スポーツの可能性って何だろう? 「プロスポーツ」「ゆるスポーツ」から考える──岡田武史さん×澤田智洋さん こここインタビュー vol.11
「え、すごい。岡田さんが一番ですね!」
モニター越しにそう盛り上がったのは、元サッカー日本代表監督の岡田武史さん、〈世界ゆるスポーツ協会〉代表の澤田智洋さん、そして〈こここ〉編集部メンバー。プレイしているのは、オンライン会議ツール上で行う「ARゆるスポーツ」だ。
かつてピッチ横で見せていた厳格なイメージとは違い、競技そのものを楽しんでいる様子の岡田さん。種目の一つ「まゆげリフティング」では、皆と一緒にまゆげを高速で上げ下げし、その回数を競った。おでこの筋肉を刺激する競技で、 顔のリフトアップなどにつながる効果もあるという。
「ゆるスポーツ」の生みの親である澤田さんは、『マイノリティデザイン』(ライツ社)の著者であり、普段はコピーライターとして活躍している。設立した〈世界ゆるスポーツ協会〉では、運動が得意でない人と得意な人がフラットに楽しめる競技を通じて、スポーツの裾野を広げることを模索。Jリーグの社会貢献事業「シャレン!」やブラインドサッカー世界選手権のキャッチコピー開発など、トップスポーツの世界に関わった経歴も持つ。
一方、プロの現場に長年携わってきた岡田さんは、8年ほど前からサッカークラブ「FC今治」のオーナーとしてさまざまな挑戦をしてきた。2023年のリーグ開幕に向けて建設中の新スタジアムでは、地域の人々の「心の拠り所」を目指し、今までにない試みをいくつも始めている。
立場もキャリアも異なりながら、「スポーツ」を起点に人と人をつなごうとする活動に、どこか通じるものを感じさせる澤田さんと岡田さん。今回、お二人に対談いただき、今この時代におけるスポーツの可能性についてじっくりと語ってもらった。
運動が苦手なのは「今のスポーツ」に原因がある?
──お二人は以前から面識があるとのことですが、〈こここ〉の読者に向けて「ゆるスポーツ」とは何かを、改めて澤田さんからご説明いただいてもいいでしょうか?
澤田智洋さん(以下、澤田) ゆるスポーツとは、年齢や性別、運動の得意・不得意、あるいは障害の有無に関わらず誰もが楽しめるスポーツです。2015年に〈世界ゆるスポーツ協会〉を設立して以来、さまざまな競技を生み出し続けて、現在は110種目ほどになっています。
きっかけは、もともと僕が大の運動音痴だったこと。運動が苦手なのをずっと「自分が悪い」と思っていたのですが、あるとき「もしかしたらスポーツのほうにも責任があるのでは」と見方を変えてみたんです。
なぜなら、日本には週1日以上スポーツをしていない成人が4割もいるからです(参考:スポーツ庁「スポーツ実施率」)。つまり、スポーツ自体がハードルの高いものになっている。もっと誰もが、ゆるく楽しめるスポーツを生み出す必要があるのではと考えました。
澤田 例えば「500歩サッカー」。この競技は、1人500歩しか動けないサッカーです。
プレイヤーの装着したデバイスには最初「500」と表示されていて、1歩歩くごとに数字が減っていきます。走ると一気に5歩や10歩減ってしまい、残り歩数が0になると退場しなければいけません。ただ、その場で休むと、4秒目から1秒ごとに1歩ずつ「回復」する機能がある。こまめに休まなければいけないので、体力に自信がない方でも楽しめます。
澤田 500歩サッカーは、タケヒロ君という友人と一緒につくりました。彼は心疾患があって、少しなら走れるのですが、こまめに休憩をして心拍数を安定させなければいけません。体育の授業では「サボるな」と怒られてしまい、それが嫌で小中学校の9年間ほとんど見学していたらしいんです。そんなタケヒロ君の「自分もサッカーをしてみたい」という気持ちに応えるために、この競技を考えました。
ルールを聞くと分かると思いますが、500歩サッカーは誰だろうが、こまめに休憩をとらざるをえない状況に置かれます。障害があったり、走るのが得意でなかったりしても、手加減されずに誰とでも楽しめる。そんなことを、ゆるスポーツでは大事にしています。
──体力がないと、スポーツって楽しめないと思っていました。500歩サッカーやってみたいです。
澤田 ぜひ! 他にもいろんな企業と連携して、最新のテクノロジーを活用したゆるスポーツの開発を進めています。その一例が「顔借競争」です。
