個と個で一緒にできること。福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉マガジンハウス

ニュース

11月15日まで〈新人Hソケリッサ!〉がクラファン挑戦中。東京・横浜の路上でダンスツアープロジェクトを展開
活動紹介

  1. トップ
  2. ニュース
  3. 11月15日まで〈新人Hソケリッサ!〉がクラファン挑戦中。東京・横浜の路上でダンスツアープロジェクトを展開

びるをはいけいに、ならんでたつ、ソケリッサのメンバー
2021年11月15日までクラウドファンディング実施中の〈新人Hソケリッサ!〉(写真:岡本千尋)

〈新人Hソケリッサ!〉がクラウドファンディングに挑戦

路上生活経験者で構成されたダンスグループ〈新人Hソケリッサ!〉が、ダンスパフォーマンスツアーの運営資金調達のために、クラウドファンディングに挑戦しています。

〈新人Hソケリッサ!〉はダンサー・振付家のアオキ裕キさんが主宰するグループです。メンバーは路上生活者、路上生活経験者で構成され、2005年の活動開始以来、これまでに40名以上が参加し、現在は6名のメンバーが活動しています。

メンバーがうみをはいけいにたたずんでいる
〈新人Hソケリッサ!〉のメンバー。最前列右、地面であぐらをかいているのが、アオキ裕キさん(写真:岡本千尋)

「ソケリッサ!」とは造語で、「それ行け!という言葉の勢い、前に進む」という意味を持つ名前。日々生きることに向き合わざるを得ない、路上生活を経験した身体から生まれるものを探求しながら、舞台公演や路上パフォーマンスを行ってきました。

3年ぶりのダンスツアー「路上の身体祭典H!」

〈新人Hソケリッサ!〉は2021年秋から3年ぶりのダンスツアー「路上の身体祭典H!」の開催に伴い、クラウドファンディングで資金を募っています。

ツアータイトルに含まれる「H」は、human(人間)、hope(希望)、homeless(ホームレス)、hurt(痛み)の意。「集団にいても強靭な個人の復興」をテーマに、横浜・東京の多様な環境で生活をしている人々、貧困生活者、そしてなかなか芸術に触れる機会がない人へ向けて、新作ダンス作品「ヒニヒリズム〜今度会ったらロクでもない奴らと仲良くなりてぇ・・」の提供と、〈新人Hソケリッサ!〉の活動を追ったドキュメンタリー映画『ダンシングホームレス』の上映、およびワークショップやトークを行います。

2020年に公開された映画『ダンシングホームレス』予告編

2021年10月10日の第1回公演は現代美術家・渡辺篤さんのアトリエ「アートスタジオ アイムヒア」(神奈川県横浜市南区)で開催。ミュージシャンの寺尾紗穂さんらとコラボレーションしたパフォーマンスを行いました。第2回公演は、みなとみらいの日本丸メモリアルパーク(神奈川県横浜市西区)で10月21日に実施。

今後は、屋外会場を中心に、十数カ所で展開していく予定です。会場ごとの環境に合わせた演出を施し、コラボアーティストを迎えながら作品をつくっていきます。本ツアーでは、各公演の告知開始を3〜10日前に行い、集客第一ではなく、公演回数を増やして都度その場所にいる人に観てもらう形で展開していきます。

また、ツアー終了後は、ツアーの記録映像の上映会を実施し、活動に興味を持った貧困生活者の方へ向けた無料ワークショップを継続的に開催する予定です。

かたにながいぼうをかついでパフォーマンスする、3人のメンバー
東京近郊路上ダンス「日々荒野」ツアー #6 錦糸町駅前ダンス 会場:墨田区錦糸町駅南口

ダンスツアー開催を通して、「コロナ禍において不安が蔓延する日本社会、また増加する貧困生活者や苦しみを抱えた方達の希望や心身の豊かさの復興に繋がる一端になることを願います」と主宰のアオキさんは語ります。

これまでにない状況にさらされ、立場や価値観が揺らぐ現代の社会で、「生きることに日々向き合う身体」は何を思い、何を伝えるのでしょうか。彼らのダンスを目撃したい、活動を応援したいと思った方は、ぜひ〈新人Hソケリッサ!〉のクラウドファンディングページをご覧ください。

Information

※2021年11月15日まで、〈CAMPFIRE〉でクラウドファンディングを実施しています。

踊る、路上の身体、2021新人Hソケリッサ!横浜東京路上ダンスツアープロジェクト

Webサイト:新人Hソケリッサ!