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こここインタビュー

福祉にまつわる人をたずね、その人自身のこれまでの経験や大切にしていることをお聞きするインタビューシリーズです。

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記事一覧

vol.052021.10.18福祉施設が学びあいの拠点になることで育まれるものとは?ライフの学校・田中伸弥さん

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vol.042021.06.03VR認知症を体験して気づいた、わからない世界へ手を伸ばし続ける大切さ。シルバーウッド 下河原忠道さん

他者が見ている世界と、自分が見ている世界は違う。だからこそ日々出会う人とのコミュニケーションにおいて、それぞれの行動や語る言葉の背景にあるものを想像するのは大切だと思う。 しかし「常日頃から実践できているか」と問われると自信が持てない。知識を得ることで、他者の背景にあるものをより解像度高く考えることはできる。一方で、既に持つ知識を基準に他者をラベリングして、わかったつもりになってしまうこともある。どうすれば知識を学ぶだけではこぼれおちてしまう「なにか」を大切にできるのだろうか。 そんな悩みについて考えるヒントを与えてくれたのが、サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」を運営する株式会社シルバーウッドの取り組み「VR Angle Shift」だ。 コンセプトは「あなたのAngle“視点” をShift“転換” する」。VRを活用した一人称「体験」を通じて、他者の視点が体感できるコンテンツを企業内研修などに向けて展開している。コンテンツは、さまざまな領域の当事者、専門家にヒアリングを実施し作成されており、複数のプログラムがある。 取材チームは、実際にVR Angle Shiftのプログラムを体験し、同社代表取締役 下河原忠道さんに他者の視点を疑似体験することの意義、社会から見えづらいものを可視化することの重要性について話を伺った。

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vol.032021.04.15まだ名付けられていない感覚に出会う「遊び」の可能性とは? インタープリター 和田夏実さん

たとえば、まだ「言葉」を持たない子どもと接するとき。大人はさまざまな「言葉以外」のもの——表情、まなざし、声の響き、手や体全体のしぐさ——から、相手の個性や感情などを読み取っていく。 そこで気づくのは、世界を共有するための手段が本来、とても多様であることだ。だから、大人は子どもに対して「早く言葉を覚えてほしいな」などと思う傍らで、成長しても「今の豊かな表現を失ってほしくない」などと考えたりする。 だが、現代を生きる私たちは、すでに「わかりやすく」「便利な」言語コミュニケーションに慣れきってしまっている。巷にあふれるコピーから気軽に送れるメッセージサービスまで、「言葉」を軸にした営みの数々。そのなかで、人が生まれながらに持つ感覚をどうすれば大切にできるのだろう。

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vol.022021.04.15「助けて」とお互いに言い合えるのが、成熟した社会。ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表 志村季世恵さん

「気づかないうちに失礼なことを言っていないだろうか」 聴覚障害のある知人と話すとき、ふと不安になり、どこか恐る恐る言葉を交わしてしまったことがある。聴覚障害という領域の当事者ではない自分が無邪気に質問することで、知人のことを無自覚に傷つけているのではないかと。 「自分自身が知らないこと、すぐに当事者になれないことには触れるべきではない」と言う人がいるが、それでいいとは思えない。 他者を傷つけてしまうことへの不安はある。でも私は、まだ知らない・わからないからという理由で、自分とは違う特徴や文化を持つ人たちとのコミュニケーションに消極的になってしまうことは、あまりにも寂しいことだと思う。 視覚障害者・聴覚障害者がアテンド(案内人)を務め、見えない世界・音のない世界を案内してくれるソーシャル・エンターテインメント施設「対話の森」は、多様な人々が出会い、じっくりと対話をすることができる場だ。 「対話の森」のプログラムの背景にどのような思いがあるのかを知ることで、異なる文化を持つ人たちとのコミュニケーションのあり方や対話を考えるヒントが得られるのではないか。 そんな思いから、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの代表理事として「対話の森」のプログラムをつくってきた志村季世恵さんに、お話を伺った。

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vol.012021.04.15「お笑い」や「演劇」は他者の世界に寄り添うヒントをくれる。りんたろー。さん×菅原直樹さんが語る「介護の話」

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