福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉

【イラスト】深い緑の空間に4つの扉がそれぞれ並んでいて、展覧会タイトルが添えられている【イラスト】深い緑の空間に4つの扉がそれぞれ並んでいて、展覧会タイトルが添えられている

[イベント]“わたしの暮らし”をノックすることば展 by マガジンハウス こここイベント|こここ編集部 vol.11

Sponsored by 厚生労働省補助事業 令和7年度介護のしごと魅力発信等事業(情報発信事業)

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日々やること、生きていくために既にやっていることで精一杯。でも、本当はどうしたい?

マガジンハウス『anan』『POPEYE』『こここ』編集部が「ケアという営み」を大切にする人たちや「介護のしごと」に携わる人へ取材し、生まれたことばに触れながら、”わたしの暮らし”をノックし、”わたしたちの暮らし”に必要なケアについて考える「ことば」の体験展示。

「BONUS TRACK」(東京・下北沢)のイベント「ケアリングノーベンバー2025」でのコラボ企画として開催します。会期中には関連トークイベントも。ぜひお越しください。

“わたしの暮らし”をノックすることば展

気づいたときには過ぎている、わたしの日々。

本当はこうしたい、実はこうありたいがあったはずだけれど、
じっくり立ち止まって考えるのは難しい。
なんせ日々やること、生きていくために既にやっていることで精一杯。

自分だけではなく、何かにきっかけをもらいながら考えられる時間があったらいいのに。
でも、いきなり自分の暮らしに誰かが土足で踏み込んできたらこわい。
扉を軽くノックしてくれるだけでいい。
そんなわたしの暮らしをノックしてくれることばは、どこにあるのでしょう?

わたしに足りていないケアとは?
気付けば毎日やっていることは?
「理想の1日」のスケジュールは?
やってみたいのに、ずっとできていないことは?
やりたくないのに、ずっとやっていることは?

展示期間中、ボーナストラック内には、暮らしをノックすることばが、
さまざまな場所に、思いもよらない形で置かれています。

このことばたちは、マガジンハウス『anan』『POPEYE』『こここ』編集部が「ケアという営み」を大事にしている人たちや「介護のしごと」に携わる人へ取材し、生まれたものです。

自分の暮らしを問うたり、誰かの暮らしを支えようとする人たちのことばにふれたりしながら、それぞれに存在する“わたしの暮らし”をノックし、“わたしたちの暮らし”に必要なケアについて考えてみませんか?

開催概要

  • 会期:2025年11月11日(火)〜11月29日(土) 11:00-20:00
  • 会場:BONUS TRACK GALLERY 1 & 広場
  • 入場料:無料
  • 主催:株式会社マガジンハウス
  • 協力:株式会社散歩社

※厚生労働省補助事業 令和7年度介護のしごと魅力発信等事業(情報発信事業)として実施しています。(実施主体:株式会社マガジンハウス)


関連トークイベント:向坂くじらさん×吉田真一さん

ゲスト:向坂くじらさん(写真左)、吉田真一さん(写真右)

テーマ:“セルフケア”は矛盾をはらんでいる?

「ケア」、特に「セルフケア」ということばを目にする機会が増えました。自らの暮らしや健やかさを大切にしていくこと、これまで過小評価され、偏った立場に任せてきた「ケア」の重要性が語られる機会は重要です。その入り口として「セルフケア」も機能しているはず。

ただし使われ方によっては、問題のある環境や構造を変えるのではなく、「自分の機嫌は自分でとる。それができないのは自分の問題」という考え方を強めてしまうかもしれません。詩人の向坂くじらさん、訪問介護事業を経営する吉田真一さんをお招きし、自己責任的な思惑に利用されない「セルフケア」や「ケア」のあり方を考えます。

ゲストプロフィール

向坂くじらさん(詩人)
一九九四年名古屋生まれ。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。著書に詩集『アイムホーム』『とても小さな理解のための』(百万年書房)エッセイ集『ことぱの観察』(NHK出版)『犬ではないと言われた犬』(百万年書房)共著に『群れから逸れて生きるための自学自習法』(明石書店)など。小説『踊れ、愛より痛いほうへ』『いなくなくならなくならないで』(ともに河出書房新社)がそれぞれ芥川賞候補となる。(プロフィール撮影:宇壽山貴久子)

吉田真一さん(株式会社でぃぐにてぃ代表)
1973年、岐阜県生まれ。19歳の時に頸髄損傷で車椅子生活に。早稲田大学政治経 済学部卒。マーケティング職を経て、2014年に訪問介護のでぃぐにてぃを創業。 在宅でケアを受ける中で感じる「こうだったらいいのに」を解決するため『世界 いち気持ちいい介護』の理念を掲げ奮闘中。4万人のソーシャルアクション「#ヘルパーにコロナ対応加算を」発起人

開催概要

  • 日時:2025年11月12日 (水) 19:30-21:30
  • 会場:本屋B&B/オンライン配信
  • 参加費:無料  *要事前申込み/会場受付時ドリンク代(550円〜)が別途必要
  • 主催:株式会社マガジンハウス
  • 協力:株式会社散歩社、本屋B&B
  • ゲスト:向坂くじらさん(詩人)、吉田真一さん(株式会社でぃぐにてぃ代表)

※厚生労働省補助事業 令和7年度介護のしごと魅力発信等事業(情報発信事業)として実施しています。(実施主体:株式会社マガジンハウス)

お申し込み方法

Peatixページ(本屋B&B)よりお申し込みください
※2025年10月16日12時頃から受付開始

ゲストふたりの〈こここ〉での対談記事はこちら


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連載:こここイベント|こここ編集部