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“心理的安全性”を頭と身体で理解しよう! 世界一の楽しさを目指す「ゆるスポーツDEI研修」
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【写真】ハットラグビーをしている様子。車椅子の男性と女性が頭にラグビーボールが乗った帽子をかぶって向き合っている
特別価格でDEI研修の提供を行うキャンペーンも実施中(2025年9月30日まで、先着順)

座学とゆるスポーツを通してDEIを学ぶ研修プログラム

性別、年齢、人種、障害の有無、性的指向などが異なる、さまざまな人が活躍できる環境を築く考え方として、近年「DEI」が注目されています。

「DEI」とは、Diversity(ダイバーシティ/多様性)、Equity(エクイティ/公平性)、Inclusion(インクルージョン/包括性・受容性)の頭文字をとった言葉。この3つの実現が、組織や社会の持続的な発展につながると考えられています。とはいえ、実際にDEIの視点をどう浸透させるか、課題を感じている方もいるのではないでしょうか。

〈一般社団法人世界ゆるスポーツ協会〉は、ゆるスポーツを活用しながらDEIを理解することができる、「ゆるスポーツDEI研修」を発表しました。本研修では、ゆるスポーツと座学を組み合わせることで、DEIの基礎知識と心理的安全性について学びます。身体を使った体験があることで、楽しく参加しながら、チームみんなでDEIへの理解を深めることができます。

【写真】エプロンをつけたプレーヤーたちがピンク色のバスケットボールを受け渡している様子
研修内での体験が想定されている「ベビーバスケ」。ボールを赤ちゃんに見立て、泣かせないようにそっと扱うことが求められる競技で、意外なメンバーが大活躍することもあります

〈世界ゆるスポーツ協会〉とマイノリティデザイン

「ゆるスポーツ」とは、年齢、性別、運動の得意・不得意や障害の有無に関わらず、誰もが楽しめるスポーツのこと。

生みの親で、〈世界ゆるスポーツ協会〉の代表を務める澤田智洋さんは、『マイノリティデザイン』(ライツ社)などの著書があるコピーライターです。「ひとりが抱える弱さを起点に、みんなが生きやすい社会をつくる」というマイノリティデザインを体験できるツールとして、ゆるスポーツは生み出されました。

2015年の発足以来、これまでに120種類以上の競技を公開し、「ゆるスポーツランド」の開催をはじめ各地で幅広く活動を展開してきた〈世界ゆるスポーツ協会〉。同時に、同協会ではゆるスポーツを取り入れた、体験型チームワーク研修なども企業向けに行ってきました。

今回発表した「ゆるスポーツDEI研修」は、その中でも昨今注目の集まるワード「DEI」にフォーカスしたもの。「特定の人の問題を解決することが、大多数の問題を解決する」マイノリティデザインを、組織づくりの視点で学んでいける新プログラムです。

世界一楽しい「ゆるスポーツDEI研修」とは

「世界一楽しいDEI研修」を掲げる本講座は、座学とワークショップ、ゆるスポーツ体験を組み合わせて構成されています。人数や内容によって変わりますが、所要時間は130分〜240分ほどです。

  • ① DEI+心理的安全性セミナー(30〜60分程度)
    まず最初に、DEIの基本概念を学びます。ここでは、組織内の“心理的安全性”を高めることが、企業にとってより良い意思決定や生産性、創造力の向上にもつながる、というところにまでデータを活用しながら紹介。そうした心理的安全なチームづくりが、一人ひとりの人権を守るためのDEIと表裏一体であることを伝えていきます。

 

【写真】テーブルに着席した人たちが、正面のスクリーンを見ている
セミナー風景
  • ②ワークショップ(30〜60分程度)
    続いて、チームに分かれ、意見の交換を行い、ワークを行います。参加者一人ひとりの多様性と多面性を踏まえながら、DEIへの理解を深めていきます。

  • ③ゆるスポーツ体験(60〜90分程度)
    次に、「弱いところを生かすことで、みんなが楽しむことができる」ということを実際にゆるスポーツで体感します。現時点では、ベビーバスケ、シーソー玉入れ、ハットラグビー、フェイスマッチ、ピクトグラミーなどの競技が想定されていますが、体験する種目は会場と参加人数によって相談が可能です。ゆるスポーツを体験することで、「DEIを取り入れることは、そんなに難しいことではない」ということを、頭と身体で理解することを目指します。

【写真】玉入れのカゴをぐるりと囲んだ人たちが、玉を投げ入れている様子
体験する競技として想定されている「シーソー玉入れ」は、カゴに玉を入れすぎるとひっくり返ってしまいます。チーム内の話し合いで、いかに他者との意思統一を行えるかが勝負の鍵
  •  振り返り(10〜30分程度)
    最後に体験前後の意識の変化を確認し、実務へどのように応用するかを考え、研修は終了です。

この「ゆるスポーツDEI研修」を実際に利用した〈大日本印刷株式会社〉の参加者からは、「DEIの概念を頭で理解するだけでなく、実際の体験を通じて深く実感できた」などの声が寄せられています。また、「スポーツのルールが変えられるように、ビジネスや制度も柔軟に考えられると気づいた」といった実際の業務にもつながる意見も。

ゆるスポーツを用いた研修では、予想外の人が活躍することや、「こういう人が強いだろう」という思い込みが覆る瞬間が過去にもたくさんあったそうです。「組織内で固定しがちなヒエラルキーが変わる瞬間を体感することができる」点は、ゆるスポーツを用いた研修ならではの成果だと〈世界ゆるスポーツ協会〉は捉えています。

気になる研修費用については、一般的なチームビルディング研修と同程度のコストで提供してるとのこと。また、2025年9月30日までに特別価格で提供を行うキャンペーン(先着順)も実施しています。気になる方はぜひ問い合わせをしてみてください。