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プロサッカー選手×児童養護施設との共同開発バッグ「TIES」クラファン中! ストレッチゴール達成で、観戦に特化したリュックを寄付
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男性と子どもが同じ黒いリュックを背負い、スタジアムに向かって歩いている様子の写真。

クラファン開始5分で目標達成! スポーツファンが注目する「TIES」

スポーツ観戦に特化したバッグがあるとしたら。あなたはどんなデザインや機能性を求めるでしょうか。荷物がたくさん入ること、置き場に困らないこと、はたまた推しの選手をもっと身近に感じられるような装飾性など、それぞれに「こんなバッグがあったらいいな」という形やイメージがあるのでは?

今回ご紹介する「TIES(タイズ)」は、それらの理想を網羅、もしくは凌駕してしまう一品かもしれません!

リュック「TIES」を左斜めから見た写真。カラーはブラック。表面にはポケットもなくフラットなビジュアル。
スタジアム観戦と生活をシームレスにつなぐことをコンセプトに企画された「TIES」。現在クラウドファンディングで先行販売中!

開発したのは、国産にこだわったバッグやスニーカーなどの企画・開発を行う〈株式会社BATON〉。なかでも同社が手がけるバッグブランド「LEKT(レクト)」では、“特定の個人が本当に必要とするバッグ”を出発点にして、外部パートナーと協働で商品づくりを行っています。

2024年4月に発表された同ブランドの新商品「TIES」は、現役プロサッカー選手が立ち上げた、児童養護施設で暮らす子どもたちの支援を行う〈一般社団法人F-connect(エフ・コネクト)〉との共同開発。子どもたちの心の支えとなったり、これまで築いてきた絆をより深めたりするようなバッグをコンセプトに生まれました。

さらには、スタジアム観戦に特化した機能性と、日常使いもできるスタイリッシュさを兼ね備えており、一般のスポーツファンからも熱い注目を浴びています。

男性と子どもがチケットカウンターで観戦チケットを求めている写真。

秀逸なアイデアが満載! 「TIES」ならではの機能性とは?

ユニークな機能がさまざまに搭載されている「TIES」。それらは、スポーツ観戦を愛する人々への細かなヒアリングから生まれています。その秀逸な機能性やポイントをいくつかご紹介!

どこでも快適に座れるクッションつき

スタジアムの観戦シートといえば、硬質な折りたたみ椅子がほとんど。そんなとき、カバンの背面ポケット(PCポケット)に差し込まれている「極厚クッション」が役立ちます。

硬い地面でも、濡れた場所でも、フワフワと快適な座り心地。クッションの表面には防水コーティングが施されており、汚れたり濡れたりしても、タオルでさっと拭きとるだけでOKです。

スタジアムの赤い観戦シートにグレーのクッションを置いている写真。

どんな場所にも置けるタフなリュック

荷物の置き場所に困りがちなスポーツ観戦。屋外のスタジアムでは、雨が降れば地面やシートが濡れることも。そこで「TIES」では、強力な耐摩耗性、耐水・防水性のある生地が採用されています。

本格登山用アイテムの耐水性や摩擦堅ろう度の数値を大きく上回る生地は、濡れた地面でも直に置くことができ、コンクリートの上で引きずっても、キズがつきにくい頑丈さがあります。

男性がリュックの表面についた汚れや水をタオルで拭きとる様子の写真。

コンパクトなのに大容量! シート下にも納まるサイズ

子どもや、小柄な人にもフィットする絶妙なサイズ感ながら、見た目以上に大容量。1泊分の荷物でも余裕のある収納力です。荷物が多くなりがちな雨の日や、防寒が必要な日の観戦でも、しっかり荷物が収まります。

高さ450mm、幅265mmの設計は、スタジアムシートの下にすっぽり収まるサイズです。隣の人のスペースを気にしなくていいのはポイント高し。

スタジアム内でリュックを背負った男の子が佇んでいる様子の写真。
子どもが背負ってもこのフィット感。重さは715グラムと軽量設計もうれしい

チケットやカードを収納するクリアポケットつき

観戦チケットや、推し選手のカードを入れるなど、オリジナル収納が楽しめるクリアポケットつき。ビジネスシーンなら、新幹線や飛行機のチケット入れとしても使えます。

「TIES」の内部の写真。サッカー選手カードが2枚入ったクリアポケットと、サインペンなどが入ったポケットが並んでいる。
「推し選手のカードを常に持ち歩ける」って、ちょっと新しい!

シンプルなデザインは、日常アイテムやビジネスでも活躍

スタジアム観戦だけでなく、日常やビジネスシーンにも違和感なくマッチするデザイン。内部は3つに区切られ、ポケットも多く、整理整頓しやすいのもポイント。

スーツを着た男性が「TIES」を背負っている写真。
PCやA4サイズの書類も入ります

このほかにも、1リットルのペットボトルが入るサイドポケット、推し選手・マスコットキーホルダー・ICカードなどをつなげるループも4つ配置。

あなたの「これがあったらいいな」は搭載されていたでしょうか?

