福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉

福祉のしごとにん インタビューシリーズ

福祉施設や福祉サービスの現場で働く人をたずねるインタビューシリーズ。福祉の現場で働いているのはどんな人? どんなことを大切にしながら、日々を送っているのでしょうか?

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vol.042022.11.28「なんでやろ?」から、領域・世代をまたぐ事業を福祉でつくり続ける——〈み・らいず2〉枡谷礼路さん

「福祉」と聞くと、私は障害者福祉や高齢者福祉を真っ先に思い浮かべる。でも、そもそも「福祉」は「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味する言葉だ。すべての人に幸福を追求できるだけの社会的援助を提供する、という理念を表しているはずなのに、どうして特定の分野や対象に偏った印象を自分は持ってしまっているのだろう。 大阪を拠点に活動する〈NPO法人み・らいず2〉理事の枡谷礼路(ますたに あやじ)さんにお話を伺っていると、そんな疑問が湧いてきた。 「社会的な機能は分けても、居場所は分けたくない」と枡谷さん。その言葉からは、“障害は社会がつくるもの”という考えのもと、知的障害や発達障害のある人たちへのサポート、不登校やひきこもりなどの状態にある子ども・若者たちの支援や居場所づくりなど、目の前の人に必要と思う事業をつくってきたきた〈み・らいず2〉の信念を感じた。多様な状況、多様な世代の利用者やスタッフと向き合う日々の中で、枡谷さんは何を見て、何を感じてきたのだろうか。

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vol.032022.02.15「所得」だけではなく「可能性」も分かち合う。障害のある人とともに仕事をつくる〈Good Job!センター香芝〉センター長・森下静香さんの仕事

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vol.022022.02.07目の前にいる人を大切しながら、ここにいない人へのまなざしを忘れない。社会福祉法人〈ライフの学校〉 村松直美さん・菅原篤人さんの仕事

「老人ホームかあ……そういえば行ったことないな」 「中学生のとき、夏休みの宿題の介護体験で一回だけ入ったことある」 自分の祖母が通っていたデイサービスのことや、取材で訪れた福祉施設のことを周囲の友人に話すと、そんなリアクションがしばしば返ってくる。 なかには、家族が老人ホームに入居していた経験があったり、実際にいま施設を利用しているという人もいる。けれど、多くの若い世代にとって、福祉施設は接点のない場所になりがちなのだな、ということをそのたびに痛感する。 もちろん、福祉施設になじみがない、ということ自体は悪いわけではない。福祉施設は主に利用者とその家族のための場所であり、家族や親しい人に介護・介助を必要としている人がいない限り、その輪のなかに自分から入っていこうとするのはたぶん、難しいはずだ。 だからこそ、社会福祉法人「ライフの学校」の理事長・田中伸弥さんにお話を聞いたときはとても驚いた。田中さんの運営するライフの学校は宮城県仙台市で特別養護老人ホームをはじめとする複数の施設を展開しており、そのすべてに共通するコンセプトとして、“福祉施設を地域にひらいていく”ことを掲げている。 「『えっ、誰あの人?』と思うような人が、ごく自然にそこに居られる環境」が施設にとっての理想だと語る田中さんの言葉を聞いて、実際にライフの学校に滞在し、一緒に時間を過ごしてみたくなった。 福祉施設や福祉サービスの現場で働く人に焦点を当てたインタビューシリーズ「福祉のしごとにん」。今回は、そんなライフの学校の拠点のひとつである仙台市の「萩の風キャンパス」を訪れ、現場で実際に働く村松直美さんと施設長の菅原篤人さんにお話を伺った。

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vol.012021.04.15「何者か」を問うて、子どものやりたいことを育む。放課後等デイサービス〈ホハル〉滝沢達史さんの仕事

「あなたは何者ですか?」 この質問にさらりと答えられる人は、どれだけいるでしょう。学校教育では「生きる力」を育てるためのカリキュラムが組まれ、“自分の旗を立てること”や“好きを仕事にする生き方”が重視される時代になりました。 しかし、みんながみんな「何者か」である自分に出会えているわけではないようです。 福祉施設や福祉サービスの現場で働く人に焦点を当てたインタビューシリーズ「福祉のしごとにん」。今回は、岡山県倉敷市にある放課後等デイサービス「ホハル」の代表であり、アーティストでもある、滝沢達史さんをご紹介します。 そこで出会ったのは、自分が何を好きで何をしたいのか、日々向き合って全力で表現している子ども達。どのような環境や大人の関わりが、自分が「何者か」を知っている子ども達を育んでいるのでしょうか。放課後のホハルを訪れました。

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