福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉

アトリエにおじゃまします 創作の現場をたずねる

絵画や工芸、ダンス、演劇……福祉施設のなかにはさまざまな創作の現場があります。どんな人達が集まり、どんな日々から表現が生まれているのでしょうか。創作活動を行うさまざまなアトリエやスタジオをたずねます。

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記事一覧

vol.072024.04.25“失敗”を許せる社会になったらいい。自炊料理家・山口祐加さんとたずねる、手仕事とケアの福祉施設「ムジナの庭」

「何歳からでも、リスタートできる社会へ」を掲げて、障害のある人々のケアと就労のサポートをしている福祉施設「ムジナの庭」。手仕事で作った商品の販売などをしながら、心と身体を整えるさまざまなプログラムを行っています。「自炊レッスン」で料理を学びたい人に並走し、家庭料理から人のケアを考える山口祐加さんと一緒にたずねました。

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vol.062023.06.21介護施設と同じ敷地内にある「尾道のおばあちゃんとわたくしホテル」をたずねて

「わたしがわたくしになる、0.25倍速のスロー・ラグジュアリー」をテーマにした、3部屋だけの小さなホテルが尾道にある。このホテルには、介護施設が、隣接されているのだ。編集者あかしゆかさんが綴る「尾道のおばあちゃんとわたくしホテル」訪問記。

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vol.052023.05.19「ここだけ」の面白い商品、見たこともない作品をどう作る? 〈西淡路希望の家〉二人三脚の創作現場を訪ねて

ユニークな商品やアート作品が人気を博す、大阪市東淀川区の〈西淡路希望の家〉。現在70名ほどが通うこの生活介護事業所では、利用者の就労、生活、表現活動を日々支えるなかで、「スーパーハイパースペイシー」を合言葉にしたアイテムが次々と生まれています。〈社会福祉法人ノーマライゼーション協会〉の丸山泰典さん、金武啓子さんにご案内いただき、創作現場の裏側に迫りました。

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vol.042022.10.05劇場と4つの工房を持つ福祉施設 しょうぶ学園をたずねて

社会福祉法人太陽会が運営する福祉施設、「しょうぶ学園」。自立支援事業(ささえあう)、文化創造事業(つくりだす)、地域交流事業(つながりあう)という3つの事業を柱とした、知的障害や精神障害がある方が集まる複合型の福祉施設です。こここ編集部は2022年6月末にしょうぶ学園を訪ね、4つの工房と文化芸術支援センター「アムアの森」を中心に見学しました。丸1日の滞在を通じて目にしたものや感じたことをレポートします。

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vol.032022.05.18作品を通して、“人”に出会ってほしいから。世界から注目される「やまなみ工房」で生み出されているもの

さまざまな障害のある方90名が通い、創作活動を行う福祉施設「やまなみ工房」。国内外の美術館・コレクターから人気のアーティストも多数在籍しているが、創作で大切にしているのはあくまで「一人ひとりの気持ち」であり、外の評価は「魅力を知ってもらうきっかけ」に過ぎないと施設長の山下完和さんは話す。訪れた滋賀県甲賀市のアトリエには、人同士の信頼関係が生む穏やかな時間が流れていた。

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vol.022022.01.13演劇は「一緒にどう生きるか」を探せるツール。〈たんぽぽの家 アートセンターHANA〉佐藤拓道さん

演劇って、人が「一緒にどう生きていくか」を考えられるツールなんです。社会福祉法人が運営する施設に演劇創作の時間があることで育まれているものとは何か。たんぽぽの家アートセンターHANAで行われている演劇プログラム「HANA PLAY」の稽古場をたずねました。

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vol.012021.04.15多くの人の手を介して生まれる「鯉のぼり」の工房へ。〈クラフト工房 LaMano〉訪問記

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