プロサッカー選手が立ち上げた〈F-connect〉との共同開発

「TIES」の商品開発には、現役プロサッカー選手の小池純輝選手と梶川諒太選手が中心となって立ち上げた〈F-connect〉が協力しています。

〈F-connect〉は、児童養護施設で暮らす子どもたちとサッカーを通じた交流や、子どもたちが夢や目標を持つきっかけづくりとなる支援活動を目的に、2015年に設立されました。

「TIES」を背負い、遠くを眺める男性2人の写真。
梶川選手(左)と小池選手(右)。とあるきっかけで児童養護施設を訪問した際、子どもたちの想像を超えた歓待や、招待試合では最後まで耳に届いた子どもたちの力強い応援に大きな力をもらったふたり。それを機に「フットボールで繋げる、フットボールが繋げる」をコンセプトにした〈F-connect〉を設立しました

一方の商品企画開発を行う〈BATON〉は、福祉やインクルーシブの概念を交えたものづくりを視野に入れ始めるタイミングで、〈F-connect〉と出会います。

チームの指示ではなく、自主的に法人を立ち上げて活動を行う小池選手や梶川選手に感銘を受けた〈BATON〉。商品の共同開発を提案し、2022年に〈F-connect〉とタッグを組んだプロジェクトが動き出しました。

児童養護施設に〈BATON〉も訪問し、子どもたちの状況、必要とされている要素などを施設職員へヒアリング。そこで感じたのは「子どもたちの精神的な支えとなる存在」の必要性でした。そして、その子どもたちの心の支えとなっているのが〈F-connect〉の選手であることにも気づいたといいます。

児童養護施設のグラウンドで少年少女がサッカーをする様子。

選手との絆をより深めていくようなバッグづくりを目指し、細かなヒアリングを重ね、形状、サイズ、使い方など、子どもたちにとって最適な姿を模索。

並行して、日々選手を支えるサポーターにもヒアリングを行い、普段からスタジアムに足を運ぶファンのニーズなども把握していきました。

最終的に決定したバッグの方向性は「子どもたちが持ちやすく、スタジアム観戦者にも最適である」こと。そのテーマをもとにした機能性が、先ほどご紹介したポイントとして採用されています。

施設を巣立つ子どもたちの「心の支えとなるアイテム」を目指して

「TIES」の開発における思いには、もうひとつの側面があります。

児童養護施設で暮らす子どもたちは、18歳になると施設の入居サポートが受けられなくなり、自立を求められます。家族のような関係性を築いてきた施設での暮らしから離れることは、精神的な支えを失うことにもつながりかねないと気づいた〈BATON〉。

だからこそ、心の拠り所となる選手とのつながりを、いつでも感じられるようなアイデアを「TIES」に込めました。そのひとつが「サインタグ」です。

「TIES」のサインタグに、選手がサインをしている写真。
サインタグの下にはサインペンの収納ポケットも。これで、大好きな選手がいつ目の前に現れても、サインをもらう準備は万全!

リュック内部のタグには、選手のサインスペースを想定した大きな余白が設けられています。選手カードが収まるクリアポケットも、このタグのすぐ下に配置。

目に触れやすい部分にこれらのアイデアを盛り込み、施設を出た子どもたちの日常的な支えとなり続けるアイテムを目指したといいます。

クラファン実施中! 子どもたちに「TIES」を届ける支援も

現在、「TIES」の開発支援を目的としたクラウドファンディングを実施中です。支援者には製品をお得に購入できるリターンを用意。一方で、目標金額の達成によってスタートする、子どもたちへ「TIES」を届けるストレッチゴールも予め設定されていました。

2024年4月16日に開始したクラファンは、スタートから約5分で目標金額を達成! さらに「アウトドア」や「ファッション」ジャンルでランキング入りしました。今後、応援金額が500万円を超えた場合に「TIES」を50本、1000万円を超えた場合には125本、3000万円を超えた場合には450本を〈BATON〉が〈F-connect〉に提供し、児童養護施設の子どもたちへ配布されることが決まっています。

また、集まった資金の一部は〈F-connect〉へも寄付されます。

屋外で「TIES」を背負った男性二人が、フェンスの奥の景色を眺めている様子。
商品名の「TIES」とは、結びつき、つながり、絆といった意味を表す言葉。子どもたち、サポーター、選手など、さまざまな人の関わりや結びつきから生まれた意味を込めてつけられたネーミングです

子どもたちの支援につながることはもちろん、製品としても大きな魅力を持つ「TIES」。ご興味のある方は、ぜひクラウドファンディングをのぞいてみてください。