顔借競争は、自分と一番顔が似ている人を会場から探し出す競技。ペアになってゴールに戻るとNECの顔認証技術を搭載したカメラがあり、2人の顔をスキャンしてくれます。すると、「2人がどれくらい似てるか」が100点満点で数値化されるんです。足の速さなどではなく、自分の顔を冷静に見極められた人が勝つようになっています。
ストレッチャーに乗っている方でもご家族に介助してもらいながら楽しめますし、年齢や国籍も関係なく遊ぶことができるのが特徴です。似てると思ったら異性を連れてきてもいいし、人種の異なる方でもいいんです。
共助の“コミュニティ”を目指す里山スタジアム
澤田 コロナ禍では、皆さんに最初やってもらったオンラインでできる「ARゆるスポーツ」を若手メンバーを中心につくったりもしました。競技数の増加に伴い、楽しんでくださる方がどんどん増えてきています。
ただ、設立当初は「これはスポーツでない」と言われることも多かったんですね。プロスポーツの現場で長く活躍されてきた岡田さんが、ゆるスポーツのことをどう思われるか率直にお聞きしたいです。
岡田武史さん(以下、岡田) 僕は全く違和感がないですね。「これがスポーツかどうか」なんて考えもせず聞いていました。むしろ、ぜひ一緒にやっていきたいなと思っていて。
というのも今、FC今治の新しいスタジアムとして、人が365日集える「里山スタジアム」をつくっているんです。この里山スタジアムは、サッカー観戦を最大限楽しめるようにするのはもちろんですが、試合がない日もさまざまな体験ができる場にしたいと思っています。気軽に運動ができたり、アート作品を楽しめたり、マルシェを開催したり。アクティビティだけでなく、フードバンクをつくる、空き家を修理して住めるようにする、障害のある人の通所施設をつくることなども想定しています。
つまり、多様な人々が集いながら、衣食住なども支え合える共助の“コミュニティ”の拠点にしたい。それをよりインクルーシブな形で実現していくときに、身体的な特性を超えて楽しめるゆるスポーツは、一つの大きな武器になりそうだと思いました。
澤田 そう言っていただけてすごく嬉しいです。まさに、ゆるスポーツは人と人との間に「新しい関係性」を生んでくれるものだと考えています。
僕たちが500歩サッカーなどをつくるときに大事にしているのは、特性の違う人たちが抱える「問い」を大切にしながら、どうすればみんなでワクワクできるかを考えていくこと。その中で、これまで中心でなかった人が自然と主役になれる機会をつくりたいんです。なので競技開発でも、「あなたを起点に新たなスポーツをつくりたいから、力を貸してほしい」とお願いしています。
岡田 自分の生きがいを見つけるのに、スポーツは良い手段ですよね。特に今の社会では、そこを一人ひとりが取り戻していくことが、すごく重要だと感じています。
これは僕らの世代の責任でもあるんですが、とにかく「便利・快適・安全」ばかりを追い求めてきてしまった。経済的に豊かになったのは良いことだけれど、「何のために生きているんだろう」と、自分の生きがいを見失っている人も多いんじゃないでしょうか。
今の社会の中で、どうすれば本当の意味で豊かになれるだろうと考えたとき、僕は「みんながもっと“文化”に触れる必要がある」と思ったんですよ。ドイツのメルケル首相は、コロナ禍で「文化的イベントは、私たちの生活にこのうえなく重要なもの」と話していましたよね。素晴らしい音楽を聞いたり、絵を観たり、スポーツを観戦したりすることが、人の生きがいや豊かな社会につながっていきます。もちろん、それを自ら行うことも同様です。
里山スタジアムが「心の拠り所になる」という言葉を掲げているのは、こうした文化的体験を誰もができるようにしたいという思いからです。まずはピアノを気軽に弾けたり、スチールバンドを体験できたり、簡単な道具やルールで誰もがスポーツが楽しめたりする場をつくる。そこから、澤田さんのおっしゃる「関係性」のようなものが生まれていくといいなと思っています。
政治利用されることも多かったプロスポーツ。人にとっての価値とは
──岡田さんは現在、Jリーグクラブのオーナーであり、監督としても長くプロスポーツの最前線におられました。プロの指導者の方々の中に、スポーツが「人々の心の拠り所になる」と可能性を感じている方は増えているのでしょうか?
