ニュース&トピックス

大学生と福祉の実践者が対話する。学生限定イベント「日々の暮らしを、やさしく、面白くする未来会議」が3/10開催
イベント情報

  1. トップ
  2. ニュース&トピックス
  3. 大学生と福祉の実践者が対話する。学生限定イベント「日々の暮らしを、やさしく、面白くする未来会議」が3/10開催

いべんとふらいやー
2022年3月10日、学生限定イベント「日々の暮らしを、やさしく、面白くする未来会議」が開催されます

社会福祉法人職員やソーシャルワーカーなど、福祉の実践者と学生が交わり合う一日

2022年3月10日(木)、京都市にある〈KYOCA Food Laboratory〉にて、学生限定イベント「日々の暮らしを、やさしく、面白くする未来会議」(主催:SOCIAL WORKERS LAB)が開催されます。

「自らが能動的にアクションすることによって、日々の暮らしや地域社会をより良くしていくことができるかもしれない」といった可能性を学生に感じてもらいたいと始まった本企画。当日は、大学生50名と、京都府内にある社会福祉法人の経営者や職員、ソーシャルワーカーなど、福祉の領域における実践者が集い、対話を深めていきます。

第一部から第三部まで盛りだくさんの内容

イベントは第一部から第三部まで分かれて実施されます。

第一部は「先駆的な実践者によるクロストーク」。前半は、〈株式会社グランドレベル〉の田中元子さんと、〈SOCIAL WORKERS LAB〉ディレクターの今津新之助さんによるオープニングトークです。

〈株式会社グランドレベル〉は、「1階づくりはまちづくり」をモットーに「人・まち・日常」をアクティブにすることを目指して事業を展開しています。2018年に東京都墨田区にオープンした喫茶ランドリーは、洗濯機、乾燥機、ミシンやアイロンを備えた喫茶店。「どんなひとにも自由なくつろぎ」をコンセプトにした場で、多様な住⺠が能動的に集う公共空間のモデルとして注目を集めています。

たなかもとこさんといまづしんのすけさん
【左】ゲストの〈株式会社グランドレベル〉田中元子さん。
【右】本企画を主催する〈SOCIAL WORKERS LAB〉ディレクターの今津新之助さん。

後半には、  〈一般社団法人ライフラボ〉代表理事の金井浩一さん、在日外国人の人たちが働く〈Bazaar Cafe〉メンバーであり社会福祉士・精神保健福祉士の松浦千恵さん、〈NPO 法人山科醍醐こどものひろば〉理事⻑の村井琢哉さんも加わり、前半を受けてのクロストークを行います。

かないこういちさん、まつうらちえさん、むらいたくやさん
【左】〈一般社団法人ライフラボ〉代表理事の金井浩一さん。2018年に法人を設立以降、多領域が協働する地域ケア体制づくりをモットーにした独立型相談支援事業所として、日々相談支援を行う。
【中】松浦千恵さん。〈Bazaar Cafe〉は、ソーシャルワーカー・外国人支援団体・教師などが構成する運営委員会によって運営されており、松浦さんはその2階に家族と住み込みながら、居場所づくりを実践している。
【右】〈NPO 法人山科醍醐こどものひろば〉 理事⻑であり、関⻄学院大学人間福祉学部 助教の村井琢哉さん。子どもがより良く育つ環境づくりを目指して、同じ地域で暮らす大人・子どもが関われる場づくりに取り組んでいる。

第二部は、「まちをやさしく、おもしろくする未来会議」。メインになる「未来会議セッション」では参加学生、福祉事業者、登壇者のみなさんを交えながら、対話を深めていきます。

そして第三部の「クロージングセッション」では、1日の振り返りをしながら、各々が今後できることについて考えます。

他者との出会いから、日々の暮らしを、やさしく、面白く

「私たちは、歴史的な転換期を生きています。成長を前提とした社会システムは、明らかな齟齬を生み出しており、環境危機や気候変動、格差拡大、超高齢化と人口減少、社会保障費の増大など、社会のサステイナビリティ(持続可能性)が問われています。

課題が大きすぎるが故に単純解では解決に至らない複雑性の高い状況にある今、私たちに必要なのは、他者なるもの・多様なるものとの出会い、そして、それらとの対話と協働、そこから生まれでる思いがけない化学変化ではないでしょうか。」と主催者。

学生生活の中で、福祉事業者やソーシャルワーカーとの出会いの機会は限られています。自らの暮らしや地域社会をより良くしていきたいと考えている方は、この機会にぜひ足を運んで、対話の時間をもちませんか。