福祉事業所〈PICFA〉と日東電化工業が運営するECサイト「PICFA」がオープンから１周年。再生をテーマにしたプロダクトを発売
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福祉事業所〈PICFA〉と日東電化工業が運営するECサイト「PICFA」がオープンから１周年。再生をテーマにしたプロダクトを発売

参加した作家2名が、Tシャツを抱えたり、手に持ったりしている — 障害者支援施設〈PICFA〉と日東電化工業が運営するECサイト「PICFA」がオープン1周年！記念Tシャツのほか、様々なコラボレーション商品が生まれています

限定モデルのTシャツほか、アーティストが手掛けた一点ものの衣類を販売

障害者就労継続支援B型事業所〈PICFA（ピクファ）〉と〈日東電化工業株式会社〉が運営するECサイト「PICFA」では、サイトオープン1周年を記念した限定Tシャツを販売しています。販売しているのは、人気の「しずくTシャツ」の1周年記念モデル。シルクスクリーン工房にてインクを配色し、アーティスト自らが1点1点手刷りしたものです。

また、「PICFA」では2023年7月12日より再生や再利用などをテーマとした「ENDRE: PROJECT #03」をスタート。新たな生命を吹き込まれた一点ものの商品を展開しています。

3色のTシャツが並んでいる — 「しずくTシャツ」限定モデル（左より、グリッチ、ピンクニジ、パセリ）￥6,600（税込）※こちらの3色はすでに売り切れになっています

作家が作品であるジャケットの横に佇んでいる — 再生や再利用などをテーマとした「ENDRE: PROJECT #03」では３人のアーティストによるプロダクトを展開しています

コラボレーションを行う〈PICFA〉と〈日東電化工業〉

〈PICFA〉は、医療法人清明会　きやま鹿毛病院（佐賀県三養基郡）内に2017年7月にオープンした、就労継続支援B型事業所（注）です。知的障害や自閉症、ダウン症などの障害のある人たちが創作活動を仕事にしています。“PICFA”とは、PICTURE（絵画）＋WELFARE（福祉）を掛け合わせた造語。利用者は、絵画やデザイン、オリジナルグッズの制作やイベント企画などの活動を行い、化粧品や飲食物のパッケージなど、さまざまな企業とコラボレーションをしています。

〈日東電化工業〉（本社：群馬県高崎市）は、金属の表面処理事業とヘルスケア事業を行う企業。ヘルスケア事業では、コスメブランド〈OSAJI（オサジ）〉の企画・開発から製造・販売まで一貫して行っています。〈OSAJI〉のパッケージデザインを〈PICFA〉とコラボレーションしたことをきっかけに関係を深め、2022年6月にアライアンスを結び、ECサイト“PICFA”を開設。〈PICFA〉が制作した商品をオンラインストアを通して紹介・販売しています。

注：障害のある人や一般企業での就労が難しい人が、雇用契約を結ばずに、作業をしたり就労訓練などを行うことができる福祉サービス。

一点一点手刷りされた、1周年記念Tシャツ

今回ECサイトオープン1周年を記念した「しずくTシャツ」には、原画を描いたアーティスト加田有紀さんと北村彰吾さんが参加。シルクスクリーン工房にてアーティスト自らがインクを配色し、1点1点手刷りしました。各モデルには、アーティストの視点で「初恋ぴんく」「完熟トマト」「ユーカリ」といった名前がつけられています。

作家がTシャツにインクを乗せている — 工房でアーティスト自らが一点一点配色を施し、手刷りしました

再生をテーマにした「ENDRE:PROJECT 第3弾」の展開を開始

また、ECサイト「PICFA」では再生や再利用などをテーマとした「ENDRE: PROJECT #03」を2023年7月12日（水）より展開。終わりなく続く（ENDLESS）と再生（REPRODUCTION）をテーマとした「ENDRE: PROJECT」では、捨てられるはずの洋服や雑貨を〈PICFA〉のアーティストがアートの力で蘇らせています。

第3弾には、篠﨑桜子さん、東佐智子さん、トン嘉鈴カレンさんの3名が参加。〈日東電化工業〉より提供された洋服や雑貨にアーティストが手刺繍やペイントを施し、1点ものの価値を生み出しています。