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対話から始める新メディア・コミュニティ〈me and you〉がクラウドファンディングを実施中!2月10日まで
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メインビジュアルは小林エリカさんによるもの (me and you, inc.)

新メディア・コミュニティ〈me and you〉がクラウドファンディングを実施中!

“わたしとあなた”という小さな主語を出発点に、個人と社会について考えるメディア・コミュニティ〈me and you〉の立ち上げに向けて、〈株式会社ミーアンドユー〉が2022年2月10日(木)までクラウドファンディングを実施しています。

〈株式会社ミーアンドユー〉は、“個人と個人の対話を出発点に、遠くの誰かにまで想像や語りを広げていくための活動を行う拠点”として、竹中万季さんと野村由芽さんが2021年に設立した会社です。 一人ひとりの小さな声や温度を大切にしたまま、社会に存在する課題に向き合うことを重視した活動として、Podcastやラジオ、ニュースレターの配信、企業や団体によるプロジェクトのプロデュースや編集業務などを行っています。

〈me and you〉は、そんな〈株式会社ミーアンドユー〉が始める、新メディア・コミュニティです。

異なる「個人」同士が互いを祝福しあうにはどうしたらいいのか?

竹中さんと野村さんは2017年から3年半にわたり〈株式会社CINRA〉にて、“自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ”〈She is〉を運営していました。

問いを投げかけることを大切にした特集を隔月で展開していく「メディア」を運営するほか、一人ひとりの背景や考え方にもとづいた異なる視点を大切にし、唯一の答えを提示するのではなく語り合う「コミュニティ」としてのイベントも多数実施してきました。

左から野村由芽さん・竹中万季さん。二人は〈She is〉を経て独立し、2021年4月に〈株式会社ミーアンドユーを〉を立ち上げた(me and you, inc.)

個人の異なる声を肯定し、尊重し合うには、自分自身も大切にしながら他者との関わりや社会の仕組みに目を向け、構造における課題に向き合いつつ、対話を続けていく必要性がある。竹中さんと野村さんは、そんな〈She is〉の運営を通して感じてきたことを、〈me and you〉で実現しようとしています。

「わたし」と「あなた」という小さな主語で向き合うメディア・コミュニティ

新しくオープンする〈me and you〉は、さまざまなジェンダーやセクシュアリティの人とも、そして、それぞれに異なる状況のなかで生きる一人ひとりとも、「わたし」と「あなた」という小さな主語で向き合うことを大切にし、「メディア」と「コミュニティ」の二つの軸で運営されます。

me and youが大切にしていきたい6つの指針は、①わたしとあなたで対話する ②自分を尊重する、他者の個も尊重する ―大きな概念や強いものに立ち向かう個人的な声― ③途中、過程、迷い、複雑さ、曖昧さの肯定 ④問い直し、結び直していく ⑤心を死なせず、手を取り、支えあい、社会で生き延びる ⑥自分の気づきを出発点に、少しずつはじめられる学びのかたち(me and you, inc.)

「メディア」では、多様な声や対話を集めた企画やプロジェクトを展開。〈me and you〉が大切にしていきたいことや社会問題について学びを深め、読者とその過程を共有していくプロジェクト「i meet you project」は、1月下旬〜2月上旬頃に掲載予定です。イ・ランさん、川上未映子さん、小林エリカさん、長田杏奈さん、武田砂鉄さん、ドミニク・チェンさん、穂村弘さんのほか、台湾のメディアやコミュニティなどへの取材が予定されています。

また、学びはじめのきっかけとなる「わたしたちの辞書」や、支援団体やプロジェクトを紹介する「リンク集」、対話を重んじるインタビュー、個人的な記録としての日記、本・映画・音楽・アートを通して社会の枠組みを捉え直していく企画なども準備中です。

「コミュニティ」は、安心して対話することができ、信頼できる人が見つかるかもしれない場所として展開されます。映画の話をしたりDIYを楽しんだりするクラブ活動、日常の違和感や社会問題への気づきを語るイベントなど、一人ひとりが思考をめぐらせ、共有できる活動を計画中です。

クラウドファンディングは2022年2月10日(木)まで実施中!

クラウドファンディングで集まった資金は〈me and you〉の立ち上げ費や、「i meet you project」記事制作・冊子制作費にあてるほか、メディアの運営費として使用予定。「i meet you project」はウェブ上での公開するほか、書籍として一部書店でも販売予定。また、クラウドファンディングのリターンとしても用意されています。

クラウドファンディングへの参加を通して、新メディア・コミュニティ〈me and you〉の誕生を祝福し、応援してみるのはいかがでしょうか。