ニュース&トピックス

未来提案型キャンプ「インクルーシブな『出会いのきっかけ』を共創するワークショップ」の一般公開イベントが2月10日、14日に〈CCBT〉(渋谷)にて開催
イベント情報

  1. トップ
  2. ニュース&トピックス
  3. 未来提案型キャンプ「インクルーシブな『出会いのきっかけ』を共創するワークショップ」の一般公開イベントが2月10日、14日に〈CCBT〉(渋谷)にて開催

未来提案型キャンプvol.3「インクルーシブな『出会いのきっかけ』を共創するワークショップ」と書かれた本ワークショップのメインビジュアル画像

「インクルーシブデザイン」に関するワークショップの一部を一般公開

アートとデジタルテクノロジーを通じて人々の創造性を社会に発揮するための活動拠点〈シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]〉(東京都渋谷区)。その活動のなかで恒例となっている短期集中ワークショップ「未来提案型キャンプ」の第3回目が、2024年2月9日(金)からスタートします。

今回のテーマは「インクルーシブデザイン」。福祉の現場と考え、つくる、インクルーシブなデザインを実践する6日間のワークショップとなっています。

ワークショップへの応募はすでに締め切られていますが、2月10日(土)と14日(水)の2日間は一般公開プログラムとなっており、どなたでも参加が可能です。

〈CCBT〉のプログラム「未来提案型キャンプ」とは?

2022年10月、東京都渋谷区宇田川町に創設された〈CCBT〉。ラボ、スタジオ、ギャラリーなどのスペースを備えており、アート、テクノロジー、デザインをテーマにしたさまざまなプログラムを通じて、参加する人々の創造性を発揮する、広く開かれたプラットフォームを目指しています。

〈CCBT〉のエントランス画像

そして、〈CCBT〉のプログラムのひとつである「未来提案型キャンプ」とは、多様な人々が協働し、アートとデジタルテクノロジーによる創作活動を数日かけて行う“短期集中型”のワークショップです。

公募によって集まった20名程の参加者は、設定された課題について学ぶほか、思考法を身につける講義、スキルセットをつくるワークショップ、グループワークなどを行っていきます。会期中にはトークや成果展示などを一般公開する時間も設けられています。

このようなカリキュラムを通じて、次世代の人材を育成し、クリエイティブなアプローチで社会課題に取り組むことを目指すのが本プロジェクトの目的です。

過去には、“インターネット第3世代”といわれる「Web3」や、それに関連する「ブロックチェーン」をテーマとしたキャンプが行われました。そして、第3回目となる今回は「インクルーシブデザイン」をテーマに開催されます。

「Cultural Future Camp」への参加者4名が話をしている様子
文化庁・公益財団法人東京都歴史文化財団「Cultural Future Camp:インクルーシブ・デザインで新しい文化体験を共創する」短期集中ワークショップ(2022年2月)(撮影:佐藤基 提供:公益財団法人東京都歴史文化財団)

出会いと交流のなかで「インクルーシブデザイン」を実践的に学ぶワークショップ

障害のある人や高齢者などを含むさまざまな人々の視点を取り入れて発展させるデザインの考え方や手法として、1994年にイギリスで生まれたとされる「インクルーシブデザイン」。

2月9日(金)~14日(水)に開催されるワークショップでは、多様な背景を持つ人々が一堂に会し、福祉施設でのフィールドワーク、多様性のある場づくりの企画立案、グループワーク、デジタル機器を用いたプロトタイプ制作など、出会いと交流のなかで「インクルーシブデザイン」を実践的に学びます。

本プログラムのディレクターには、京都産業大学情報理工学部准教授の伊藤慎一郎さん、シブヤフォント・アートディレクターのライラ・カセムさんが就任。

伊藤慎一郎さん、ライラ・カセムさんの写真
左:伊藤慎一郎さん、右:ライラ・カセムさん(Photo by SOLIT!)

また、講師やファシリテーターとして、体験設計&空間デザインユニットの岩沢兄弟、九州大学・秋田美術大学客員教授のジュリア・カセムさん、発明家の高橋鴻介さんが登壇します。

ジュリア・カセムさん、高橋鴻介さん、岩沢兄弟の写真
左上:ジュリア・カセムさん、右上:高橋鴻介さん、左下:いわさわ ひとしさん(岩沢兄弟)、右下:いわさわ たかしさん(岩沢兄弟)

参加無料! 2日間の一般公開イベント

誰でも参加が可能な一般公開イベントは、2月10日(土)と14日(水)の2日間。

10日のイベントでは、「『排除』をデザインから排除する——よいデザインの問いとインクルーシブなプロセスは、どのように新たなデザインソリューションをもたらすか」と題したオープンレクチャーが実施されます。

インクルーシブデザインのパイオニアであるジュリア・カセムさんを講師に、実際のケーススタディを例に取り上げ、見落とされがちなデザインの排除(感情的、知覚的、デジタル化による排除)を見ていきながら、困難なデザインの文脈を問い直し、デザインプロセスそのものをつくり上げていく方法を紹介します。

定員は30名(先着順)。英語・日本語の同時通訳と、英語から日本手話への手話通訳が用意される予定です。

巨大なプロジェクタースクリーンのあるCCBT会場に集まった大勢の参加者と登壇者の写真。
文化庁・公益財団法人東京都歴史文化財団「Cultural Future Camp:インクルーシブ・デザインで新しい文化体験を共創する」短期集中ワークショップ(2022年2月)(撮影:佐藤基 提供:公益財団法人東京都歴史文化財団)

14日は本プログラムの最終日。キャンプ参加者と講師およびファシリテーターの総勢30名で取り組んだ6日間の様子と、各グループが共創したアイデア提案を紹介する「成果報告会」が行われます。

キャンプ参加者がなにに着目し、活動し、結果的にどのようなインクルーシブなデザインやアイデアを生み出すのか。一般参加者にとっても、目から鱗な視点に出会う機会になるかもしれません。

定員は30名(先着順)。手話通訳が用意される予定です。

スクリーンの前でプレゼンを行う参加者の写真。
文化庁・公益財団法人東京都歴史文化財団「Cultural Future Camp:インクルーシブ・デザインで新しい文化体験を共創する」短期集中ワークショップ(2022年2月)(撮影:佐藤基 提供:公益財団法人東京都歴史文化財団)

一般公開イベントへの参加は無料です。渋谷の〈CCBT〉の会場で視聴したい方は自由来場(申込不要)で参加できます。オンラインでの参加をご希望の方は、当日〈CCBT〉のイベントページに貼られたリンクから自由視聴できます。

共創・協働の場づくりにご興味がある方、インクルーシブデザイン、テクノロジー、ウェルビーイング、ソーシャルインクルージョンなどにご興味がある方、教育文化施設や福祉施設の関係者の方など、本プロジェクトにぜひ注目してみてください。