福祉施設がつくるユニークなプロダクトから、これからの働き方やものづくりを提案する商品まで、全国の「イッピン」を編集部がセレクトして紹介します。ギフトを探している方もぜひご参考に!
今回のイッピンは、岩手県盛岡市で福祉事業所を運営する〈幸呼来Japan〉の「SACCORA Denim」。デニム生地メーカーの工場から出る「デニムの耳」と呼ばれる端材を活用し、障害のある人たちの手で裂き織にしたポーチです。
今回の「こここなイッピン」は、滋賀県甲賀市にある障害者福祉施設〈やまなみ工房〉に通所するメンバーが手がけた刺繍作品。長い年月をかけて一針一針糸を重ねた、重厚なアートピースです。
その表情に愛嬌や哀愁さえも漂わすマスクマン人形。埼玉県東松山市にあるアトリエ〈まちこうばGROOVIN'〉に通うメンバーが描く覆面レスラーのイラストを、その世界観そのままにぬいぐるみに落とし込んだのが「マスクド☆ソックス」です。
2000年に開催された九州・沖縄サミットの晩餐会や、エアラインのプレミアムクラスなどで採用されている〈ココ・ファーム・ワイナリー〉のスパークリングワイン。膨大な月日を費やし、丁寧な手仕事から生まれるワインは、世界のワイン通をも唸らせる至極の一本です。
原材料もクオリティも一切妥協なしの鹿児島発のチョコレートブランド〈kiitos〉。さまざまなこだわりと実践で、スタートから3年で北海道から鹿児島までの多くの店舗で扱われるチョコレートに。そのものづくりの思いとは?
手描きの“数字”で構成された〈西淡路希望の家〉のオリジナルカレンダー。ユニークな仕掛けがあちらこちらに施されており、ひと月ひと月めくるごとのワクワク感があります。
さまざまな縁起物、海洋生物、神様、「千億万欲しい」という真っ直ぐなメッセージなどがコラージュされた「辻太郎招福くまで」。購入した人からさまざまなご利益の報告が寄せられるという、願いが叶う(かもしれない)「縁起熊手」をご紹介します。
胸元やバッグなどに飾るだけで、ささやかながらも気の利いた演出をしてくれるビーズブローチ。種類もモチーフもさまざまなこの商品、どんな場所で制作され、どのようにして生まれたのでしょうか?
重厚感のある古布に伝統的な手仕事を加えた、存在感のある「刺し子のタペストリー」。ものづくりの試行錯誤のなかで“みんなでできること”をこのタペストリーに見いだした、福祉事業所発のブランド〈TERAS〉のプロダクトです。
1枚1枚手描きでペイントされた、まるで絵画を身にまとうような「みんなのエプロン」。誰もが自分らしく暮らせる社会の実現を目指す〈小茂根福祉園〉の思いや願いが込められたイッピンです。
今回のイッピンは、福祉事業所〈ハーモニー〉に通うメンバーが体験した幻聴や妄想を題材にした「幻聴妄想かるた」。怪しげながらも、笑いをもってひらかれた独創的な世界に、多くの人が虜になっています。
今回のイッピンは、大切な方への手土産や贈り物にオススメしたい、〈かすたねっと〉の手づくり焼き菓子セット。シンプルながらも、しっかりとおいしいその味は、つくり手である障害のあるメンバーの、働くよろこび、積み重ねてきた時間が生みだした味でした。