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学びの多様性をサポートする文具シリーズ「スクールラインプラス」より「合理的配慮のためのノート」が新発売
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(C)Nippon Notebook Corporation.

「合理的配慮のためのノート」と「誰でも見分けやすいカラーシール」が発売!

〈日本ノート株式会社〉から「合理的配慮のためのノート」と「誰でも見分けやすいカラーシール」が2023年3月に発売されました。学びの多様性をサポートするノートブランド「スクールラインプラス」シリーズの第一弾商品です。

本商品は、発達が気になる子どもや多様な見え方の子どもたちを主な対象とし、「どこに文字を書くのかわかりづらい」「色分けされていても色の違いがわかりにくい」など、学びの場での困りごとを解消するために生まれたシリーズです。

書字訓練をサポートする「合理的配慮のためのノート」と、色覚のタイプを問わずに誰もが見分けやすい配色の「誰でも見分けやすいカラーシール」は、子どもたちが楽しく学ぶためのサポートをします。

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シールのサイズは大(直径25mm)・中(直径12mm)・小(直径9mm)と3タイプ (C)Nippon Notebook Corporation.

大きく書けて、迷わない!初めての文字練習にもぴったりなノート

「合理的配慮のためのノート」は、従来の学習ノートよりも文字が大きく書けるように設計されています。罫線が太く、文字を書き入れるところは白抜きされていて、直感的にどこに文字を書いたら良いのかが分かりやすいデザインです。

また、子どもの鉛筆の持ち方によって書きやすいマス目の大きさが変わることにも着目し、マス目のサイズも大小で用意されています。他にも、白い紙のまぶしさが気になる子どものためのあみかけを施したバージョンや、拗音※の練習がしやすいガイド線入りなど、さまざまな子どもの文字練習にぴったりなノートに仕上がりました。

※拗音(ようおん)とは、「きゃ」「きゅ」「きょ」のように小さな「ヤ」「ユ」「ヨ」または「ワ」を添えて発音する音節を指す。ねじれた音などとも言われることがある

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本ノートは、書字訓練中の子どもたちへの使用テストとアンケートを行いながら開発されました。〈日本ノート株式会社〉と共同で開発を担当したのは、専門作業療法士で〈リハビリ発達支援ルームかもん〉(福岡県福津市)の代表を務める鴨下賢一さんです。

ノートのシリーズには、マス目を用いたもの、漢字練習用、位がわかりやすいマスごとに網掛けの色が変わったもの、連絡帳になるもの、英語の練習用などが用意されている (C)Nippon Notebook Corporation.

漢字練習帳・小にまつわるアンケートに参加した小学生からは「漢字を書くなら、これがいい」「文字のバランスがとれる」と感想をもらっています。

また、子どもたちだけではなく、実際の教育現場で使用した教員や作業療法士からも「文字の位置に偏りも少なく、ほぼ正中線上に書けていました。文字を『ここの線まで書く』と示せて、指導しやすかった」「大きく書けてよい。3行しかないのでやり切った感がある」「縦の筆算で列がずれる子が多かったので、列がずれなくて、書きやすいと言っている子が多かったです」などの声があがっています。

色分けラベルや、シールによる貼り絵に!誰もが見分けやすい配色のシール

色覚のタイプを問わずに誰もが見分けやすい配色でつくられた「誰でも見分けやすいカラーシール」は、色分けの目印や空間認知力を高めるトレーニングにも適しています。見分けやすい配色は、〈特定非営利活動法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)〉の認証を受けたもの。

〈CUDO〉は、カラーユニバーサルデザイン(CUD)の社会促進を目的とした組織です。カラーユニバーサルデザインとは、できるだけ多くの人、色を見分けにくい人や場合でも見分けやすい配色を選び、色の名前を用いたコミュニケーションを可能にするデザインを指します。

そもそも、人は光のもつ波長を眼の中にある複数のセンサーで受け止め、脳が認識して「色」を知覚しています。色を感じ分けるセンサーの種類や状態、刺激の程度によって見分けにくい色が異なるため、色覚に違いが生まれます。こうした違いをさまざまな色覚タイプに分類しながら、それぞれの特徴を分析し、色覚タイプによる色の見え方の違いを考慮したのが「誰でも見分けやすいカラーシール」の配色です。

色覚のタイプによる「誰でも見分けやすいカラーシール」の見え方の違いを示した一例 (C)Nippon Notebook Corporation.
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本商品は、〈ヨドバシカメラ〉のオンラインサイト、または鴨下賢一さんが開発した教材など、発達支援を手助けする商品を扱うオンラインストア〈できるびより〉で販売中です。(〈できるびよりはノートのみ)

また、公式サイト内でアンケートに応えることで、ご自宅で印刷して使える罫線用紙がダウンロードできます。さらに、シールを使って貼り絵感覚で楽しみながら空間認知力を鍛える事ができる、鴨下賢一さん監修のワークシートも商品特設サイトからダウンロード可能です。気になる方はぜひダウンロードして、まずは使ってみるのはいかがでしょうか。