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多様な人々や表現との出会いが広がる「TURN フェス 2021」、東京都美術館・国立新美術館・特設ウェブサイトで開催
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まる、さんかく、しかく、いろいろなかたちがつながったきいろいもようのうえに、TURNフェス2021「であいがひろがる」のもじ
7月19日からオンラインプログラムがスタートする「TURN フェス 2021」

「TURN フェス 2021」今年のテーマは“出会いが広がる”

“違い”を超えた出会いで表現を生み出すアートプロジェクト〈TURN〉が、2021年7月19日より「TURN フェス 2021」を開催します。東京都美術館(東京都台東区)と特設ウェブサイトにて「TURN フェス6」、そして国立新美術館(東京都港区)にて「TURN 茶会」を実施します。

今年のテーマは“出会いが広がる”。作品展示や映画上映などを美術館で展開するほか、特設ウェブサイトを通して、遠隔からさまざまな表現やアーティストたちと出会い、交流できるプラットフォームを開きます。

みぎがわにマイクのまえではなすひとと、しゅわをするひと、ひだりがわにそれをきくひとたち。おくにはカラフルなこいのぼり
2019年に開催された「TURN フェス5」の様子(※今年度は「3密」(密閉・密集・密接)を避けて実施されます) 撮影:加藤甫

違いを超えた出会いで表現を生み出すプロジェクト〈TURN〉

〈TURN〉は、障害の有無、世代、性、国籍、住環境などの背景や習慣の違いを超えた多様な人々の出会いによる相互作用を、表現として生み出すアートプロジェクトの総称です。アーティストの日比野克彦さんが監修を務め、2015年の開始からこれまでに約80名のアーティスト、約60の団体や施設が参加しています。

アーティストが、福祉施設や社会的支援を必要とする人のコミュニティへおもむき、出会いともに活動を重ねる「TURN 交流プログラム」と、多様な人々が交流する日常的な場を地域につくり出す「TURN LAND」を基本に据え、「TURN ミーティング」と「TURN フェス」の開催によって、広くその意義を発信しています。

美術館とオンラインを舞台に開催されるプログラム

「TURN フェス 2021」では、「TURN フェス6」と「TURN 茶会」の2つが開催されます。さらに「TURN フェス6」は、東京都美術館とオンラインプログラムの双方で実施します。

・TURN フェス 6:東京都美術館
日時:2021年8月17日(火)~8月19日(木)

アーティストとさまざまな団体との共働活動から生まれた表現の展示や、映画上映などを通して、アクセシビリティやダイバーシティに関する理解を深める機会をつくります。

年間を通して展開される「TURN 交流プログラム」や「TURN LAND」の活動を紹介するほか、社会状況の変化に応じて2020年度に刊行した「TURN ジャーナル」や、アーティストや各方面の専門家たちと実施した〈TURN〉に関わるリサーチプログラム「TURN ラボ」から生まれた新しいアプローチの共有を通して、持続性のある活動のあり方を思考する機会を創出します。

げつめんがおおきくうつしだされている
「同じ月を見た日」 アイムヒア プロジェクト(R16 studio,横浜) Photo:Keisuke Inoue

・TURN フェス6:オンラインプログラム
日時:2021年7月19日(月)~9月5日(日)

さまざまな表現やアーティストと出会うプラットフォームを展開します。オンラインワークショップのほか、一人ひとりがそれぞれの場所にいながら関わることのできる参加型企画や、〈TURN〉の活動や制作プロセスに触れる写真や映像など、多彩な形で届けます。また、各プログラムの見どころを紹介する「TURN TV」や、音で楽しむ「TURN Tunes」を定期的に発信します。

みちにたたずんでうでをくみ、みぎほうこうにかおをむける
東京都美術館での展示とオンラインプログラムに参加する山本千愛

・TURN 茶会
日時:2021年7月23日(金・祝)〜8月9日(月・休) 場所:国立新美術館

「地球・人をアートで問う」をテーマとした「TURN茶会」。互いの心持ちを交わし合うという機能を持った空間を茶室と見立てて、お茶の時間を過ごす代わりに、互いに手を動かしながら何かを作ったり、イメージしたりする時間を過ごします。

