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オーダーメイドのビジネスウェアブランド〈FABRIC TOKYO〉渋谷モディ店が、バリアフリー店舗へリニューアル
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〈FABRIC TOKYO〉渋谷モディ店リニューアルオープン
オーダーメイドのビジネスウェアブランド〈FABRIC TOKYO〉の渋谷モディ店(東京都渋谷区)が、バリアフリー店舗として2022年3月にリニューアルオープンしました。
このリニューアルは、渋谷モディが「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)」をテーマに、あらゆる年齢・性別・障害・国籍の人が安心して買い物できるよう実施した改装と同時に行われたもの。
これまで性別を問わない「All Gender Store(オールジェンダーストア)」というコンセプトで運営してきた〈FABRIC TOKYO〉の店舗を、性別だけではなく、障害のある方やどんな体型の方も利用できる店としてアップデートしています。
同時に、障害のある人のアート作品を世に送り出している福祉実験ユニット〈ヘラルボニー〉とのコラボレーションアイテムの予約受付も開始しました。
誰もが自分らしいライフスタイルをデザインできる社会を目指す
〈株式会社FABRIC TOKYO〉は、「Lifestyle Design for All」をミッションに掲げるアパレル企業。オーダーメイドのビジネスウェアブランド〈FABRIC TOKYO〉と女性向けのオーダーメイドウェアブランド〈INCEIN〉を展開し、ビジネスウェアの提供を通じて、「誰もが自分らしいライフスタイルを自由にデザインできるオープンな社会」を目指しています。
2018年から渋谷モディで〈FABRIC TOKYO〉の店舗を運営し、2021年には性別を問わず「メンズパターン」のスーツをオーダーできる「All Gender Store(オールジェンダーストア)」へとリニューアル。そして今回、渋谷モディの改装に合わせて、性別だけではなく、さまざまな身体的特徴のある人が来店できる店舗へと再リニューアルしました。
車椅子利用者が監修したバリアフリー店舗
バリアフリー店舗があるのは、渋谷モディの4階。エスカレーターを上ってすぐのエリアです。
大きな車椅子でも回転できるようスペースを広くとり、接触を防ぐようドアノブなどの突起物は排除。机の形状なども車輪が当たらないよう配慮されています。
今回のリニューアルの大きな特徴は、利用者の目線を取り入れたこと。パラアイスホッケー銀メダリストの上原大祐さんが店舗設計の段階から監修し、車椅子を利用する方でも快適にオーダーメイドを体験できるような店舗を目指しました。
〈ヘラルボニー〉とのコラボレーションアイテムを発表
〈FABRIC TOKYO〉ではリニューアルに合わせて、障害のある人のアート作品を世に送り出している福祉実験ユニット〈ヘラルボニー〉とのコラボレーションプロジェクトを開始。第一弾として、〈ヘラルボニー〉が契約する3名の作家によるアートを裏地に使用したジャケットの予約受付を2022年3月にスタートしています。
〈ヘラルボニー〉が提供するアート作品は、「Fit Your Life」をコンセプトに多様な生き方や価値観にフィットするビジネスウェアを提供する〈FABRIC TOKYO〉と、デザイン性・コンセプトの両面から親和性が高く、今回のコラボレーションが実現しました。
オーダースーツは、現在予約受付中。発売開始は2022年6月以降を予定しています。
〈FABRIC TOKYO〉がある渋谷モディは、年齢や性別に関係なく利用できるトイレのほか、通路に点字ブロックやトイレまでの距離表示看板を設置するなど、さまざまななインクルーシブデザインを取り入れています。利用しやすさを目指してリニューアルされた店舗で、お買い物を楽しんでみませんか。
Information
FABRIC TOKYO 渋谷MODI
住所:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷モディ4F
営業時間:11:00〜20:00
公式サイト:FABRIC TOKYO
来店予約:FABRIC TOKYO 渋谷MODI
コラボレーションアイテム問い合わせ:FABRIC TOKYO Webサイト内 お知らせ
Profile
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へラルボニー
株式会社
「異彩を、 放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニット。日本全国の主に知的な障害のある福祉施設、作家と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸とするライセンスビジネスをはじめ、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込む、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。これらの社会実装を通じて「障害」のイメージ変容と、福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。社名である「ヘラルボニー」は、知的障害のある両代表の兄・松⽥翔太が7歳の頃⾃由帳に記した謎の⾔葉です。「⼀⾒意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めています。