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3月16日(日)世田谷区内の12の障害者施設が出店する「せせせマルシェ」が〈三軒茶屋ふれあい広場〉で開催
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せせせマルシェのイベント画像

今年も三軒茶屋ふれあい広場で開催!世田谷区内の福祉事業所があつまる「せせせマルシェ」

世田谷・福祉発の個性豊かなモノゴトをご紹介するプロジェクト〈せせせ〉。世田谷区とマガジンハウス〈こここ〉の共同事業として2022年にスタートしました。本プロジェクトの一環で、毎年3月に世田谷区三軒茶屋にある〈ふれあい広場〉で、〈せせせ〉参加施設が出店する「せせせマルシェ」が開催されます。

今年の開催は3月16日(日)11:00〜16:00。世田谷区内にある12の障害者施設が出店し、施設でつくるお菓子やパンなどの食品からオリジナル雑貨まで、ここでしか出会えないユニークなプロダクトを販売します。

【画像】屋根のついた屋外広場でマーケットを開催している様子
2024年3月に開催された前回の「せせせマルシェ」。三軒茶屋駅近くにある〈ふれあい広場〉を会場に開催

3年目を迎えた世田谷区×マガジンハウス〈こここ〉の共同事業〈せせせ〉

2022年12月、世田谷区とマガジンハウス〈こここ〉の共同事業としてスタートした〈せせせ〉プロジェクトでは、世田谷・福祉生まれの魅力的なモノゴトを届けることを目指し、オンラインショップ構築、セミナー&ワークショップ、トークイベント、マルシェ開催などを通じて、福祉施設がつくる商品の魅力発信や販売をサポートを行なっています。

〈せせせ〉プロジェクトの一環として開催してきた「せせせマルシェ」も、3回目を迎えます。今年は〈せせせ〉に参加する世田谷区内の障害者施設から12の施設が出店し、ユニークなプロダクトを紹介・販売します。

マルシェに出店する世田谷区内の12の施設をご紹介

しあわ世のもりあわせ
〈しあわ世のもりあわせ〉は、〈世田谷福祉作業所〉がつくったオリジナルブランド。しあわ世のもりあわせの「世」には、世田谷福祉作業所のみんな、世田谷区にいる人たち、世の中の人たちなどの意味が込められています。
出店内容:焼き菓子(クッキー、ケーキ、サブレ)、手すき紙商品

【画像】チーズケーキ(左)と焼き菓子詰め合わせ(右)

Factory藍
〈Factory藍〉は、精神障害・知的障害のある人たちが、藍染・織り・刺子製品などを製作する就労継続支援B型事業所です。世田谷若林に工房を構え、主に下北沢の直営店にて販売しています。
出店内容:藍染服、藍染小物

【画像】藍染の手拭い

社会就労センターパイ焼き窯
パティシエ指導のもと、利用者と職員が高いプロ意識を持ち、創業当時から変わらぬ“手づくりの味”を大切にしている〈社会就労センターパイ焼き窯〉。約30年に及ぶ事業のなかで手がけたお菓子は60種類以上にわたります。
出店内容:焼き菓子、小物類

【画像】焼き菓子の詰め合わせ

社会福祉法人泉会・泉の家
〈泉の家〉は、“一人ひとりを大切に「うれしい」と「たのしい」が見つかる場所”をコンセプトに、障害福祉事業を多機能型で行い、 地域での自立生活を支えるための支援に取り組んでいます。1枚1枚手作りでつくっている揚げせんべいは、1口サイズで食べやすいと評判です。
出店内容:揚げ煎餅、犬クッキー、レインボーパッド、メッセージカード、ぽち袋、ミサンガ

【画像】おせんべい(左)と油を吸い取る「レインボーパッド」

世田谷区立奥沢福祉園
〈奥沢福祉園〉は、知的に障害のある18歳以上の人を対象に作業、創作、運動、余暇等の日中活動をはじめ、 宿泊活動や外出、季節行事、施設まつり等を催しながら、暮らしの中での様々な経験を通じて、利用者が地域で豊かな生活が送れるよう支援する施設です。
出店内容:織物、ビーズ製品

