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オンライン型劇場〈THEATRE for ALL〉が「対話の場づくり」を学ぶスクールを開始。11月から来年2月まで
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アクセシビリティに特化したオンライン劇場を展開する〈THEATRE for ALL〉 が、インクルーシブな「対話の場」をつくるファシリテータースクールを開催します

「対話の場づくり」を学ぶファシリテータースクール

バリアフリーと多言語に特化したオンライン型劇場〈THEATRE for ALL〉が、芸術鑑賞を通じた「対話の場づくり」を学ぶファシリテータースクールの参加者を募集しています。スクールの期間は2021年11月2日〜2022年2月15日、開催はすべてオンライン。

約3カ月半の講座を通して、さまざまな講師からインクルーシブな場づくりについてレクチャーを受けたり、実際のワークショップを運営したりしながら、「対話の技術」を実践的に習得していきます。応募の締め切りは10月3日です。

映像の配信、教育、研究・実践事業を行う〈THEATRE for ALL〉

〈THEATRE for ALL〉は、アクセシビリティに特化したオンライン劇場です。以前の「こここニュース」でも、おすすめ作品とともにサービス内容を紹介しました。

演劇、ダンス、映画、ドキュメンタリー番組などの作品に、字幕や音声ガイド、手話通訳などバリアフリー対応を施した映像を配信しています。パソコンやスマートフォンを通じて、誰でも、いつでも、どこからでも鑑賞体験にアクセスできることを目指し、2021年2月にスタートしました。

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『劇場体験に、アクセシビリティを。』をミッションとする〈THEATRE for ALL〉の事業

〈THEATRE for ALL〉には「映像作品の制作と配信」以外に、学びの場をつくる教育事業である「ラーニング」と、鑑賞環境について考える研究・実践事業である「LAB」があります。

「ラーニング」ではこれまで、作品を見る前のウォーミングアップとして解説動画や、参加型のワークショップを提供してきました。今回紹介するスクールも、この一環として開催されます。

「対話の話づくり」を学び、視野を広げながら企画をつくる実践的な講座

〈THEATRE for ALL〉のファシリテータースクールは、「正解のない問いをめぐって、さまざまな人が安心して対話・創作に参加できる場をつくる技術」を実験しながら体得していく連続講座です。

誰でも参加できるインクルーシブな場をどのように実現し、そこでの対話をどうファシリテーションするか。そのために必要となる心構えや知見を、3カ月半の学びを通じて身につけていきます。

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ファシリテータースクールのプログラム内容・スケジュール

11月から始まる講座の最初の1カ月は、身近にある問いや疑問をテーマに、意見を出し合いながら考えを深める「哲学対話」を体験。その実践・普及を推進する〈特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ〉と共に、インクルーシブな対話の場のつくり方やアクセシビリティについて考えていきます。また、受講生自身がファシリテーターを体験し、対話を深めるスキルを学びます。

11月の後半からは、障害のある方・ない方、子どもやお年寄りなど、さまざまな人を対象にしたコミュニケーションの実績を持つゲスト講師を迎えての「ワークショップ&レクチャー」。多様なワークショップの実践方法について学び、企画者やファシリテーターとしての視野を広げます。

こうした学びを踏まえて、12月後半からは参加者が主体となってワークショップの運営を行います。テーマ選び、告知文の書き方、実際のアクセシビリティなど、〈THEATRE for ALL〉のメンバーからフィードバックをもらいながら、企画を形にしていく実践的なプログラムです。

〈THEATRE for ALL〉が運営する学びのコミュニティにも参加

さらに、今回のファシリテータースクールの特典として、参加者は受講中の4カ月間、〈THEATRE for ALL〉の作品が見放題となる「月額会員」になることができます。

これは〈THEATRE for ALL〉が2021年7月にスタートした、メンバーシッププログラムのひとつ。配信中の演劇や映画、ダンス、メディア芸術など60本以上が見放題となるほか、「LAB」事業として運営される「THEATRE for ALL LAB」の会員制SNSやイベントに参加することが可能です。レクチャーやワークショップにとどまらず、〈THEATRE for ALL〉がつくる学びのコミュニティの一員として知見を共有し合うことができるのも、スクール受講の魅力となっています。

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現在の〈THEATRE for ALL〉のメンバーシッププログラム。上から2段目にある「月額会員」が、今回のスクールの特典として4カ月間付与されるプランです

9月27日(月)20:00〜21:30にはYouTube LIVEにて、スクールの進行を行う〈アーダコーダ〉幡野雄一氏、ゲスト講師のアサダワタル氏を交えた「学校説明会」も配信されます。

アートや福祉、教育、ビジネスの現場で活用できる「対話の技術」を実践的に習得しながら、多様な立場の人々とつながり合える講座。関心のある方はぜひ、応募を検討してみてはいかがでしょうか。

Information

「THEATRE for ALL ファシリテータースクール〜アートでインクルーシブな対話の場をつくる〜」 

実施期間:2021年11月2日(火)〜2022年2月15日(火)

定員:15名程度

参加費:一般 35000円(税込)/U29 30000円(税込)
 ※〈THEATRE for ALL〉対象作品が見放題となる月額会員費代(本来は月1800円)・4カ月分を含む

申込:
Peatixの応募フォームより。応募者が定員を超えた場合は、課題テキストを元に選考が実施されます。選考は10月3日(日)の締め切り後から行われ、結果は10月8日(金)までにメールにて通知。案内される決済フォームで、10月17日(日)までに受講料の支払いが必要です

会場:
オンタイムでの講座・ワークショップの参加ーZOOM
オンデマンドの講座視聴ーYouTube
オンラインの交流などーSlack

対象者:
・対話型鑑賞、哲学対話、インクルーシブな場づくり、アクセシビリティ、ファシリテーションなどに関心がある方
・アートや福祉、教育、ビジネスの現場などで多様な人との関わり方を考えてみたい方
・継続的に参加ができる方
※ファシリテーション経験の有無は問いません

バリアフリー対応:
・参加者の要望に応じて対応
・手話通訳がほしい、字幕対応がほしい、大きい音が苦手なので気にしてほしい、ゆっくりしゃべってほしい、などの希望があれば申し込みの際にご記入ください

必要なもの:
・パソコン、タブレットなどの通信機器(スマートフォンより画面の大きな機器を推奨)
・インターネット接続環境(安定度が高いものを推奨)

お問い合わせ:
・メール:tfa.learning@gmail.com
・電話:03-6825-1223

Webサイト:THEATRE for ALL ファシリテータースクール〜アートでインクルーシブな対話の場をつくる〜

学校説明会

配信日時:2021年9月27日(月)20:00〜21:30

出演:
幡野雄一(特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ 理事)
アサダワタル
THEATRE for ALL スタッフ

バリアフリー対応:UDトークを使った字幕対応

配信URL:
https://youtu.be/FgzcxzoCqVM

Webサイト:【9/27(月)学校説明会!】THEATRE for ALL ファシリテータースクール〜アートでインクルーシブな対話の場をつくる​​〜