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“聴覚のみ”でプレイする「オーディオゲームセンター」が〈銀座ソニーパーク〉に登場
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AUDIO GAME CENTER + 音で遊ぶ。音から想像する。プロジェクトイメージ画像

映像などのビジュアルは一切なし。新感覚の“オーディオゲーム”

聴覚を研ぎ澄ませ、“音だけ”で楽しむゲームセンター「オーディオゲームセンター」が、東京・銀座の〈Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)〉の地下3階に期間限定で登場します。

このゲーム、映像などのビジュアルは一切なし。音から想像を広げ、音で空間を予測し、音で体験を共有する、新感覚のゲームです。

開発したのは、視覚障害のある人、デザイナー、研究者、プログラマー、キュレーターなど、多彩な専門分野で活動するメンバーが協働する〈AUDIO GAME CENTER〉。2016年から活動をスタートし、音で遊ぶ“オーディオゲーム”を開発。視覚から得られるイメージとは違う方法で想像を刺激し、音がつくる体験の可能性を探るプロジェクトであり、チームです。

本企画のプロデューサーは、映画・ダンス・ゲームなどの表現を視覚以外の感覚から捉え直す活動を行う、田中みゆきさん。知覚や空間についての新たな認識をもたらすと同時に、音から広がる世界を想像しプレイする、新しいゲーム体験が楽しめます。

音だけの「短編ホラーRPG」など、3つの異なるオーディオゲームを体験! 

会場イメージ
© Ginza Sony Park Project

「オーディオゲームセンター」では、音で楽しむアクションゲーム、レーシングゲーム、ホラーゲームの3つのオーディオゲームが体験できます。

そのひとつ『幽霊のいるところ』は、かつて友人だった女の幽霊に導かれながら、音で記憶を辿っていくストーリーテリング・ホラーゲーム。ソニーの360°立体音響技術群を用いて構築された空間を探索し、音の手がかりを選びながらストーリーを進めていく、短編ホラーRPGです。声優には女優の祷キララさん、脚本は藤原佳奈さん、音楽は角銅真実さんと、ゲストアーティストにも注目です。

ほかには、左右に動きまわるガイドメロディを追いかけるように、ハンドルを切ってレーシングカーを走らせるレーシングゲーム『大爆走! オーディオレーシング』や、襲って来るゾンビを音で聞き分けて倒していくリズムアクションゲーム『スクリーミング・ストライクneo』を楽しむことができます。

映像情報が欠かせないビデオゲームが主流のなか、主に視覚障害のある人がつくり手となった、音によるゲームも開発されてきました。聴覚や触覚など、人間に備わったさまざまな感覚を駆使するゲームは、音が持つ情報の豊かさ、おもしろさの再発見につながるかもしれません。

Sony Park展 イメージ画像
2024年の完成を目指す〈新・銀座ソニーパーク〉の建設工事を前にしたファイナルプログラム「Sony Park展」。6つのテーマに、ソニーミュージックグループに所属する6組のアーティストが参加するクリエイティブな企画など続々展開予定

「オーディオゲームセンター」は、2021年10月からリニューアル工事を行う〈銀座ソニーパーク〉の、ファイナルプログラムとして開催される「Sony Park展」の企画のひとつ。

「Sony Park展」では、岡崎体育さん、奥田民生さん、東京スカパラダイスオーケストラなど、豪華アーティストが続々登場するリレー式のプログラムや、歴代 PlayStation やゲームタイトルの映像が流れる、ゲームファン感涙の展示フロアも設置予定。お見逃しなく!