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日本とアジアの多様なダンサーが共創する「DANCE DRAMA『Breakthrough Journey』」。10月1・2日に〈東京芸術劇場〉にて上演
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日本・アジアが紡ぐ壮大な物語。ダンス・パフォーマンス公演が、東京で再演!
日本とアジア11の地域から選ばれた振付家・プロダンサー・障害のあるダンサーなど、多様な人と文化から共創されるダンス・パフォーマンス「DANCE DRAMA『Breakthrough Journey』」が、2022年10月1日(土)・2日(日)の2日間、〈東京芸術劇場プレイハウス〉にて上演されます。
国内外のダンサー・スタッフ総勢100名超が集結し、日本とアジアの各地域で創作されたダンス作品がつながり、それぞれの国や地域の魅力・特色・伝統・文化が響き合い、ひとつの壮大な物語が展開されます。
「DANCE DRAMA『Breakthrough Journey』」が初めて上演されたのは、2021年1月〈国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)〉(大阪府堺市)にて。今回は、当時のメンバーが再集結するだけでなく、新しい振付家やダンサーが加わり、新たなストーリーを交え、さらにパワーアップしたダンス・パフォーマンスを繰り広げます。
多様な背景を持つ、日本とアジア諸国のダンサーが集結
本作品の総合演出は、舞台『花ト囮』や、イマーシブシアター『Venus of TOKYO』など、さまざまな舞台作品で知られるダンスカンパニー〈DAZZLE(ダズル)〉の主宰・長谷川達也さん。
本公演には、独創性に富んだ作品を生み出し続けるダンスカンパニー〈DAZZLE〉、義足のダンサー・俳優として活動し、〈こここ〉の連載「森田かずよのクリエイションノート」でも執筆を担う森田かずよさん、アジア太平洋障害者芸術祭『True Colours Festival』への出演をきっかけに結成したダンスグループ〈BOTAN〉などが参加。
さらに、日本からは青森・東京・大阪・広島・島根・高知・沖縄の7地域から、海外からはシンガポールとマレーシアのダンスグループなど、コンテスト、舞台、CM、TVなど、さまざまな場で活躍するダンサーが多数出演します。
障害の有無、文化、国籍、言語、性別、世代の異なる多様な人が作品を共創することで、共に生きる豊かな社会の実現と、新たな価値の創造を目指します。
【作品ストーリー】
貧しい生活を余儀なくされるアジアの少年。
彼を支えていたのは、カメラマンになりたいという夢と、
スマートフォンの画面の向こうに広がるインターネットの世界。
だが、かすかな希望も、日々の現実に押し流されてしまう。
絶望と孤独。
ある日少年はダンサーを目指す少女の映像と出会う。
それは夢を抱きつつ何も行動できない自分とは違い、
夢に向かって一歩ずつ進んでいる姿だった。
そんな少女も自らの障害に悩みつつ、居場所を求めてもがきながら、
その想いをダンスにぶつけていた。
海を越えて少女の魂に触れた少年は、旅立ちを決意する。
変わらない現実と、変われない自分を乗り越えるために。
パワーアップした東京公演の見どころとは?
2021年の大阪公演では、オーディションで選ばれた、国内6地域(青森・東京・大阪・島根・高知・沖縄)、海外4地域(シンガポール・マレーシア・香港・台湾)の、総勢80名を超えるダンサーが集結し、公演に向けて準備を行ってきました。
しかし、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響で海外ダンサーが来日できず、全員揃っての公演は叶いませんでした。
今回の東京公演では、シンガポールとマレーシアからダンサーの来日が決定。日本と海外の舞台芸術作品の共創がようやく実現します。
また、国内からは上瀬真麻率いる広島のダンスグループが新たに参加。さらに、大阪府立登美丘高校ダンス部の「バブリーダンス」振付でも知られるakaneさんも大阪ダンスグループの振付家として加わりました。
本公演をプロデュースした〈国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)〉とは?