岡田 そこは正直、まだまだ少ないでしょう。「試合に勝ちたい」と、目の前のことに必死な指導者が大半かなと思います。僕自身、今みたいな考えを強く思い始めたのは、ここ数年のことです。
そもそも今治に来た約8年前は、何をしても誰も相手にしてくれなかったんですよ。自分の車にガムテープで試合のポスターを貼って地域の中をまわったり、駅前でビラを配ったりしたけれど、「お前は今治を何も分かっとらん。どうせ何年かして帰る有名人なんだろう」と何度も言われました。
ただ、FC今治の活動が起点となり、徐々に周辺への経済効果が生まれ、移住者も増えた。里山スタジアム建設にいたっては40億円の資金も調達し、コロナ禍での資材高騰の問題も、クラウドファンディングで助けていただきました。
岡田 そうやって一つひとつ積み上げたことで、2年前くらいから「ひょっとしたら、本当に今治が変わるかもしれない」という空気が、地域の中に芽生えてきました。そうなると、市民が今治の良さや美味しい食べ物をSNSやブログで発信するようになり、外部からも魅力的に見えるという循環が生まれます。
結果、「住みたい田舎ベストランキング」でも子育て世代、シニア世代の部門で全国1位に選ばれるまでになった。トップを目指す活動を続ける過程で、いわゆる「シビックプライド」(市民の誇り)の醸成に、プロスポーツが貢献できることは示せたのかなと思っています。
ただ、運動が苦手だったとおっしゃる澤田さんに、そもそもプロスポーツがどのように見えているかはお聞きしたいところです。
澤田 僕はゆるくないスポーツのプレイは苦手ですが、ファンとしてはしっかり楽しんでいます。プロスポーツで一番良いなと思うのが、トッププレイヤーたちが「人間の可能性を1mmでも高く遠くに伸ばしてくれること」です。
例えば、陸上のウサイン・ボルト選手が世界新記録を更新したとき、僕は本人ではないのに嬉しい。ボルト選手が人間の可能性を更新してくれたのを見て、自分というちっぽけな人間も何か更新できるかもしれない、と思える気がするんですよね。それはプロスポーツにしかできない、大切な役割だと考えています。
岡田 なるほど。
澤田 コロナ禍になったとき、エッセンシャルワーカーに注目が集まった一方で、エンターテインメント従事者には厳しい目が向けられました。それは人間が「survive」(生き残る)するために必要なものを提供できる人たちを尊重する、というスタイルだったと思うんです。ただ僕は、人をサバイブさせる仕事と同様に、人を「alive」(生き生きした状態)させる仕事もすごく重要だと感じていて。
普通の日常を送っているだけだと、なかなか人を生き生きさせるチャンスってないじゃないですか。でも、プロスポーツには現実の中の「非日常」みたいな、アライブを提供できる世界観がある。それが可能な職業だと、ずっと思っていました。
岡田 ありがとうございます。監督もしていた自分の目線から見て、実は寂しくなることが時々あるんですよ。というのも、プロスポーツって、ストレスの捌け口になっている側面もあるんじゃないかと。
特にサッカーはなかなか点が入らないから、シュートが決まると熱狂するけれど、決まらないと「このやろう」とものを投げつけられることだってある。歴史を振り返ると、ストレスの発散として政治に利用されることも多かったし、国や地域の代理戦争と言われることもありました。
むしろ、そういったことに影響されなかったプロスポーツは無いとも言えるでしょう。だから、やっている僕たち自身が「本当に良いのかな」と思ったりするんです。
澤田 プロスポーツの観戦を「ストレス発散」と見ると複雑な気持ちになりますし、観客が罵詈雑言を浴びせることも、暴力が生まれることも良くないなと、僕も思います。
ただ、そもそも現代社会には、エネルギーを心のまま解放できる機会が全然ないのかもしれない。だとすると、プロスポーツは「エネルギー発散」の貴重な場になっている、とは考えられないでしょうか。
岡田 「エネルギー発散」の場。たしかに、表現を変えるとずいぶんイメージが変わりますね。
澤田 ゆるスポーツをやっていると、よく「プロスポーツへの対抗ですか?」と聞かれます。これは全然違って、やっぱりそれぞれの役割があるんですよ。
スポーツを山に例えるなら、ゆるスポーツは裾野を横へ横へと広げるものになります。一方のプロスポーツは、とにかく頂を上に伸ばすというか、より高みを目指していくものです。スポーツの山全体を盛り上げていくうえでのプロスポーツの尊さはいつも感じていますし、ゆるスポーツと全く違う社会貢献の在り方としてエンパワメントされていますね。
スポーツ「本来の姿」を取り戻して、過程を楽しむ
──プロスポーツも、ゆるスポーツも、ここ数年は新型コロナウイルス蔓延の影響を大きく受けたと思います。コロナ禍を経て、お二人はスポーツに対する人々の認識に何か変化を感じますか?
