ニュース&トピックス

7-8月開催!小学生を対象にした、デザインを切り口に多様性について考える「デザインでつどうコドモデザインフォーラム」
イベント情報

  1. トップ
  2. ニュース&トピックス
  3. 7-8月開催!小学生を対象にした、デザインを切り口に多様性について考える「デザインでつどうコドモデザインフォーラム」

デザインでつどうコドモデザインフォーラムのチラシがぞう。2かいめのワークショップのこうしつぺらつぺらのおめんが大きくのっています
7-8月にデザインを切り口にした子ども向けワークショップ「コドモデザインフォーラム」が開催

子どもたちが創造的な思考を育む「デザインでつどうコドモデザインフォーラム」

〈コドモチョウナイカイ〉による、小学生を対象にした「デザインでつどうコドモデザインフォーラム」が7~8月に開催されます。第一弾として、2021年7月4日(日)に「からだであらわすイマジナリー絵本ワークショップ」を〈SHIBAURA HOUSE〉(東京都港区)で実施。視覚言語の豊かさをテーマに〈異言語Lab.〉を講師に迎え、ろう者のファシリテーターと共にワークショップを行います。

「デザインでつどうコドモデザインフォーラム」は、コミュニケーションがテーマのワークショップ・シリーズ。デザインを通してさまざまな社会課題と向き合い、子どもたちの創造的な思考を育むことを目的にしています。多様性とは何か、多様性を認め合うとはどんなことかを、子どもたちが楽しみながら学べるワークショップを開催します。

コドモチョウナイカイのワークショップのようすのしゃしん。大きなくうかんがいろとりどりのしきめんでくぎられています。
子どもたちの創造的な思考を育むために〈コドモチョウナイカイ〉はいろいろな仕掛けを用意する

視覚言語の豊かさと出会うワークショップ「からだであらわすイマジナリー絵本ワークショップ」

「からだであらわすイマジナリー絵本ワークショップ」の講師を務める〈異言語Lab.〉は、「異(ことなる)を楽しむ世界を創る。」をミッションに掲げ、新しいコミュニケーションのカタチを提案するラボラトリーです。異なる言語を使用する人同士からうまれるコミュニケーションのあり方を試行錯誤しながら、ワークショップの開催やツールの開発を行っています。

このワークショップでは、音声言語によらないコミュニケーションを体験し、手話をヒントにしてイメージを相手に伝えるための方法について考えます。参加者はさまざまなイメージの世界を全身を使って表現し、ワークショップを通してひとつの映像作品「イマジナリー絵本」を制作します。

いげんごらぼのこうし5めいのしゃしん。
〈異言語Lab.〉は、「異なる人」や「異なる言語」を通じた、能動的なエンターテインメントと「伝え合う」をテーマにした芸術文化体験を提供し、世界中の人々と“新しい価値”を生み出す。「からだであらわすイマジナリー絵本ワークショップ」の講師は、写真左から、さとりさん、菊永ふみさん、勝野崇介さん、米盛菜摘さん、和田夏実さんの5名が務める

子どもたちが共に遊び、学び合いながら「おまつり」をデザインする

〈コドモチョウナイカイ〉は、建築、家具、プロダクト、広告、Web、ファッション、教育、ビジネスなどさまざまな「モノ・ヒト・コト」のデザインに関わる建築家やデザイナーの集団が運営しています。

デザインを「答えが一つではない課題に対して、理性と感性を持って、種々の学問や技術を利用して実現可能な解を見つけ出す力」と捉え、子どもたちの柔らかな理性や感性を育むワークショップを開催。子どもたちが、多様な個性を尊重し合い、これからの社会を生き抜くために必要な「デザインする力」を養うことを目指しています。そして、社会や生活を豊かで楽しくする「おまつり」をデザインの「初めの一歩」として、子どもたちが、共に遊び、学び合いながらみんなで「おまつり」をつくりあげる活動を行っています。

コドモチョウナイカイによるけんちくをテーマにしたワークショップのしゃしん。
〈コドモチョウナイカイ〉によるワークショップ「わたしたちのす」。このワークショップでは、身近な材料である紙の管と輪ゴムを使い、自らの力とアイディアで建築をデザインした
コドモチョウナイカイのファッションをテーマにしたワークショップのしゃしん。コドモたちがかみでつくったいしょうをみにまとっている。
〈コドモチョウナイカイ〉のワークショップの内容はさまざま。ワークショップ「おもしろいからだ ふしぎなふく」では、義足や車いすの体験を、新しい身体感覚「おもしろいからだ」と捉え、非自由なファッション「ふしぎなふく」としてデザインした

多様な性と出会うワークショップ「みんなを知ろう!なりきりおめんワークショップ」

「デザインでつどうコドモデザインフォーラム」では、「からだであらわすイマジナリー絵本ワークショップ」の他にも、絵本やイラストレーションを手掛けるユニット〈tupera tupera〉 の亀山達矢を講師に迎え、多様な性と出会う「みんなを知ろう!なりきりおめんワークショップ」を8月に開催予定。お面づくりを通して、性別や属性ではなく、一人ひとりの個性や特性、生き方を大切にした人と人との出会いを楽しむプログラムです。

フォーラムの詳細は〈コドモデザインチョウナイカイ〉の公式Facebookをご確認ください。