ニュース&トピックス

アール・ブリュット2022巡回展「かわるかたち」プレイベント、ワークショップ&公開制作が4月16・17日の2日間開催
イベント情報

  1. トップ
  2. ニュース&トピックス
  3. アール・ブリュット2022巡回展「かわるかたち」プレイベント、ワークショップ&公開制作が4月16・17日の2日間開催

ほんださんがみぎしたで、えをえがいている。イベントバナー
2022年4月16日(土)と17日(日)の2日間、〈東京都渋谷公園通りギャラリー〉で公開制作&ワークショップが開催されます

アーティストと共に作品をつくる、公開制作&ワークショップが開催

2022年夏から東京都内の会場を巡回する展覧会「かわるかたち」展のプレイベントとして、2022年4月16日(土)・17日(日)の2日間、公開制作&ワークショップ「本田まさはるさんと、街ぶらライブペインティング」が開催されます。場所は、〈東京都渋谷公園通りギャラリー〉(東京都渋谷区)。「かわるかたち」展、出展作家の本田雅啓(まさはる)さんと参加者が渋谷の街をテーマに、大きな絵を完成させます。

今夏開催!アール・ブリュット2022巡回展「かわるかたち」

今夏開催される「かわるかたち」展がテーマとする「アール・ブリュット」とは、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェが提唱し広めた言葉で、専門的な美術教育を受けていない人が独自の発想と手法で創作したものを指すとされています。

「かわるかたち」展では10名の作家を紹介。色鉛筆やカラーペン、布、糸、広告紙などさまざまな素材と、多様な技法で創作された作品の魅力に迫ります。本展は、より多くの方にご覧いただけるように、都内3箇所の会場を巡回予定です。

その会場の一つである、〈東京都渋谷公園通りギャラリー〉にて今回プレイベントが開催されます。参加費は無料。公開制作に参加するほか、制作風景の見学も随時可能です。

幾何学模様の作品やライブペインティングを得意とする、本田雅啓さん

プレイベントに参加する作家の本田雅啓さんは、佐賀県にある障害福祉サービス事業所〈PICFA(ピクファ)〉を拠点に創作活動を行っています。野菜や物語のキャラクターなど、さまざまなモチーフを幾何学模様と色面で複雑に構成した絵や、風景画などを中心に描き、フランスや国内の美術館で作品展示を行うなど、国内外で活躍しています。

ものがたりのキャラクターをモチーフにしたさくひんがならんでいる
《ブレーメンノオンガクタイ》2021年(左)、《モモタロウ》2020年(右)

また本田さんはライブペインティングを得意とし、これまでキャンバスだけではなく、建物の壁やシャッター、さらに重機などの立体物にも描いてきました。

ほんださんが、てがけたウォールアートのまえで、おなじえがえがかれていたさくひんをてにして、たっている
本田さんが手にしている作品《ホシゾラ》(2018年)を再現したウォールアート(福岡市博多区)

渋谷のイメージから得た着想をモチーフに、参加者と共に作品を制作する

今回のイベントは、街の散策から始まります。初日である4月16日(土)の午前中、参加者と本田さんが渋谷の街を散策します。街や人からどんなイメージを受け取るでしょうか。参加者たちが意見を交換します。

16日(土)午後と17日(日)は、制作を行います。参加者が色をつけた画面の上に、本田さんが渋谷のイメージから着想を得たモチーフを描きます。そこに参加者がさらに色を載せ、大きな作品を即興的に制作していきます。

ヘルメットをかぶり、ふでをてにしたほんださんが、へきめんにむかっている
ウォールアートを制作する本田さん

ワークショップは16日(土)10:30〜12:00に開催される「散策」のみ事前申し込みが必要。「制作」は16日(土)13:30〜16:00、17日(日)10:30〜12:00、17日(日)13:30〜16:00の3回予定されていて、申し込み不要。各回30名程度の入替制で、当日会場にて先着で受付を行います。また、この制作の様子は、予約不要・出入自由で見学することもできます。

イベント当日は、受付にて渋谷のイメージをアンケート用紙に記入します。渋谷といえば何がある?どんなことをする場所?イメージする色は?ぜひ渋谷にまつわる思い出を携えて会場に足を運び、作品づくりに参加してみませんか。