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「手話に特化したお菓子」の開発を目指す〈めめ菓子工房〉。実店舗オープンに向けたクラファン実施中!
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手話で魅せる和洋菓子⁉ 伊藤ホサナさんの〈めめ菓子工房〉の挑戦
季節の移ろいを表現した和菓子と洋菓子で、独自の世界観を表現する〈めめ菓子工房〉。ろう者である伊藤ホサナさんが運営するこの工房では、現在、手話・ろう文化をモチーフにした「てがたクッキー」や「てがた落雁」などの新たな商品づくりにチャレンジしています。
その開発資金、また実店舗オープンに向けたリフォーム資金として、クラウドファンディングを2024年7月31日(水)まで行っています。
「ホサナのスイーツ部」「手話キッチン」などで活躍中の伊藤ホサナさん
〈めめ菓子工房〉は伊藤さんが店主を務める菓子ブランド。幼い頃から菓子づくりに親しんでいた伊藤さんは、10年以上にわたって飲食店や菓子製造業で商品開発、レシピ提供などの経験を積み、腕を磨いてきました。
また、聴覚障害のある人が参加しやすいお菓子教室「ホサナのスイーツ部」の開催や、NHK Eテレの番組「手話キッチン」などへも出演。その多彩な活動をご存じの方も多いのでは?
多彩なのは伊藤さんの活動だけでなく、お菓子の内容も。パウンドケーキ、クッキー、タルトといった洋菓子から、中華圏の菓子であるパイナップルケーキ、練り切りや大福といった和菓子まで、レパートリーの幅広さも伊藤さんのお菓子の特徴です。
2023年10月には〈めめ菓子工房〉を設立。和洋菓子の製造と販売、マルシェなどへの出店、オーダーメイド菓子の制作、スイーツメニュー開発などを行っています。
ろう文化に触れるお菓子のアイデアが満載!
イベント出店や製菓教室などの活動を通じて、多くの人の「おいしい!」「また買いたい!」という言葉に触れてきた伊藤さん。今後は店舗と工房を構え、数に限りのあった菓子をより多くの人に提供できる環境を整えようと、〈めめ菓子工房〉の実店舗オープンに向けてクラウドファンディングをスタートさせました。
支援をもとに〈めめ菓子工房〉が目指すのは、旬の果物や野菜、安心安全な素材による体にやさしいお菓子づくりのほか、日常のなかに手話やろう文化が自然と溶け込んでいくような“手話で魅せる和洋菓子”です。
現在開発しているのは、指文字を表した「てがたクッキー」。さらに、ろう者のコミュニケーションで重要な要素である“表情”を模した「かお琥珀糖」、手話の数字1~10を表す「てがた落雁」など、ろう文化を知る・触れるきっかけとなるようなお菓子の商品化を企画しています。
また、デザインに手話を取り入れた「オリジナルクッキー缶」「包装紙」「紙袋」なども手掛ける予定です。
工房兼店舗には、アーティストとして活動するろう者や手話関係者の作品展示・販売や、手話関係の本を貸し出す「まちライブラリー」を設ける予定。
さらに、オンラインショップの開設、ろう者・手話者を積極的に雇用し、やりがいを持って働ける場づくりなど、伊藤さんの構想やアイデアは多岐にわたります。
クラファンのネクストゴール進行中!
2024年6月8日からスタートしたクラウドファンディングは、1週間で目標金額200万円を達成! 現在はネクストゴールが設定され、更なる支援者を募集しています。
リターンもさまざまに用意されており、〈めめ菓子工房〉のオリジナル菓子の詰め合わせ、オリジナルクッキー缶、販売予定のお菓子を楽しめるプレオープン招待など、3000円~10万円までのプランが用意されています。
現在は店舗兼工房のオープンに向けたリフォームなどの準備が進んでいます。場所は神奈川県横浜市青葉区。オープンは2024年10月の予定です。クラファンで応援しつつ、店舗が完成した際にはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
Information
めめ菓子工房
クラウドファンディングページ:CAMPFIRE
募集期間:2024年7月31日(水)23時59分まで
Information
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