“自分らしく生きる”を支えるしごと ー介護の世界をたずねてー
この社会のなかで、わたしたちはなにを大切にして、どう生きていけばいいのでしょうか。
そんな大きな問いを抱え、本連載でたずねるのは「介護の世界」です。「介護」というと、漠然と「家族介護」「思いやり」「3K」などのイメージが抱かれることも少なくありません。しかし実際には、一人ひとりの状況や経験に耳を傾け、心身の変化に寄り添い、それぞれの権利を守ろうと奔走してきた経験が宿る魅力的な分野です。また、社会構造が抱える問題に向き合い、地道に改善を重ね、科学的見地からも方法論を模索してきた領域でもあります。
「自分らしく生きる」「多様な個性を尊重する」。近年、そんな言葉を目にする機会は増えていますが、高齢者に限らず、どんな人もそれを実現するのは簡単ではありません。本連載では、介護施設の実践やそこで働く人、ケアや老いをテーマにしたカルチャーコンテンツなど、「介護の世界」をたずねながら、この社会で生きるすべての人に関わりの深い、「自分らしく生きる」ことについて考えてみます。介護の世界の「自分らしく生きる」を支える人、仕事、ふるまい、まなざし、葛藤に、出会ってみませんか。
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