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ストーリーも一緒に届けたい!贈り物におすすめの“福祉発プロダクト”
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大切な人への贈り物に、自分へのご褒美に。〈こここ〉セレクトの福祉発プロダクト

やっと冬らしい寒さがやってきたと思ったら、あっという間に師走ですね。まもなく2023年も終わり、新しい年を迎えようとしています。

クリスマスに忘年会、お正月……何かとイベント続きなこの季節。友人や家族との集まりに持っていきたい手土産や、ゆっくりと過ごす休暇を彩るアイテム、大切なひとに贈りたいギフトなどにピッタリの“福祉発プロダクト”を、〈こここ〉編集部が独自にセレクトしてご紹介します。

※時期によって記事に掲載されている商品が購入できない場合がございます。また、オンライン販売には時間がかかる場合もありますので、余裕を持ってご注文ください。

1年間お疲れさまでした!まずは乾杯しましょう!

さて、この1年、いかがでしたでしょうか? 楽しい冬休みの計画を立てている方も、まだまだ仕事が納まる気がしないと忙しくしている方も、1年間、本当にお疲れさまでした!まずは乾杯!におすすめなドリンクはこちら。

〈ココ・ファーム・ワイナリー〉「2017 のぼ ドゥミセック」

栃木県足利市にある〈こころみ学園〉のワイン醸造場〈ココ・ファーム・ワイナリー〉のスパークリングワイン。房のままプレスしたぶどうの果汁を半年以上かけて発酵させ、瓶詰めしてからさらに約3年間、ビン内で二次発酵したプレミアムなワイン。年間500本未満しか出荷されておらず、2000年に開催された九州・沖縄サミットの晩餐会でも採用されています。クリスマスや新年のお祝いにいかがでしょう?

〈Derailleur Brew Works〉「西成ライオットエール」

大阪府西成区にあるブリュワリー〈Derailleur Brew Works(ディレイラ・ブリュー・ワークス)〉は、医療・福祉事業、就労支援などを行う〈株式会社シクロ〉が運営する就労継続支援事業所。〈Derailleur Brew Works〉がつくるクラフトビールは、ユニークなフレイバーや種類の多さに加えて、それぞれのビールに添えられた独特の世界観をもつ物語も特徴のひとつ。パーティなどの集まりで、盛り上がること間違いなし!?

〈天水福祉事業会〉天水さんのジュース

みかんの一大産地として知られる熊本県玉名市の天水町でつくられているジュース。一つひとつ手作業で皮むき、果肉部分だけを搾汁したジュースの味は、濃厚かつ果実のスッキリとした味わいが際立ちます。施設のメンバーのちぎり絵を使ったパッケージもかわいく、ギフトにもおすすめです。

家族や友人への手土産に。材料やパッケージにもこだわったお菓子はいかが?

親戚や友人との集まりに、何を持っていこうと悩む方も多いのでは? 有名店の人気スイーツもいいですが、ついつい語りたくなる制作背景や物語の詰まった福祉発スイーツはいかがでしょう。

〈UTAU〉「うたうプリン」

まんまるな形とパステルカラーがかわいい、京都府にある就労継続支援B型事業所〈UTAU〉がつくるプリン。やさしい甘さと舌触りのいいとろんとした食感は、厳選した材料と専属パティシエと共に開発したレシピ、そして手作業の丁寧な工程から生まれたものです。メンバーの作品を用いた彩り鮮やかなハンカチや焼き菓子など、プリンと一緒に贈りたいアイテムもオンラインから購入可能です。

〈kiitos〉”ビーン・トゥ・バー”チョコレート

鹿児島県鹿屋市でオリジナルチョコレートを製造する〈kiitos(キートス)〉は、特定非営利活動法人〈Lanka(ランカ)〉がつくるブランド。三角形の頭をちょこんとカットした形は、桜島をイメージしたのだそう。カカオ豆の状態からチョコレートが完成するまでの全工程を一貫して手がける、こだわり抜いた“ビーン・トゥ・バー”のチョコレートです。

〈かすたねっと〉手づくり焼き菓子

1986年、東京都練馬区内に住む障害のある子どもたちの働く場所として、現在の店長をはじめ、障害児を持つ父母によって創設された焼き菓子店〈かすたねっと〉。添加物は使用せず、できる限り新鮮でいい素材にこだわったお菓子は、シンプルでどこか懐かしい味わいで、飽きのこない美味しさです。ギフトには、メンバーの手描きイラストを用いた包装紙もついた、箱入り詰め合わせもあります。

素敵な1年になることを願って。オンラインでも購入できるプレゼント

なかなかお店に買いに行く時間がない、特に買いたい商品が決まっていない。そんな方は、ゆっくりお家でネットショッピングを楽しんでみてはいかがでしょう。福祉発プロダクトのオンラインショップも充実してきている昨今。ぜひ、お気に入りの一品を見つけてみてください。

〈ねんりん〉

2021年にオープンしたデザインストア〈ねんりん〉は、「ハレの日にも使える、ケアの日用品」をコンセプトに、ケアが必要な人も使いやすい日用品などをセレクトしたオンラインショップです。テーブルウェア、カトラリー、衣料品、車椅子、調理家電など、機能面の使いやすさだけでなく、美しさも備えた商品を取り扱っています。

〈想造楽工〉

同じく2021年にオープンした〈想造楽工〉のオンラインストアには、福祉作業所に通う障害のある人々が描いたイラストレーションを用い、デザイナーとの協働で開発されたオリジナルのプロダクトが並びます。モビールやキッチンまわりの道具、Tシャツやバッグなどのアパレル商品、レターセットやマスキングテープなど日常で役立つアイテムを展開しています。

〈せせせ〉

世田谷・福祉生まれのモノゴトを届けるプロジェクト〈せせせ〉。東京都世田谷区内にある福祉作業所でつくられている自主生産品の魅力を発信すべく〈こここ〉と世田谷区の共同事業として2022年から展開しています。現在プロジェクトページに掲載されているのは、28施設がつくる100を超えるプロダクト(一部、掲載のみで購入不可)。日用品からアクセサリー、雑貨、服飾品、お菓子などの食品まで、アイデアとつくり手の想いが詰まった商品が並んでいます。ぜひ、プロダクトがつくられた背景のテキストと併せて、チェックしてみてください。

さて、年末年始のギフトやショッピングにおすすめのアイテムを〈こここ〉独自のセレクトでお届けしましたが、いかがでしたか? 

“福祉発プロダクト”には、大量生産品ではなく手作りだからこそのあたたかみが感じられるもの、ユニークな発想や個性溢れる世界にひとつだけのもの、素材や工程にこだわって手間暇かけてつくられたもの、さまざまな背景をもつ人たちの協働から生まれたものなど、たくさんの魅力が詰まっています。

「福祉」って自分からは遠いもの。そんな風に感じている人にとっても、プロダクトが入口になると、それをつくる人や環境が少し身近に感じられるかもしれません。プレゼントを贈る際には、ぜひストーリーもあわせて届けてみてはいかがでしょうか。素敵な年末年始をお過ごしください。