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〈シブヤフォントラボ〉が2024年4月開業のハラカドにオープン! 5月5日にはインクルーシブファッションショーを開催
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アートウォールで彩られたシブヤフォントラボの館内の写真

2024年春にオープン! 実験的出会いの場〈シブヤフォントラボ〉

2016年のスタート以降、多くの企業や個人がフォントやパターンを活用し、それらが採用された商品もさまざまなデザイン賞を受賞するなど、各方面で話題を呼んでいる「シブヤフォント」。

この事業を運営する〈一般社団法人シブヤフォント〉が、ダイバーシティ&インクルージョンを体現するギャラリー&イベントスペース〈シブヤフォントラボ〉を2024年4月に新設します。

拠点は、“文化の交差点”とも称される東京・原宿。ラフォーレ原宿や東急プラザ表参道原宿などが立ち並ぶ神宮前交差点に2024年4月17日(水)に開業する東急プラザ原宿「ハラカド」があるビルの7階です。

同施設に入居するテナント、クリエーター、デザイナー、原宿周辺の企業や団体と連携し、さまざまな企画を発信する拠点を目指しています。

2024年4月17日(水)に開業する東急プラザ原宿「ハラカド」の外観。多面的な鏡で覆われたような、不思議な外観。
2024年4月17日開業予定の東急プラザ原宿「ハラカド」の外観

日本各地でも発展中! 渋谷発の「シブヤフォント」とは?

東京都渋谷区内の障害者支援事業所を利用するメンバーが描いた「文字」「数字」「絵柄」を、桑沢デザイン研究所の学生たちの協力によってフォントやパターンとしてデザインした、渋谷区公認のパブリックデータ「シブヤフォント」。

2016年に「渋谷みやげ開発プロジェクト」としてスタートしたこの活動は、アートやデザインを通じて、障害のある人、学生、クリエーター、福祉施設、企業、団体など、今まで接点のなかった人々の出会いを創出し、多くのつながり、気づき、発想の種などを生み出してきました。

近年はこの取り組みを渋谷区外にも発展させ、「ご当地フォント」として展開。全国各地の福祉施設に通所するメンバーの表現が、ユニークなフォントやデザインパターンとして企業や個人間で利用されています。

※2024年4月28日(日)、日本全国の新作「ご当地フォント」をお披露目する「第2回 全国ご当地フォント発表会」が〈シブヤフォントラボ〉で開催されます。詳細はInformationからご確認ください。

〈シブヤフォントラボ〉は、ソーシャルファンタジーを実現する拠点

“フォントやデザインパターンをつくる”という共同作業のなかで、障害の有無や社会的立場を超えたものづくりを行ってきた「シブヤフォント」。

そのプロセスにおいては、障害のある人がデザイナーから影響を受けて学び、デザイナーも障害のある人から影響を受けて学ぶ、といった相乗効果や相互理解も生まれてきました。

これこそが真のソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)であるとし、そのような環境から新たな出会いやアイデア、学びが生まれることを「ソーシャルファンタジー」と名づけた同法人。

渋谷区の未来像であり、基本構想として掲げる「ちがいを ちからに 変える街。」を具現化し、関わるすべての人々の可能性を世界へ向けて発信することを目指すのが〈シブヤフォントラボ〉です。

2つの画像を上下に配置した画像。上は多くの人が1枚の紙に絵を描いたり色を塗っている様子。下はアートウォールで彩られたシブヤフォントラボの館内の写真
(上)障害のある人との共創アートワーク、(下)「シブヤフォントラボ」のアートウォール

ラボ内には、シブヤフォントを体感できる常設ギャラリーのほか、さまざまなイベントやワークショップを開催するイベントスペースを設置。

この場の活用アイデアとしてすでに上がっている案も。その一部をご紹介します。

  • 障害のあるアーティストによるアート実演販売
  • 伝統工芸品を制作する障害者就労支援事業所によるものづくり実演販売
  • シブヤフォントを活用した一点もののリユースオークション
  • 原宿の街をパレードするファッションショー
  • 障害のあるアーティストによる「あなたの気持ちをアートにする」ライブペインティング
  • シブヤフォントのアートが夜空に舞うプロジェクションマッピング
  • 多文化/多世代による多様な言語を取り入れた「ご当地フォント」のグローバルイベント
  • 真っ暗闇のなかで、視覚以外の五感を使って過ごす
  • 目が見えない方、耳が聞こえない方など多様な方々とのアート鑑賞

5月には原宿で「インクルーシブファッションショー」を開催

〈シブヤフォントラボ〉の開業直後となる2024年5月5日(日)には、オープニングイベントとして「インクルーシブファッションショー ~ショウガイはへんしんできる~」の開催が予定されています。

障害のあるアーティスト、スタイリスト、ディレクター、デザイナー、映像クリエーターなどがコラボレーションし、誰もが未知なる可能性を持つ存在であることをファッションショーを通じて表現していきます。

カラフルな布を前に話をする3人の写真。

ショーの衣装は、渋谷区内にある11の障害者支援事業所のメンバーや、クリエーターが共同で制作。

そして当日は、障害のある人や多様な人々がモデルとして参加。さまざまな出会いによる化学反応を起こし、“フクシ”や“ショウガイ”の概念が変わるようなファッションショーをつくり上げます。

「オープニングイベントが開催されました!」と題された手描きのラフ案
2023年の夏、〈シブヤフォントラボ〉のオープニングイベントや、今後の活用方法を企画するための妄想会議を開催。その際、福祉施設のスタッフから「ファッションのまち・原宿で、障害のある人や多様な人がシブヤフォントの衣装をまとってランウェイを歩くファッションショーをやりたい!」という声が。その際に描かれたファッションショーのイメージイラスト

ファッションショーのサブタイトル「ショウガイはへんしんできる」という言葉は、〈シブヤフォントラボ〉のテーマやビジョンとして掲げられています。

「ショウガイという立場と視点が世界を変えるきっかけになる」
「社会がつくりあげたショウガイという固定概念をひっくり返す」

障害のある人の表現や創造が、さまざまな分野に刺激を与え、社会を変えるひとつの突破口となること。本プロジェクトがそれをカタチにして示し、ソーシャルファンタジーな場所となること。「ショウガイはへんしんできる」を合言葉に、社会にさまざまな提案と提示をもたらす組織の構築を目指しています。

クラウドファンディングも実施中!

ファッションショーの開催に向けて、同法人はクラウドファンディングを実施中。シブヤフォントが行う有料ワークショップへの参加権や、ユニークなクラフト商品が入った福袋など、さまざまなリターンが用意されています。

ご興味のある方は、ぜひREADYFORのプロジェクトページも覗いてみてください。

さまざまな人が表現活動を行っている写真を6枚配置した画像。