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「コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール〜これからの社会を、ダンスとともに〜」で参加者募集中
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こうしじんのかおじゃしんがならんでいる
2021年10月29日より開催される「コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2021」。オンラインで3プログラムが公開されます

ダンスの力を地域社会に活かす、コミュニティダンス・ファシリテーター

2021年10月29日(金)より〈城崎国際アートセンター〉(兵庫県豊岡市)で実施される「コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール 2021」のプログラムの一部が、オンラインで公開されます。

コミュニティダンスとは、ダンス経験の有無・年齢・性別・障害の有無に関わらず、「誰もがダンスをできる」という考えのもと、アーティストが関わり、ダンスの力を地域社会に活かしていく活動のこと。「コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール」は、その活動において、参加者の表現力や創造力を引き出し、進行する役割を担うコミュニティダンス・ファシリテーターを養成することを目的に、2014年からNPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワークが主催し、年に1回開講してきました。

2014〜2018年は、コミュニティダンスの先進国・イギリスから講師を招いていましたが、コロナ禍で海外からの招聘が困難になったことから2年間実施を見送ることに。2021年度はプログラム内容を日本版にリニューアルして、10月29日から4日間、〈城崎国際アートセンター〉で開催されます。

2021年度スクールの受講生はすでに締切済みですが、「入門」「応用」の2コースに分かれて開催される講座のうち、全コース生が受講する3プログラムが、オンラインで一般公開されます。

多様な視点からコミュニティダンスについて学ぶ、3つの公開プログラム

①10/29開催 プレゼンテーション「日本のコミュニティダンス最前線! 2021」

本スクールの講師であり、ファシリテーターとして全国で活動する、5名のアーティスト(新井英夫さん、北村成美さん、マニシアさん、アオキ裕キさん、隅地茉歩さん)が、プレゼンターとして登壇。活動について、写真や映像を交えてお話します。コロナ禍という現状も踏まえながら、日本社会のどのような場所でどのようなコミュニティダンスが行われているのか、その最前線をお届けします。

コミュニティダンスにさんかする、おとなもこどももいっしょに、たいいくかんでえんになってすわっている
コミュニティダンスでは、年齢、性別、障害の有無に関わらず様々な人がダンスを通してつながります(「こちかぜキッズダンス」撮影:草本利枝)

②10/30(土)開催 オンライン・セミナー「英国から、コミュニティダンスの今」 

2014〜2018年の「コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール」講師であり、イギリスのコミュニティダンスを40年にわたり牽引してきたセシリア・マクファーレンさんとダイアナ・アマンズさんのお二人に、現在の活動やイギリスのコミュニティダンスの状況についてお話いただきます。日本語通訳あり。参加者との質疑応答も実施予定です。

ホワイトボードをみながらこうぎしているダイアナ・アマンズさん
2014年のスクールで指導にあたる、ダイアナ・アマンズさん(撮影:草本利枝)

③10/31(日)開催 公開勉強会「障害福祉の場におけるコミュニティダンスの展開〜今とこれから〜」

厚生労働省が2017年から開始した「障害者芸術文化活動普及支援事業」の制度や、障害福祉事業所の現場からの声を聞き、障害福祉の場におけるコミュニティダンスの展開について、参加者と共に考えます。

ゲストは、厚生労働省で「障害者芸術文化活動福祉支援事業」を担当する大塚千枝さん、障害者の芸術文化活動のリサーチを担当し、国の助成・支援スキームに精通する大澤寅雄さん、そして、10年以上にわたりご自身の福祉事業所でダンスのワークショップを継続している〈生活介護事業所カプカプ〉所長の鈴木励滋さんです。

また、厚生労働省の事業において、九州ブロックの広域センターと福岡県の支援センターの事務局に在籍し、自身もファシリーテーター兼制作者として活動する、野中香織さんの事例を冒頭に紹介します。

コミュニティダンス・ファシリテーターの活動の場のひとつとなる障害福祉事業所の仕組みを知るとともに、ファシリテーターが福祉の現場でできることについて、考えを深めます。

スクールさんかしゃが、もぞうしをかこんでわになってすわっている
2014年に開催されたスクールの様子。社会とダンスのつなぎ手となるファシリテーターとしての力を育みます(撮影:草本利枝)

アーティストやファシリテーターを志す方はもちろん、コーディネーターや制作者、教育・福祉・医療・まちづくりなどの関係者や研究者など、コミュニティダンスに関心のある方であれば、どなたでも参加することができます。

プログラムは1つから参加することが可能で、1プログラムの参加費は2000円。3つのプログラムを通しで受講すると、割引が適用され5000円となります。さらに、開講日前日24:00までに申し込むと、後日アーカイブを視聴することができます。

国内外の実践者、福祉事業所職員、研究者など異なる立場の話を聞くことで、多様な視点でコミュニティダンスについて理解を深めることができる本講座。コミュニティダンスという言葉にピンときたら、ぜひプログラムに参加してみませんか?

Information

日本版・コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2021〜これからの社会を、ダンスとともに〜 公開プログラム

■プログラム内容
①プレゼンテーション 「日本のコミュニティダンス最前線! 2021」
日時:2021年10月29日(金)18:30-21:00
プレゼンター: 新井英夫、北村成美、マニシア、アオキ裕キ、隅地茉歩

②オンライン・セミナー 「英国から、コミュニティダンスの今」 
日時:2021年10月30日(土)19:00-21:00 
ゲスト:セシリア・マクファーレン(Cecilia Macfarlane)/英国)、ダイアナ・アマンズ(Diane Amans/英国)

③公開勉強会 「障害福祉の場におけるコミュニティダンスの展開〜今とこれから〜」
日時:2021年10月31日(日)16:00~18:30 
ゲスト:大澤寅雄((株)ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室・NPO法人アートNPOリンク / R3「障害者芸術文化活動支援普及事業」全国連携事務局)、大塚千枝(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室 障害者文化芸術計画推進官)、鈴木励滋(生活介護事業所カプカプ所長)
事例報告:野中香織(一般社団法人パラカダンス/代表理事、九州障害者アートサポートセンター・FACT(福岡県障がい者文化芸術活動支援センター)/事業マネージャー)
進行:稲田奈緒美

■対象
ダンスのアーティスト、ファシリテーター、コーディネーター・制作者、研究者、教育・福祉・医療・まちづくりなどの関係者、社会とダンス(文化芸術)との関りに関心のある方、どなたでも。

■受講料
1プログラム 2,000円/3プログラムセット券 5,000円
JCDNアクティブ・サポート・コミュニティ会員は各200円引(セット券除く)
(城崎周辺の方は、会場にお越しになる場合に限り、一部プログラムが無料となります。詳しくはhttp://kiac.jp/をご覧ください。)

■開催場所
オンライン(ZOOMアプリケーション使用)
申込者に、ZOOMアドレスのリンクを送付します。

■お申込み方法
Peatixからお申込みください。

■アーカイブ動画視聴について
プログラム開講日の前日24:00までにお申し込みいただいた方を対象に、アーカイブ動画視聴リンクを送付。

主催:NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JDCN)
協力:城崎国際アートセンター