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子どもの心がはずむ体験が満載! 「こども冒険バンク」で夏のプログラムを提供中、3年先のアート体験も
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【画像】こども冒険バンクのキービジュアル

客室乗務員体験やアートプログラムも! 「こども冒険バンク」が提供する“ここだけの体験”

子どもが何かに挑戦したり、新しい体験をしたりしたい。そう思っても、家庭が経済的に厳しかったり、取れる選択肢が身近に見えていなかったりする場合、子ども自身があきらめてしまうこともあります。

そんな家庭を支援するのが「こども冒険バンク」です。〈認定NPO法人フローレンス〉と〈サントリーホールディングス株式会社〉が共同開発したプラットフォーム事業で、パートナー企業が無償で提供する多彩なコンテンツの中から、子どもが体験したい「冒険」を自由に選び、申し込むことができます。

本事業は2025年8月1日に1周年を迎え、現在の会員世帯数は1562世帯。これまで、〈日本航空株式会社〉による機内食体験とJAL工場見学や、客室乗務員お仕事講座、〈株式会社フォレストアドベンチャー〉による樹上のアクティビティをはじめ、レジャー施設の利用、各種工場見学、自然体験などバラエティ豊かな体験が提供されてきました。

子どもたちが夏休みとなる2025年7~9月には、20社の提供で約1200枠の体験が用意されており、現在も参加を受け付けています。

【写真】飛行機のコックピットに座ってレバーに手を触れている子ども

多彩なプログラムから、3年間の長期開催イベントまで

昨年夏のスタート以来、27社が体験を提供し、11カ月で6308枠の体験を家庭に届けてきた「こども冒険バンク」。これまで多くの子どもたちが体験に参加し、保護者からも「親子でワクワクするような、夏休みの楽しい一日を過ごせた」といった声が寄せられています。

こういった企業からのプレゼントを探していました。キッザニアではいろんな体験ができるので、何度でも来たいです。保護者はわたし一人なので、旅行とか連れていきたいけど、交通費・労力・お金の理由から、なかなか難しいです。

キッザニアパートナー企業であるALSOK株式会社の冒険提供により『キッザニア東京』へ参加

鉄道が大好きな息子が大喜びでした!施設も楽しかったのと、初めて見る電車にたくさん乗れて旅気分を味わえました!

小田急電鉄株式会社の冒険提供により『ロマンスカーミュージアム』へ参加

「こども冒険バンク」の対象者は、世帯年収が400万円以下の世帯、ひとり親・実質ひとり親世帯、障害者・障害児家庭など(※今後変更の可能性あり)。参加するには、まずLINE公式アカウントを友だち追加し、申請を行う必要があります。認証がおりると「こども冒険バンク」の会員として登録されます。

会員の登録人数に応じて、月初に体験枠への応募に使える「冒険チケット」が付与される仕組みです。

【画像】子ども冒険バンクの仕組み。冒険パートナー企業と冒険会員をつないでいる

2025年8月1日に1周年を迎えたなか、さらにパワーアップを図る「こども冒険バンク」には、新たなパートナー企業や体験内容が日々追加されています。特に、子どもたちが夏休みとなる7~9月の期間は、約1200枠の体験が提供予定です。

また、通販事業者でありつつ、社会貢献活動に積極的な〈株式会社フェリシモ〉の協力により、今後3年間に合計60回のアート体験プログラムを全国で実施することも決定しています。これは同社創立60周年を記念して始動する特別プロジェクト「フェリシモ アートミーツ EXPO60」内の有料体験型イベントに、計187組374名の親子が無料で招待される試みで、年単位での長期開催は「こども冒険バンク」としても初となります。

【写真】ホワイトボードに貼られたたくさんの絵の前で話す人と、手を三角にして頭の上にあげるたくさんの子どもたち
本アートプログラムの『脳がめざめる!真夏の自由研究』では、想像力が存分に発揮できる制作体験を。『没頭できるわたしの夢中時間』では、〈フェリシモ〉が30年以上にわたり販売する「500色の色えんぴつ」やリンビーオリジナルのオイルパステルを使って、色と形に没頭できる体験を味わえます

「ワクワク」を未来につなぐ。子どもたちへの体験投資

「こども冒険バンク」という名前の由来は、「子どもたちにとってワクワクするような新たな世界が広がる体験であってほしい」という願いが「冒険」という言葉に込められています。一方で企業に向けては、体験のプレゼントが子どもたちの希望や夢を育み、未来社会への可能性を広げる投資になるというメッセージが「バンク」という言葉に託されています。

2025年3月には「ウェルビーイングアワード2025」において、モノ・サービス部門のグランプリを受賞。単に子どもたちに体験を提供するだけでなく、ロジックモデルを活用し、「ウェルビーイングを高めるために、どのような体験を届けるべきか」を戦略的に検討・実践している点が高く評価されました。

【画像】フローレンスとサントリー「君は未知数」のロゴの上に、こども冒険バンクのロゴ

体験を提供した企業からも「親子との関わりを通して自社コンテンツの魅力を再発見できた」といったコメントが届いており、社員のエンゲージメント向上や、社会貢献の意義を改めて実感する機会となることもわかってきています。

子どもたちに、さまざまな体験を届けたい——。そんな思いから始まったプログラムでしたが、気づけば、私たち大人のほうが子どもたちからたくさんのことを学んでいたのかもしれません。

子どもも、親も、企業も、みんなで一緒に笑顔になる。そんな「こども冒険バンク」に、この夏はぜひ参加してみてください。