「DANCE DRAMA『Breathrough Journey』」は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とした大型国家プロジェクト「日本博」の一環として制作された作品です。
「障害者の文化芸術創造拠点形成プロジェクト」として、本公演以外でも、全国各地、海外(香港・マレーシア)でもシンポジウム、上映会、ダンス・ワークショップなどの関連企画を開催しており、多様な人と文化が芸術活動を通じて、互いに多様性を受容し、尊重し合える社会の実現と、社会的価値・経済的価値の創造を目指し取り組んでいます。
その活動拠点となっているのが〈国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)〉。障害のある人の自立、参加、交流、ノーマライゼーションの実現など、誰もがいきいきと暮らし、活動できる社会を目指し、2001年に国により設置されました。
この〈ビッグ・アイ〉のバリアフリーの環境と、さまざまな人が文化芸術活動を享受できるノウハウ、障害のある人の国際交流ネットワークを最大限に活用し、生まれたのが「DANCE DRAMA『Breakthrough Journey』」です。
本公演では、日本語字幕、手話通訳、音声補聴、音声解説、車いす席、移動支援・同行援護・行動援護の同伴1名無料など、障害のある方に向けた鑑賞サポートを提供しています。この機会にぜひ、生の舞台の臨場感、踊りのグルーヴ感を味わってください。
Information
DANCE DRAMA「Breakthrough Journey」
- 日時:2022年10月1日(土)13時/18時 開演、10月2日(日)13時 開演
- 会場:東京芸術劇場プレイハウス(東京都豊島区西池袋1-8-1)
- 料金:一般 3000円、高校生以下 1000円
※移動支援・同行援護・行動援護の同伴1名無料 - 出演:DAZZLE/DAZZLE アンサンブル、森田かずよ、BOTAN(梶本瑞希/かのけん/DAIKI/光陽師想真/なぎざ/麗華)、東野寛子 ほか、国内(青森、東京、大阪、広島、島根、高知、沖縄)ダンサー、海外(シンガポール、マレーシア)ダンサー 総勢70名
※招聘予定だった香港及び台湾のダンサーは、新型コロナウイルス感染症に係る入国制限等により来日ができなくなりました。本公演では、香港及び台湾のダンサーに代わって日本のダンサーが代役を務めます。 - 作・演出:長谷川達也(DAZZLE)
- クリエイティブ・ディレクション:飯塚浩一郎(DAZZLE)
- 音楽:林ゆうき/奥野大樹/桶狭間ありさ/山城ショウゴ/髙木亮志/Luke Standridge/NATSUI KEISHI(高知拠点音楽)
- 照明:矢鍋智子(LIGHTING BIG1 )
- 音響:岸智美(フリーランス オフィス)
- 映像オペレーター:革崎文
- 衣装:武藤銀糸
- 音声解説:佐川健之輔
- 舞台監督:孫左ヱ門
- 企画・プロデュース:鈴木京子(国際障害者交流センター(ビッグ・アイ))
- 振付:RINKA(青森)、DAZZLE(東京)、akane(大阪)、上瀬真麻(広島)、田畑真希(島根)、小倉卓浩(高知)、新城由喜恵(沖縄)、Luqman B Asad(シンガポール)、Tang Sook Kuan(シンガポール)、Aman Yap Choong Boon(マレーシア)、Cyrus HUI(香港)、Ewen Chiu(台湾)
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況等によって、出演者や公演内容は予告なく変更になる場合があります。
<公演のお問い合わせ>
国際障害者交流センタービッグ・アイ DANCE DRAMA公演事務局
TEL:072-290-0962
FAX:072-290-0972
Mail:dancedrama@big-i.jp
※お電話での問い合わせは、土日祝日を除く10時~17時まで
主催:文化庁/独立行政法人日本芸術文化振興会
主催・実施主体:国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)
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