【画像】カラフルなぞうきん「おりぞう」

TODAY喜多見
〈TODAY喜多見〉は、様々な障害を持っている人が症状や特性にあわせて、無理のない範囲で自分の目的にあわせてご利用している就労継続支援B型事業所。水引やレジンで、オリジナルアクセサリーや小物を手がけています。
出店内容:レジン、水引アクセサリー、小物、雑貨など

【画像】水引のピアス(左)としおり(右)

喜多見夢工房
〈喜多見夢工房〉では、ワイワイ賑やかな工房で利用者が手作りでよろこびあふれるクッキー・パウンドケーキを作っています。パッケージのシールにも個性がキラリと光っています。
出店内容:クッキー・パウンドケーキ・バターケーキ

【画像】焼き菓子

烏山福祉作業所・工房asi
〈烏山福祉作業所〉では、世田谷区内の公園などの公共施設や近所の家庭から提供される果実を使用してジャムをつくっているほか、ぼーろや米粉を使用したクッキーなどの焼き菓子をつくっています。
出店内容:ジャム、焼き菓子など

【画像】刺繍の小物

わくわく祖師谷
わくわく祖師谷〉では自主生産品として革細工とシルクスクリーンを行っています。また、生地にこだわったパン作りも行っており、パンの種類もたくさんありますので、是非お試しください。
出店内容:パン、雑貨など

【画像】パン

世田谷区立岡本福祉作業ホーム
〈岡本福祉作業ホーム〉は、社会福祉法人泉会が運営する多事業型の通所施設です。利用者が日々絵画や陶芸といった創作活動の他、受託作業の活動に取り組んでいます。
出店内容:クッキー、かりんとう、カステラなど焼き菓子(自主生産及び仕入れ品)、織り、陶芸、紙すき、ポプリ、青森ヒバ

【画像】巾着に入ったヒバ

世田谷区立給田福祉園
給田福祉園〉は、生活介護の通所施設。利用者が日頃の活動で行っている刺繍作品を加工し、販売しています。エコバッグや小物入れ、ステンシルを使った紙製品もデザインが豊富で人気です。
出店内容:刺しゅう作品、せっけん、紙製品

【画像】刺繍小物(左)とカラフルな石鹸(右)

発達障害者就労支援センターゆに(UNI)・ゆにのお店
〈発達障害者就労支援センターゆに〉では、就労支援事業の一貫として自主製品を製造し販売しています。 コッペパンを使ったサンドイッチやポップコーンのほか、1つ1つ手作りしたアクセサリーも販売予定。
出店内容:サンドイッチ、商品サンプル(マグネット、イアリングなど)、アクセサリーなど

【画像】コッペパンのサンドイッチ(左)とフライドチキンをかたどったアクセサリー

ブックパーティーや喫茶など、〈こここ〉編集部による企画も実施!

せせせマルシェでは〈こここ〉編集部による企画も行います。

1つ目は、「喫茶せせせ by マガジンハウス〈こここ〉」。こここ編集部スタッフが店頭に⽴ち、これまで〈こここ〉で紹介した福祉発のドリンクを販売します。提供するのは、〈ソーシャルグッドロースターズ〉のコーヒー、〈ムジナの庭〉のハーブ ティー、〈天⽔福祉事業会〉のジュースです。会場内には座ってゆっくりできるスペースもあるので、マルシェで購入したお菓子と一緒に「喫茶せせせ」のドリンクをお楽しみください。

もう1つは、「テーマから連想した一冊」をそれぞれが持ち寄り紹介しあう「こここブックパーティー」。持ち寄った本をもとに、それぞれが大切にしていること、モヤモヤしていること、その1冊の中で気になったこと、話を聞いていて思い出したことなどを、ゲストと参加者と共有しあう、本を囲んだ小さな会です。

今回のゲストは世田谷区在住で、『ナイトクルージング』(2019年)の監督や『愛について語るときにイケダの語ること』(2021)のプロデュースなどを手掛ける映画監督・佐々木誠さん。そして、持ち寄る本のテーマは「“当たり前”がとろける一冊」です。あなたの一冊を携えて、ぜひ「せせせマルシェ」へご来場ください。詳細・お申し込みはこちらから。

会場ではせせせマルシェ参加施設とともに、こここ編集部もお待ちしております!ぜひこの機会にお出かけください。