大空間の展示室には、竹で組んだ12の茶室があります。そのうち11の茶室では、11 組のアーティストがこれまでに海外で行ってきた〈TURN〉の活動をもとに、来場者と一緒に手を動かします。中央の茶室では、〈TURN〉 監修の日比野克彦がファシリテーターを務め、海外の芸術大学と東京藝術大学の教員がオンラインで語り合い、互いの心を交わします。

さまざまな表現やアーティストと出会うオンラインプログラム

「TURN フェス 2021」の中で最初に始まるのが、「TURN フェス6」のオンラインプログラムです。TURN フェス 2021 特設ウェブサイト内で、2021年7月19日(月)〜9月5日(日)の間、コンテンツが公開されます。

コンテンツには、期間中に順次公開されていくものや、8月7日(土)から9月5日(日)までの毎週土日に配信する「TURN TV」「TURN Tunes」などがあります。

順次公開されるコンテンツでは、年間を通して〈TURN〉に参加している多様なアーティストによる活動や表現を、動画、写真、テキスト、音声などで公開するほか、〈TURN〉のアーカイブ映像や書籍の朗読等を配信します。

定期的に配信されるコンテンツのひとつは、8月7日(土)から毎週土曜日13:00〜14:00に放送される「TURN TV」。特定非営利活動法人Art’s Embraceのライラ・カセムさんがパーソナリティとして、オンラインプログラムで公開されるコンテンツをピックアップして紹介するポータル番組です。

そして、もうひとつの定期配信コンテンツは、8月8日(日)から毎週日曜日11:00〜12:00に放送される「TURN Tunes」。居間theaterの稲継美保さんが企画構成する、音について語り、表現するオーディオコンテンツです。聴覚を中心に楽しめる企画として、配信はオーディオのみです。

どちらの番組も、配信終了後は他のオンラインコンテンツ同様に、アーカイブとして9月30日(木)まで視聴が可能。この夏、多様な展開がされる「TURN フェス 2021」に、アクセスしてみませんか。

Information

「TURN フェス 2021」

TURN フェス6:東京都美術館

日時:
2021817日(火)~819日(木)9:3017:30(入室は閉室の30分前まで)

開催場所:東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)ロビー階 1・第2公募展示室、講堂
入場料:無料

参加作家・団体:井川丹、伊勢克也、五十嵐靖晃、岩田とも子、大西健太郎、気まぐれ八百屋だんだん、クラフト工房La Mano、板橋区立小茂根福祉園、永岡大輔、ハーモニー、松本力、マチーデフ、山本千愛、アイムヒア プロジェクト|渡辺篤、富塚絵美、佐藤慎也、本多達也、山蔦栄太郎、橋本瞭、島影圭佑、梶谷真司、田村大、丸山素直、PARC、野口竜平 ほか ※順不同

主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京・東京都美術館、特定非営利活動法人Art’s Embrace、国立大学法人東京芸術大学
共催:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

TURN フェス6:オンラインプログラム

日時:2021719日(月)~95日(日)
開催場所:TURN フェス 2021 特設ウェブサイト

参加作家:アイムヒア プロジェクト|渡辺篤、マチ―デフ、山本千愛、永岡大輔、飯塚貴士、稲継美保、松本力、田村大、パポとユミ、向坂くじら ほか ※順不同

主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京・東京都美術館、特定非営利活動法人Art’s Embrace、国立大学法人東京芸術大学
共催:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

TURN茶会

日時:
2021723日(金・祝)〜89日(月・休)10:0018:00
   毎週金・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)※休館日:火曜日
開催場所:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)企画展示室2E
入場料:無料

参加作家:五十嵐靖晃、瀧口幸恵、岩田とも子、永岡大輔、大西健太郎、小野龍一、林奈緒子、徳本萌子、松橋和也、高岡太郎、許允(ホユン)、布下翔碁、そねまい ※順不同

主催:国立大学法人東京芸術大学、国⽴新美術館、東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、特定非営利活動法人Art’s Embrace
共催:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
協力:東京藝術大学国際交流協定校等