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「適当」について鷲田清一さんと伊藤亜紗さんともに考えるトークイベントが6月29日〈せんだいメディアテーク〉で開催
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イベントチラシ

美学者・伊藤亜紗さんと「適当」について考えを深める

トークイベント「鷲田清一とともに考えるパート2 ドートクの時間 6じかんめ 適当」が2024年6月29日(土)、〈せんだいメディアテーク〉(宮城県仙台市)で開かれます。

第6回となる今回のテーマは「適当」。〈せんだいメディアテーク〉の館長で哲学者である鷲田清一さんが、美学者の伊藤亜紗さんをゲストに迎え、ものごとの「いい加減」や、ふさわしい状態としての「適当」について、伊藤さんによる事例紹介をもとに考え、語り合います。

〈せんだいメディアテーク〉について

このイベントを主催するのは、会場でもある〈せんだいメディアテーク〉。2001年に宮城県仙台市で開館した文化複合施設です。美術や映像、メディアに関する展覧会や上映会、ワークショップなどの表現活動の場として、ギャラリーや展示室などを貸し出しています。

また、館内には〈仙台市民図書館〉と映像音響ライブラリーがあるほか、目や耳の不自由なかたへの資料やサービスをバリアフリーサービスとして実施するなど、すべての人がさまざまなメディアを通じて自由に情報のやりとりができるようサポートする公共施設としても活動してきました。

さらに、自主企画も盛んで、展覧会のほか、メディアを活用して市民とともに地域の文化をつくる「メディアスタディーズ」や、東日本大震災をテーマにした「3がつ11にちをわすれないためにセンター」など、さまざまな切り口の活動を行っています。

今回紹介するトークイベントも、そうした自主企画のひとつ。哲学者としても知られる館長・鷲田清一さんがゲストを迎えて対話する「鷲田清一とともに考える」のシリーズの一環で開催されます。

「徳目」をヒントに現代社会の状況や課題をときほぐす

「鷲田清一とともに考える」は2014年から継続しているトーク企画です。鷲田さんが、各分野のプロフェッショナルをゲストに招き、現代社会の状況や課題について、参加者と共有しながら考えを深めていく「対話の時間」です。

2019年6月からは「ドートクのじかん パート2」として、道徳を構成する「忠」「孝」「仁」「義」などの「徳目」に着目して、その意味について、ゲストの考えを起点としながら紐解いていく企画となりました。

これまでのテーマは「親切」「正直」「公平」「寛大」「尊敬」。第5回の「尊敬」の回では、『オープンダイアローグとは何か』などの著作で知られる精神科医の斎藤環さんをゲストに、他者への尊厳に基づいたコミュニケーションについて話し合いました。

第5回の模様

そして、今回の徳目は「適当」。ゲストは美学者であり〈東京工業大学リベラルアーツ研究教育院〉教授の伊藤亜紗さんです。独自の身体論に基づいてケアのあり方を実践的に探求している伊藤さんとともに、ものごとの「いい加減」とはなにか、ふさわしい状態としての「適当」とはどのようなものか、一緒に探ります。

さまざまな身体をもつ人々と研究を重ねる伊藤さんの投げかけをきっかけに、おふたりからどんな対話が展開されるのか、とても刺激的な時間になりそうです。お近くの方はぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。