澤田 人との接触や運動量が減った側面がある一方で、自分の体との向き合い方が変わってきた印象があります。ゆるスポーツにもこれまで参加していなかった人たちが来てくれるようになっていて、「身体的な何か」を再確認したい時期になったのかなと。その意味で、今スポーツにベクトルが向いてきてるなと感じています。
岡田 僕の家の近所でも、ジョギングをしている人が増えましたね。それは身体への回帰でもあるでしょうし、同時に、「今その瞬間」を楽しもうとする人が増えたことでもあると思っています。
コロナ感染が広がる前は、日本人の多くが何でも「目的」を大事にしていたと思うんですよ。スポーツにしても、どこか遊園地に行くにしても、買い物をするにしても、その先の目的がなければ人々は満足しなかった。それがコロナ禍になって、過程そのものに価値を見出すようになってきた気がしますね。
澤田 そもそも「遊び」が遊ぶことを目的としているように、スポーツもそれをすること自体に意味があったはずです。ところが実際は、その先にチームプレーとか、経済発展への貢献とか、国への貢献みたいな目的が設定されることも多いですよね。これは日本のスポーツにおける不幸なところだなと思っています。
岡田 「スポーツ」という言葉が日本に入ってきたとき、「体育」と混同したのがまずかったんですよ。本来、体育(physical education)という言葉は軍隊のためのものなんですね。つまり、「右向け右」と言われて、左を向く人がいないように教育することです。
スポーツの語源は、ラテン語の「deportare」(気を晴らす)。その後、中世の英語で「disport」となり、「sport」と省略されたと言われています。disportは“否定”の意味を差すdisと“港”という意味を指すportから構成されていて、港内のように決められた路を走るのではなく、自由に行き先を決め大海原に出るということ。誰かが決めた目的を大事にするのではなく、自らが過程を楽しむことなんです。
残念ながら今のプロスポーツの仕組みでは、勝敗や経済への貢献などに囚われてしまうことが多い。「本来のスポーツの姿を取り戻さないと」と、例えば野球の古田敦也や、亡くなってしまったラグビーの平尾誠二たちといつも話していたけれど、なかなか実現は難しいですね。だからこそ、そういうことに囚われないゆるスポーツには大きな可能性を感じています。
澤田 僕はスポーツが苦手だったので、ずっと距離を置いていました。つまり、自分が当事者ではなかった。そして当事者になれない一人として、岡田さんが今おっしゃった原点に立ち戻る必要性を感じていました。
その意味では、まさに「スポーツを本来の姿に戻そう」という大それたことをしようとしているんです。実際、一つひとつ形に落とし込んでいくうちに、今のようにたくさんの自治体や企業と競技を開発できるようにもなってきました。
“遊び”を通じて“再生”の機会をつくる
──スポーツが「本来の姿」に戻っていくことは、先ほどあった文化体験のお話にもつながっていくように感じました。
澤田 そうですね。こうしたものって、コロナ禍では「不要不急」などと言われましたが、やっぱり生活を豊かにしてくれるものですよね。さらに、人が生きるうえで囚われてしまう、さまざまな困難やしがらみの逃げ場にもなってくれます。
僕が改めてスポーツの役割って何かと考えたとき、実は二つの象徴的な“ボタン”があるんだと思ったんですよ。一つは「一時停止」のボタン。もう一つは「再生」ボタンです。
一時停止ボタンというのは、日常の苦しさを一旦離れ、普段と違う役割を与える機能。一方の再生ボタンは「play」ボタンであり、スポーツをプレイすること、それによって自分の世界を新しく再生することです。スポーツは、一時停止ボタンと再生ボタンを同時に押して、日常じゃない新たな時間を生んでくれるものだと思うんですね。
岡田 スポーツのプレイを「再生」と捉える。今言われるまで気付かなかったです。
澤田 この翻訳した人は最高だなと。“再び生きる”、あるいは“再び生まれる”。ものすごいセンスだなと思います。
playには“遊ぶ”という意味もありますよね。観に行って遊ぶのもプレイだし、プレイヤーとして参加するのもプレイ。遊びながら何度も生まれ変われるということが、スポーツの本来あるべき姿なのかなと僕は考えています。
