人KAiGO PRiDEがYouTubeで公開している動画シリーズ『The VOiCE of PRiDE』は、介護職と異業種のプロ同士による対談企画です。仕事への誇りや魅力を語るシリーズVol.1は、『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞した小説家・羽田圭介さんと、東京都内の特別養護老人ホームで施設長を務める介護福祉士・藤巻佳祐さんがお話しています。

The VOiCE of PRiDE vol.1|小説家・羽田圭介 X 介護福祉士・藤巻佳祐

羽田さんは小説を書く中で介護福祉士に取材した経験を振り返り、なぜ介護に興味を持ったのかを冒頭で語っています。また、異なる業種に身を置きながら感じた介護のしごとの“やりがい”についても語り、それぞれの交差点となる部分も話されています。

さらに知りたくなったら

今回紹介した動画は、あくまで一部であり、探してみると興味深い情報が多く出てきます。一方で調べ続けようと思えば、いつまでも探求することができるのが「介護のしごと」です。調べ続けて疲れてしまう前に、思い切って現場に足を運んでみるのがいいかもしれません。

お手伝いを求めている介護施設と、サポートしたい人をつなぐマッチングサービス「Sketter」や住んでいる市区町村、職場や学校のある市区町村の「ボランティア・センター」を調べてみるのもおすすめです。


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連載:ケアするしごと、はじめの一歩