福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉

【画像】額縁内に「目標 一日一失敗」と手書きで記されている【画像】額縁内に「目標 一日一失敗」と手書きで記されている

目標:1日1失敗 生き方は、ひとつじゃないぜ。|スウィングからの贈る言葉 vol.04

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完全な人間? そんな人はどこにもいないし、もしいたら教えてほしい。だいぶムリを重ねていて早急にケアが必要なはずだから。人それぞれ短所長所があれば得意不得意もあるのが当たり前……というより自然。つまり僕たちは人間らしく、不完全な存在として生きるために<失敗するようにちゃんとできている>。

けれども、なぜか失敗を自分にも他人にも許さない空気が社会をパンパンに覆っていて、ビクビク相互監視しながら首を絞め合っているのが現実のようだ。ならば最低でも1日1回は失敗してやろう! そんな決意を持って日々を送ってみてはどうだろうか。「失敗を前向きに捉える」とかそういうんじゃなく、堂々と胸を張って、人として生きるために。(木ノ戸昌幸)

この連載について

「生き方は、ひとつじゃないぜ。」

京都府・上賀茂に所在する生活介護事業所〈スウィング〉のウェブサイトに、書かれている言葉です。

スウィングの活動はさまざま。絵・詩・?の芸術創作活動「オレたちひょうげん族」、戦隊ヒーローのブルーに紛したメンバーがまち中でごみを拾う「ゴミコロリ」、「世の中、意味があることが多すぎる!!鼻クソみたいにどうでもいいことを話したい」とはじまった「Swing鼻クソRADIO」など、既存の仕事観・価値観に問いかけを投げつつ、創造的な取り組みを重ねています。

この連載では、そんなスウィングから「贈る言葉」をお届けしています。(こここ編集部 垣花)


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連載:生き方は、ひとつじゃないぜ。|スウィングからの贈る言葉