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インクルーシブな社会の実現を目指すキッズプログラム「みんなのSORAI」。山形県鶴岡市〈キッズドームソライ〉にて12月23日から4日間開催
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「みんなのSORAI for 4days」2023年12月23日(土)~26日(火)と書かれたイベントのビジュアル画像

障害の有無を超えて楽しめる、コンテンツ盛りだくさんの4日間

誰一人取り残さず、“みんな”が参加できることを目指すキッズプログラムイベント「みんなのSORAI」。2023年12月23日(土)~26日(火)の期間、山形県鶴岡市の児童教育施設〈キッズドームソライ〉にて、4回目となる同イベントが開催されます。

このプログラムは、経済的な理由や、身体・環境・心理などの障害を超えて、子どもが共に遊び、触れ合える、インクルーシブな社会の実現を目指して同施設が企画しているもの。

2023年5月に1回目となる「みんなのSORAI」が開催され、「デジタルアートでみんなであそぼう!」をテーマに、体をたっぷり動かすワークショップのほか、アート、音楽、ゲームを楽しむプログラムを実施。多くの子どもたちが参加し、たくさんの笑顔や夢中になって遊ぶ姿が見られました。

デジタル画像にタッチして遊ぶ子供の写真
1回目の「みんなのSORAI」から導入され、今や定番のワークショップとなった、デジタルアートとさまざまなセンサーを使って体を動かす「デジリハ」

10月に開催した2回目は、ブラインドコミュニケーターの石井健介さんをゲストに、視覚だけに頼らずに巨大段ボール迷路にチャレンジする「ノールック迷路」や「感覚を使っていろんなゲームに挑戦しよう!」などのプログラムを実施。12月上旬に開催した3回目では、聴覚に頼らないコミュニケーションゲーム「めとてでおしゃべり」を行い、期間を空けず、毎回テーマを変えて開催されています。

4回目となる今回は「みんなのSORAI for 4days」と題し、4日間にわたって実施。10種類のワークショップをはじめ、身体能力、視覚、聴覚の状態にかかわらず楽しめるコンテンツがさまざまに用意される予定です。

“みんな”が集える場所づくり「みんなのソライプロジェクト」

「夢中体験を通して、ジブンを育む」をコンセプトに、2018年11月にグランドオープンした〈キッズドームソライ〉。遊びを通じて、子どもたちに必要なチカラを育むことを目的に設立された、全天候型の児童教育施設です。

ドーム型をした〈キッズドームソライ〉の外観
〈キッズドームソライ〉の外観。運営は地方都市の課題を希望に変えるまちづくり会社〈ヤマガタデザイン株式会社〉。建築家の坂茂さん設計によるドーム状の木造建物も話題に

アスレチック要素の高い巨大な屋内型遊戯施設「アソビバ」や、約1000種類の素材と200種類の道具が揃い、子どものひらめきがすぐに形にできるアトリエ「ツクルバ」、創造力を掻き立てる約800冊の本に出会える「ライブラリ」を設置。県内外から多くの利用者が訪れる人気スポットです。

木材を駆使してドーム型に設計された〈キッズドームソライ〉内の「アソビバ」の写真
「アソビバ」の内部

通常は有料にて利用できる〈キッズドームソライ〉ですが、経済的な理由で同施設を利用できないといった格差を解消するため、小学生以下を無料で招待するなどの取り組みを行ってきました。

ところが、家庭環境や障害の有無など、さまざまな理由によって利用できない子どもたちがいるという現状が浮き彫りとなります。

本当の意味で“みんな”が集え、過ごせる場所を目指し、立ち上げられたのが「みんなのソライプロジェクト」です。定期的に無料イベントを開催し、誰もが快適に過ごせ、楽しむことができる環境整備やスタッフ配置を行い、共生社会の理解の和を広げるための活動が検討されてきました。

今回のキッズプログラムイベント「みんなのSORAI」は、そんな「みんなのソライプロジェクト」の取り組みのひとつとして開催されています。

視覚や聴覚の状態に関わらず参加できる10種のワークショップを実施!

12月23日からスタートする「みんなのSORAI for 4days」は、これまで以上にボリュームたっぷりのプログラムが用意されています。

事前申込制ワークショップ「めとてでおしゃべり」には、多様な身体性・感覚世界を持つメンバーによる〈めとてラボ〉が特別ゲストとして登場。頭の中にあるものを“カタチ”や“うごき”のまま伝えるための、目と手でおしゃべりするイマジネーショナリーゲームを行います。

また、視覚以外の感覚を使ってクリアする「ノールック迷路」には、ブラインドコミュニケーターの石井健介さん、発明家の高橋鴻介さんがゲスト参加(23、24日のみ)。さらに、石井さん、高橋さん、めとてラボ、ソライが共同で開発した視覚・聴覚だけに頼らないオリジナル伝言ゲーム「目っセンジャー」のほか、「さわりんぴっく」を実施。いずれも事前予約制のため、申込はお早めに!

「めとてでおしゃべり」「ノールック迷路」「目っセンジャー」「さわりんぴっく」の過去の実施風景がまとめられた画像

申込不要・先着順のワークショップも充実。デジタルアートとインタラクションを活用した新しいリハビリ支援ツール「デジリハ」の体験が今回も登場します。期間中、会場となる「アソビバ」には、鶴岡市の特定非営利活動法人〈やまごや〉の作業療法士やボランティアスタッフが常駐し、滑ったり、登ったりのサポートを行います。

さらに、カードの指示に合わせて、崩れないように指で棒をつないでいく協力型バランスゲーム「リンケージ」や、凸凹模様のあるカードを触り、ペアになるカードを当てるなどして遊ぶ「たっちまっち」も体験できます。

ほかにも、アソビバに散りばめられた光る宝を探す「VIVIWARE」、聴覚を使わないコミュニケーションゲーム「SHAPE IT!」、ジェスチャーで表現されたヒントをもとにミッションをクリアする「めとてでおしゃべりミッション」も。

「VIVIWAREたからさがし」「デジリハ」「めとてでおしゃべりミッション」「SHAPE IT!」「リンケージ」「たっちまっち」過去の実施風景がまとめられた画像

参加費は子どもは無料、保護者は500円となります。参加には申込が必要で、締切は12月22日(金)まで。1日あたりの定員は150名です。

これらのプログラムは今後も定期的に開催される予定です。〈キッズドームソライ〉の公式サイトやSNSにてチェックしてみてください。

これまで、多くの人が参加するイベントやワークショップに参加したことがないという子どもたちも、さまざまに用意されたサポートのもと、たっぷり楽しめる1日となるはずです。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?