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〈TOKYO SOCIAL DESIGN〉の展示「みんな玉ねぎになろう!!」が5月14日にスタート
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〈クラリスファーム〉の「玉ねぎ」をたっぷり楽しむ展示イベントが開催
〈TOKYO SOCIAL DESIGN〉が運営するgallery TSD(東京都板橋区)のイベント「みんな玉ねぎになろう!!」が2021年5月14日(金)・15日(土)・16日(日)・21日(金)・22日(土)・23日(日)の6日間、開催されます。
こここなイッピンでもご紹介しているソーシャルファームの農園〈クラリスファーム〉がつくる玉ねぎにフォーカスし、〈クラリスファーム〉の農園の様子の写真展示や、ソーシャルファームを表す言葉の展示のほか、玉ねぎ染めのワークショップや玉ねぎをモチーフにしたグッズの販売などを予定しています。「玉ねぎ」という身近な野菜をテーマに、楽しみながら〈クラリスファーム〉の活動を体感できる内容です。
また、2021年5月18日(火)には、オンライン配信のトークイベント「ソーシャルファームってなあに?」も開催され、ソーシャルファームジャパン理事長の炭谷茂さんとクラリスファーム代表の新井利昌氏さんが登壇予定です。
一人ひとりに合わせた働き方を実践する〈クラリスファーム〉
〈クラリスファーム〉で働くのは、諸事情により働きづらさを抱えていたり、障害によって一般就労が難しかったりなど、さまざまな背景を持つメンバーたち。「働く」ということを問い直し、メンバーの個性に合わせた働き方を実践しています。
全員が農作業を担当するわけではなく、それぞれが得意な作業を分担し、絵の得意なメンバーはパッケージやチラシなどのイラストを制作したりもしています。なかには「寝ていることも働いていること」と捉え、時々農場でお昼寝しているメンバーもいるようです。
「ソーシャルインクルージョンな社会」を目指す〈TOKYO SOCIAL DESIGN〉
イベント主催者である〈TOKYO SOCIAL DESIGN〉が目指す「ソーシャルインクルージョン」は、「社会的包摂」とも訳されます。それぞれの個性が尊重され、多様な価値観を許容しあう社会の中で、すべての人を孤独や孤立、排除や摩擦から援護する相互共生的な社会を構築しようとする考え方です。
そんなソーシャルインクルージョンの考え方に基づき、就労に困難がある人々の雇用の拡大と自立を進め、地域産業にも貢献し、かつ自律的な経済活動としても成り立つ社会的企業を「ソーシャルファーム」と呼びます。
〈TOKYO SOCIAL DESIGN〉は、情報発信やコミュニケーションデザインを手掛けるチームです。「見たい景色に旗を立て、新しいコトをつくり出す。」をコンセプトに、メディアづくり、企画・デザインなどの活動を行っています。〈TOKYO SOCIAL DESIGN〉では、〈クラリスファーム〉を日本におけるソーシャルファームのロールモデルと考え、今回のイベントを企画するなど、活動を共にしています。
「ス~ハ~マーケット」も同時開催!
gallery TSDでは、毎週金土日に〈クラリスファーム〉の野菜のほか、運営メンバーのセレクトしたアイテムが並ぶ「ス~ハ~マーケット」も開催されます。息切れしてしまいそうな「スーパー」よりも、「ス〜ハ〜」
「ス~ハ~マーケット」は、「みんな玉ねぎになろう!!」の会期中も同時開催しています。ぜひ一緒にお楽しみください。
Information
みんな玉ねぎになろう!!
展示「みんな玉ねぎになろう!!」
日時:2021年5月14日(金)・15日(土)・16日(日)・21日(金)・22日(土)・23日(日)13:00~18:00
会場:TOKYO SOCIAL DESIGN gallery TSD(東京都板橋区板橋3-4-9 旧:creation space en∞juku)
料金:入場無料
※会期中はマルシェ「ス~ハ~マーケット」を同時開催
トークイベント「ソーシャルファームってなあに?」
日時:2021年5月18日(火)18:00~19:00
会場:Facebookページでの配信 (YouTubeでのアーカイブ配信も行います)
料金:無料