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〈おかし屋ぱれっと〉から、一点ものの“手描き”パッケージ「アートボックス」が登場
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一点ものの“手描き”ボックスに詰めた、焼き菓子アソート
東京都渋谷区で、知的障害のある人の就労・暮らし・余暇などをサポートする〈NPO法人ぱれっと〉。こちらの就労支援として運営されている焼き菓子専門店〈おかし屋ぱれっと〉から、彩り豊かなパッケージの「アートボックス」が発売されました。
箱を彩るイラストはプリントにあらず。メンバーがひと箱ひと箱にイラストを施した、世界にひとつだけのアートボックスです。
〈おかし屋ぱれっと〉は、1985年に渋谷区恵比寿で誕生しました。ちょこ・あーもんど・れーずんの3種類のクッキーの製造・販売からスタートして36年。現在は21名のメンバーがさまざまな種類のクッキー、パウンドケーキ、グリッシーニなどを製造。企業とのコラボレーションやイベント参加も活発に行っています。
在宅時間にアートの腕をみがいたメンバーの、創作力を生かした新商品
コロナ禍によって店舗への出勤が制限されるなか、メンバーは在宅の時間を使ってアート作品やイラスト制作に取り組んできました。創作活動を重ねるにつれ、メキメキと腕を上げるメンバー達。その成果を生かせるものがないかと始まったのが、今回のアートボックスです。
ボックスの中には〈おかし屋ぱれっと〉自慢のクッキーを詰合せ。一番人気のクッキーは、創業当時からつくり続けている、ちょこ・あーもんど・れーずんを含む5種類のクッキーが入った「みっくすクッキー」。ほかにも、オランダ産のヤギのミルクパウダーを使用した「ヤギミルククッキー」や、ビールやワインのお供におすすめの「ガーリックチーズ」など、変わり種クッキーも展開しています。
最近は顔が描かれたスマイルクッキーを紛れ込ませた、遊び心のある取り組みもスタート。スマイルクッキーが入っているかどうかワクワクしながら封をあけるのも、また一興!
〈おかし屋ぱれっと〉のクッキーのおいしさの秘密
〈おかし屋ぱれっと〉のクッキーは、毎朝生地を調合するところから始まります。生地を冷凍保存しないため、食感はサクッと軽め。国産小麦、三温糖、ゲランドの塩など、素材の風味を生かしたクッキーは、食べ飽きることなく、何度も手が伸びるおいしさです。
クッキーの製造プロセスには、障害のある人が作業しやすい工夫や仕組みが構築されています。メンバーは担当作業の訓練を重ね、焼き菓子づくりに携わっています。クッキーの形や大きさには多少ばらつきがありますが、それもまた手づくりの証。
メンバーの活動のひとつに、近隣のオフィスやイベントでの出張販売があります。自分たちで手がけた焼き菓子を直接お客さんに手渡し、ふれあいや交流が持てるこの時間は、メンバー達にとってやりがいを感じる機会となっています。
コロナ禍により出張販売の機会は減ってしまいましたが、現在も都内で出張販売を受け入れてくれる企業や団体を募集しています。「いらっしゃいませ!」「おいしいクッキーはいかがですか?」と元気な声で販売を行うメンバーの姿と、素朴でおいしいクッキーの味わいに、受け取る側も元気がもらえること請け合いです。
Information
おかし屋ぱれっと
住所:東京都渋谷区東2-11-4
TEL:03-3409-3774
営業時間:平日9:00~17:30 ※現在イートインは休止中
Webサイト:ぱれっと公式オンラインショップ
アートボックス 大
https://npopalette.theshop.jp/items/49487655
アートボックス 小
https://npopalette.theshop.jp/items/49505068
※全国配送可能。オンラインショップに載っていない商品はokashiya@npo-palette.or.jp にお問い合わせください。
※都内で出張販売の受け入れをしてくださる団体や企業を新規で募集中です。感染対策をしっかり行い、訪問します。お気軽にお問い合わせください。