岡田 プロスポーツがどうしても限られた人しかできないなかで、ゆるスポーツのように誰もが気軽に始められる競技が増えている。これまでのスポーツにハードルを感じていた方も、いろんな可能性が増えていることを知っていただいて、ぜひ好奇心のままに試してみてほしいですね。一歩踏み出してみたら、これまでにない景色が見えるはずです。
澤田 今までの「する」「観る」「支える」というスポーツの関わり方に加えて、ゆるスポーツには「つくる」という観点もあります。誰でも遊べて楽しいし、誰でも競技をつくっていいんだよと。
それがまた、スポーツを民主化していくことにつながると僕は考えています。つくるのも楽しいので、ぜひこの記事を読んでくださった方々にも挑戦してみてほしいです。
岡田 何か今治で、里山スタジアムで一緒にやれることがあるといいですね。ぜひ一度遊びに来てください。
澤田 喜んで! クラブチームがスポーツをきっかけにいろんなことを始めていけば、まさに地域のコミュニティや、人間同士の関係も再生されていくと思うんです。里山スタジアムがそのモデルになれば、すごくうれしいですね。
Information
里山スタジアムプロジェクト(FC今治新スタジアム)
サッカースタジアムを核に、地域とヒトをつなぎ、人々の感性を呼びおこす次世代文化・交流拠点を目指しています。最新情報はこちらから
Information
ゆるスポーツ
年齢・性別・運動神経に関わらず、だれもが楽しめる新スポーツです。最新情報はこちらから
Profile
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岡田武史
株式会社今治.夢スポーツ 代表取締役会長
大阪府出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、古河電気工業株式会社に入社。1997年FIFAワールドカップフランス大会の本戦初出場を果たし、Jリーグ コンサドーレ札幌監督、横浜F・マリノス監督を歴任。2010年 FIFAワールドカップ南アフリカ大会ではチームをベスト16に導びく。海外では中国スーパーリーグ杭州緑城でも指揮し、2019年には日本サッカーに殿堂入り。現在は愛媛県今治市を拠点とし、サッカークラブFC今治の運営会社、株式会社今治.夢スポーツで「次世代のため、物の豊かさより心の豊かさを大切にする社会づくりに貢献する」を企業理念として、サッカー事業だけでなく自然体験の環境教育事業や学校法人の運営、学生主導のワークショップなど様々分野で活動している
Profile
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澤田智洋
一般社団法人世界ゆるスポーツ協会 代表理事
1981年生まれ。幼少期をパリ、シカゴ、ロンドンで過ごした後17歳の時に帰国。2004年広告代理店入社。映画「ダークナイト・ライジング」の『伝説が、壮絶に、終わる。』等のコピーを手掛ける。 東京2020パラリンピック閉会式のコンセプト/企画を担当。2015年に誰もが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。 これまで100以上の新しいスポーツを開発し、20万人以上が体験。海外からも注目を集めている。 また、一般社団法人 障害攻略課理事として、ひとりを起点に服を開発する「041 FASHION」、視覚障害者アテンドロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスも多数プロデュースしている。著書に「ホメ出しの技術(宣伝会議)」「マイノリティデザイン(ライツ社)」「ガチガチの世界をゆるめる(百万年書房)」。
- ライター:庄司智昭
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編集者。「人口減少時代の豊かさを探求する」という言葉を大切に、ローカル事業者やスタートアップのコンテンツ制作をサポートしています。ローカルマガジン「おきてがみ」をnoteで運営中。
この記事の連載Series
連載:こここインタビュー
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