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手話から「好き」を知り、シャッターを切る。齋藤陽道さんとつくる写真展、ワークショップ参加者を募集!
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斎藤さんの写真とイベントタイトルなどが書かれた画像
6月13日(土)と7月18日(土)の2日程で参加者を募集中です。テーマは『あなたの好きを掘ると、新しいあなたがいた』

「好き」を伝えるための、新しい表現に挑むワークショップ&写真展

「好き」と感じるものや人、あるいは場所。それらを誰かに伝えるとき、どのような言葉を使いますか。

写真家・齋藤陽道さんによる、「好き」をテーマにした写真のワークショップ「写真家・齋藤陽道とワークショップ参加者がともにつくる『あなたの好きを掘ると、新しいあなたがいた』」が、2026年6月13日(土)と7月18日(土)に〈久留米シティプラザ〉で開催されます。

対象としているのは、「手話を言葉にしている、してみたい人々」。ろう者である齋藤さんとともに、参加者同士が手話などを取り入れ、対話を重ね、自身や相手の「好き」を言葉にしていきます。参加は事前申込が必要で、参加費は無料。ワークショップで撮影した作品は、8月末から1カ月間〈久留米シティプラザ〉館内で展示予定です。

等身大サイズにプリントした齋藤さんの写真が展示されている風景
ワークショップで展示される写真は等身大サイズの布にプリントします

「プラザあちこち写真館」とは

今回のワークショップは、〈久留米シティプラザ〉内でアーティストと市民がともにつくりあげる写真展示プロジェクト「プラザあちこち写真館」のvol.2として実施されます。

2024年にスタートした第1弾では、写真家の浅田政志さんを迎え、久留米ならではの10の題材についてエピソードを広く募集。さらに被写体エキストラを募り、思い出を再現した10枚の写真を展示しました。写真撮影を行う過程で参加者が久留米の魅力を再発見するとともに、来館者にとっても日常の延長線上で芸術に触れるきっかけとなっています。

「好き」を知ってからレンズを向ける写真ワークショップ

第2弾として迎える写真家は、齋藤陽道さん。これまで、被写体との関係性や内面に向き合いながら、単なる視覚情報の記録にとどめない表現としての写真を追求してきました。自身が手話を言語とするろう者であり、〈こここ〉では、さまざまな仕事をするろう者のポートレートとテキストと動画によるインタビューを掲載した「働くろう者を訪ねて」を連載しています。

プロジェクトに先駆け、2026年3月8日(日)にはプレ事業として齋藤さんのトークイベントを開催。手話との出会いや、写真への思いが語られました。

手話で話す齋藤さんの写真
トークイベントで登壇した齋藤さん。参加者からは、「ろうを起点とした試行錯誤の厚みこそが齋藤さんの芸術の本質だと感じた」などの感想も寄せられました

今回のプロジェクトのテーマは、『あなたの好きを掘ると、新しいあなたがいた』です。手話による対話を通じて、一人ひとりの「なんとなく好き」を言葉にしていきます。

自分の「好き」を伝え、相手の「好き」を受け取ってから、カメラを向ける。「好き」を言葉にする過程で、写真はどのように変化していくのでしょうか。

ワークショップで撮影した写真を展示

ワークショップは、2026年6月13日(土)と7月18日(土)、いずれも13:00〜15:00に開催します。募集締切はそれぞれ6月8日(月)と7月13日(月)、定員は各25名です。

応募はいずれか1回のみで、手話を言葉にしている人、してみたい人ならどなたでも参加できます。このワークショップで撮影した写真は、2026年8月29日(土)〜9月27日(日)に〈久留米シティプラザ〉の館内で展示予定です。

ワークショップ参加者の公募に寄せて、齋藤さんは「『好き』を言葉にすることはむずかしい」と前置きしながら、それでも今回、手話という言語を通して一緒に、自分や目の前の誰かの「好き」に出会う時間をつくりたいと語ります。

“それぞれの「好き」を知ってからレンズを向けると、写真は変わる。なにが好きかを言葉にする時間や、相手の好きを受け取る時間。それから、シャッターを切るまでの時間。写真には、そのすべての痕跡が静かに残っています。”

手話を日常的に使っている人も、これから使いたいと考えている人も、手話を通じてどのように自分の「好き」を相手に伝えることができるでしょう。そして手話で「好き」を受け取ることで、写真はどのように変化していくのでしょう。ぜひワークショップに参加して、体験してみませんか。